北穂高〜涸沢岳〜新穂高
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 1,992m
- 下り
- 2,397m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新穂高温泉〜平湯温泉〜新宿(バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂〜涸沢岳間:鎖場はすれ違いを慎重に。 白出沢の下り:最初のガレ場でルートがわかりづらい。砂地でのスリップ注意。 |
その他周辺情報 | 平湯バスターミナル3階は露天風呂が最高! |
写真
感想
3週連続で上高地にやって来ましたw 8月は天候の影響でほとんど遠方に行けなかったので、その反動みたい。早くしないと夏が終わっちゃう!
北穂高〜涸沢岳間もやはり天気の影響で断念しているので今回リベンジです。
上高地を出発し、まず横尾を目指します。何度来てもここは苦手。うーん、長い、つまんない…。横尾を過ぎると涸沢までは前半はほぼ平坦な道、後半にかけて勾配がきつくなります。紅葉はまだですが、所々色づき始めた木々の葉が秋の気配を感じさせます。涸沢はこの場所にしては珍しく静かでした。あまり人の声が聞こえない。時間が早いからか、先週の連休がピークだったのか、明日やって来る人が多いのか? おかげで涸沢小屋の、いつもは占有されいて座れないベンチに腰を下ろし眺望を満喫することが出来ました。
涸沢小屋の右手に進み、急勾配の登山道を進みます。岩場もありますが、手がかりが随所にあり、それほど難しくないと思います。高度が上がるに従い眼前の光景が変化し、下の涸沢ヒュッテが小さくなって、雲が近くなってきます。最後の登りが終わり、北穂高山頂に到着すると、穂高や槍のダイナミックな眺望が迎えてくれます。写真を撮って頂いた方、ありがとうございました! 北穂高小屋は降りてすぐです。韓国の団体がいて、ハングル語が飛び交い、逆に自分が異邦人のような気がしてしまいました。予約をしていなかったのでどうかなと思いましたが、布団一枚確保し部屋に入ることが出来ました。予約は2階、予約なしは3階の部屋が割り当てられるみたいです。確かに2階の方が広々としていました。外のテラスは展望が抜群。雲海を下に見つつ、持参のワインを飲みながら優雅な時間を過ごしましたw ここの小屋は生姜焼きがおいしいそうで、香ばしい香りが漂ってきましたが、自炊派の自分はぱぱっと出来るちらし寿司を作ってまた乾杯しました。
翌朝も快晴です。雲海から昇りくる日の出は圧巻でした。
涸沢岳方面は、笠ヶ岳などを背景に絶景を眺めながら岩場を越えて行くダイナミックなルートでした。要所に鎖があり、ボルトが打ってあったりしますので慎重に行けばそれほど問題ないと思います。注意したいのは落石です。1度「ラク!」の声を聞きましたが、落下で岩が互いに共鳴するような音量を立てて谷底へ落ちて行きました。また、奥穂方面からの登山者も多いため、譲り合うことが大事だと思います。
涸沢岳に到着すると直下に穂高岳山荘があります。山荘裏手の白出沢コースで下山することにしました。このコースは初めてですが、なかなかハードなコースでした。最初はガレ場ですが、ルートファインディングというかルートルージングしてた感じですw ペンキ印がありますが何度か見失ってしまいました。足下ばかり見ていましたが、途中気がつくと笠ヶ岳の巨大な山体が目の前に座っていました。
ガレ場が終わり鉱石沢に差し掛かると、流れ落ちる滝を眺めながらトラバース。崩落した巨岩が積み重なった光景など、何やら自然の凄みを感じるルートでした。天候次第では結構怖いかも。岸を渡ってからは通常の揺るやかな道になります。登山口にたどり着いてからは車道になり、新穂高まで1時間弱ですが、ここからが気分的に長く感じました。
9月の週末は天気が大当たりですね。それでも夏山シーズンは短くて寂しい😣
秋は紅葉を見にまたどこか行きたいです!
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