青葉山〜権現森〜蕃山〜太白山

2023年02月03日(金) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 25.9km
• 登り: 1,238m
• 下り: 1,236m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:17
• 合計: 7:02

距離 25.9km 登り 1,238m 下り 1,241m

8:50 太白山登山口
9:49 9:51 化石の森
10:29 10:33 表参道口
11:00 権現森南峰
11:18 11:21 権現森
11:57 葛岡口
12:01 12:02 表参道口
12:45 12:48 西花苑登山口
13:15 蕃山
13:32 西風蕃山
13:53 13:54 南風蕃山
15:09 15:12 太白山
15:52 太白山登山口

天候

曇りときどき雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

コースはおおむねよく整備されている。太白山の北側と西側の登山道は滑りやすい急坂が続く。

写真

2/3 9:06

「太白山自然観察の森」に駐車し、高速道路沿いに進んで青葉山を目指す。「治山の森」に入るともみの木が多くなり、原生林の趣を感じる。

2/3 9:50

青葉山の散策路を下って「化石の森」に入る。小規模ながらオーバーハングした岩壁と氷瀑が見事。

2/3 10:14

化石に森から郷六に出て、生瀬橋で広瀬川を渡る。水面に水鳥。

2/3 10:29

松尾神社に至る表参道は線路を横切るため通行禁止。西に50mほど進んで踏切を渡り、線路沿いに迂回する。

2/3 10:32

権現森の名前は、頂上の「松尾神社（松尾権現社）」が由来と聞く。鳥居をくぐって登るコースが表参道だろう。

2/3 10:56

山頂手前の古い石の階段。個人的に権現森で一番グッとくる場所。

2/3 10:59

立派な覆い堂を持つ松尾神社。醸造と五穀豊穣の神様である。

2/3 11:16

権現森北峰。東屋が整備され、今ではこちらが権現森となったようだ。藩政期には藩主のお狩場だった山。

2/3 11:21

山頂の三角点に「権現森北峰」の可愛い石の表示があった。

2/3 11:57

下山は「見晴らしの森」の葛岡口。こちらのコースはアップダウンや急坂があり比較的変化に富んでいる。

2/3 12:03

新落合橋を渡って西花苑団地を目指す。

2/3 12:06

斉勝川が広瀬川に合流する橋から対岸の「岩笠」がくっきりと見えた。

2/3 12:46

西花苑球場脇の三角点を訪ねたあと、団地最奥から蕃山登山道に入る。

2/3 13:11

西花苑からのコースはよく整備されている。開山堂まで散歩ついでに歩けそうだ。

2/3 13:32

蕃山は通過するだけと思っていたが、つい欲が出て西風蕃山に立ち寄る。

2/3 13:53

ついでに新たに命名された？「南風蕃山」にも立ち寄る。「ハエバンザン」かと思ったら「ふぇ〜ばんざん」とあった。無理がないか？

2/3 13:57

南風蕃山から違法伐採地に続くブル道に出る。出会いの土の斜面にロープが設置されていた。

2/3 14:19

舗装路まで下りず、立石神社から馬越石トンネルを経て太白山に向かう。

2/3 15:08

北側から太白山山頂を目指す。一昨日ゆるんだ雪が凍って滑りやすく、腕力に頼っての登山となった。

2/3 15:15

下山は西側。かつては愛好家？限定のチャレンジルートだったが、今はロープが設置されて格段に歩きやすくなった。でもものすごく急斜面。下りきって舗装路を少し歩き、太白山自然観察の森を経由して駐車地点に戻った。

撮影機器：

TG-615 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

umeo3

　権現森を訪ねるついでに化石の森の氷瀑も見たいと思ったのが今回の山行のきっかけ。それが、つい欲が出て蕃山へ、さらにここまで来て無視できない気がして太白山へ。結果「仙台の里山巡り」なってしまった。久々の行動時間7時間越え。日が短い時期ゆえに休憩をあまりとらずに歩いたせいで、最後は少々バテてしまった。
　権現森には二つの山頂がある。南峰は松尾神社が鎮座し、北峰は標高313mの最高所である。北峰は東屋などが整備されだいぶ山頂らしくなったが、鳥居をくぐり古い石段を登ってたどり着く南峰には、近郷の信仰を集めてきた趣があるように思う。
　蕃山に「南風蕃山」の名がついた峰があることをネット上で見つけて立ち寄った。51番鉄塔からピンクテープに導かれて進むと357mのピークに新しい山名板があった。最近ルートの整備とともに設置されたもののようだ。
　太白山は生出森八幡神社の石段が地震の被害を受けたことで正規ルートが登れなくなったため、北側や西側が登山ルートになっている。ロープが新たに設置されていたが正規ルートに比べてかなりの急坂なので、通行には細心の注意が必要だろう。
　仙台市街からほど近い里山は、それぞれに特徴があって面白い。やはり、一つずつじっくり楽しむべきだったかと思う。