白山(激パウ周回)御前峰-西面台地-釈迦岳-宮谷-キヤヌキ谷
- GPS
- 15:34
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 2,925m
- 下り
- 2,928m
コースタイム
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
1月2月の白山が楽だったことはない。下山後は「もうしばらく白山はいいです」と言っているが天気と休日とメンバーが揃えば来てしまう。今日は先生から「1時半発でいいぞ」との指令だったので時間通りに出た。立派な高速道路が出来ている。どこで追いつくのか。頑張っても頑張っても先行の明かりが見えない。別当出合の手前でふしき君に追いついた。相当お疲れのようだった。そりゃ22時とかに出てきたら眠いよ。若者は睡眠時間が必要なのです。僕は別当出合まで高速道路タダ乗り。道中は山K君が牽きまくりだったらしい。こわっ。
一本橋を渡って石畳を登ると空が明るくなってきた。満月のおかげで稜線がくっきり見える。雲ひとつない素晴らしい天気だ。気分も上がってペースも上がる。林道を牽きまくってきた山K君は山に入ってからも元気だ。甚之助小屋から先、みんなは最短ルートで谷を詰めていった。僕は早く日の光を浴びたいので展望尾根の方から。尾根へ向かう途中はいつもカチカチだが今回は昨晩の降雪のおかげでシールで行けた。低い太陽と北アルプスの眺めが素晴らしい。尾根を登れば御前峰。僕はかれこれ1年ぶりだった。白山は遠いので。ここで岩さんが引き返し。まだ朝早い時間で雪は良く、慣れ親しんだ砂防の尾根を滑るのはめちゃくちゃ快適だっただろう。みんな自分の体力と相談して引き返す判断をしてくれるのはとても良い。他人の身体のことは本人にしかわからないから。
室堂を過ぎたら各々のペースで山頂を目指す。冬の白山は空気が薄くてつらい。今日は「絶対に滑落できないガチガチの北斜面」を滑らなくていいので良かった。御前峰からぐるっとトラバースして湯の谷方面の尾根へ。雪は素晴らしく良かったが釈迦岳まで太陽サンサン灼熱の200mの登り返し。釈迦岳から宮谷まで再びお楽しみの時間を過ぎたら150m登り返し。飴と鞭。こんなに登り返しの多いルートを真冬にやるもんじゃない。山K君は最後までトップをぐいぐい引っ張っていた。ラッセルしている先行に追いつけない。これが例の超常現象か。登れて滑れて地形も読める。先生もよくこんな逸材を見つけてきたもんだ。それに山行中の落ち着きが、とても20代とは思えない。もしかして転生者なんじゃないか。何周目だ? 冬山で追いつけない経験をしたのは久しぶりだったので、ものすごく刺激を受けた。帰ったらトレーニング頑張ろう。
厳冬期のまたとない快晴予報、Big Dayは以前から温めていたハードな周回を提案、白峰から白山をぴくるだけじゃ物足りない、山や谷を繋げて縦横無尽に機動力を活かそう。
深夜0時発の約束、パクは1時半であったがマイペースで歩きたいのでふしき君とがんとフライイングした。百万貫手前で山Kに追いつかれ、ここからがんと三人でラッセルを回す。
別当出合に4時過ぎ到着、ふしきくんが中々来ない色々トラブったようだ、この先も長くて大変なので安全第一でここで引き返してもらうことにした。無理は禁物、次回リベンジして下さい。早々にパクは到着、3時間台で別当出合に来る化け物であった。
雪どっさりの一本橋を果敢に攻めて対岸に渡るとあとは黙々ラッセルして高度を上げるだけだった。エコーライン下でガンが登頂はアカンかもしれないと言う。そんな寂しいこと言うなよと思ったが無理させて万が一のことがあるとまずいので自己判断に任せた。弥陀ヶ原手前で引き返したようだ。
無事79ヶ月目のお参りをすればあとは楽しく周回するだけ、西面台地は最高のロケーションだった。素晴らしい景観と激パウ、ぜひ多くの人に来て欲しい場所だ。
湯の谷に落ちて釈迦岳への登り返し元気なツートップはガンガンラッセルしてくれた。釈迦岳から展望の尾根を滑走し宮谷へ落ちて行く、ここも激パウであった。宮谷から最後の登り返しも若きエースに昇格した山Kがガンガンラッセルしてくれた。YSHRはついていくだけでも大変であった。
最後の谷も激パウでこの周回コースは激パウ周回コースであった。ふしきくんは是非さらに強くなってリベンジして下さい、待ってます。ガンも是非、弥陀ヶ原まで行ったら最後は体力もそうだけど精神力が一番だと思う。
皆さんそれぞれに課題はあるはず、さらに自分を高めて人生頑張ろう、人性楽しんでなんぼです。
まあ今日は疲れました。自分もまだまだ修行が足りない!
今日は白山参りの日、ボス、パク、やまK、ガンちゃん、ふしき、僕の総勢6人で行くことになりよっちゃん山行のはずが…脱落山行となってしまった。
0時発の予定だったので23時10分過ぎに白峰ゲートに着いたらボ、が、ふの3人がスタートしていった…最近はフライングスタートが過激になってもはやスタート時間の設定は崩壊しているっす。
23時40分頃スタート、やまKは5分先にスタートしていった。パクは1時半発です。ガシガシ飛ばすけどKのライトは見えない、百万貫岩を過ぎた辺りで捉えた。よく見るとふしき…不思議だ。シールのダンゴで苦しんでいる、こっちもダンゴ…ダンゴ2兄弟ですな。ダンゴを取ってワックスを塗って先行を追う。1km程進んで振り返るとライトが見えない不思議…、もうトラブルはないはずだけど。
市ノ瀬を過ぎ3kmほどの所でやっと追いついた、ラッセルの少ない時間差ありすぎはマジしんどい、足に靴擦れが出来てしまった。別当の休憩舎で休憩と治療、不思議を待とう。遅い…ボとがんが先にラッセルをするとスタートした。マジ遅い、不思議はもう6時間以上かかっている…10分位でパクと同時に到着、パクは4時間かかってないし…。疲労困憊の不思議はここで脱落です。
ブーツラッセルで登る、ここは先頭になり林道の分を挽回するしかない。元気だったガンちゃんは遅れだす。やがて明るくなりハッピー、絶景に囲まれています。甚之助手前の風がない所で休憩しみんな合流、さて行きましょう。パクはクトーを持ってきていないからといい展望尾根に向かった、僕たちは沢筋を行く。さてどちらが早いだろうか。
今日はクトーがいらなかった。ここもラッセルをしてサクサク登って行く。やはりガンちゃんは遅れている、今年は体力の低下が著しいな…。稜線に登り上げた、やっぱり沢筋が早かった。ボスも合流して弥陀ヶ原に行く。ガンは敗退をちらつかせていたらしい。
大雪原の弥陀ヶ原、いつ来ても寒いがガシガシ進めば問題ないっす。サックっと室堂に着き休憩した、ボスが到着、ガンは弥陀ヶ原で帰って行ったと行っていた…、脱落2人目、この先も長いから仕方がないだろ、残り4人でがんばろ。
ピクってお参り、2月参りが無事終わりました。この先は新規ルートを行く。西面から湯ノ谷、釈迦岳、東高山尾根、キヤヌキ谷と谷を繋いでいくルート…とてもハードです。
北面斜面はどこまでも続く激パウ…、今シーズン一番の至福でした。このルートは2月限定だと思った、新しいお参りルートができました。とてもハードで危険なので真似をして行かないでください。。。
今日こそは遅れをとらないように、YSHR先生、がんさんに続いてフライングスタートをしたもののシールが酷い団子で一向にペースが上がらない。スクレーパーで雪を取り除くものの100m程歩くと高い気温と降雪によって、シール全面に雪がこんもり、、、。それの繰り返しで山Kとかたやさんにも抜かされる。板とシールをしっかり冷ましてから、出発しなかったからでしょうか。それともスノーシェッドでシールを濡らしたような気も、、、。そんなこんなで疲労困憊の中なんとか別当出合まで到着。僕は、これ以上皆さんを待たせるわけには行かないのでここで引き返すことにしました。帰りはひとりのんびり風嵐ゲートに8時くらいに着きました。
長時間の山行では、体力はもちろんですが、装備の扱いにも慎重を期することが肝要だと実感しました。
今月のコースも登り返し2回、お腹いっぱいになるまで登れそうだ
いつも下りはみなさんに着いていくだけになってしまうので林道で仕事をしなければいけない、フライングの先生に百万貫手前で追いついてトレースを伸ばす
先行を追いかけるよりラッセルの方が気が楽で良いということが分かった
ふしきは別当までとなった、スキーヤーはオフシーズンに東京まで自転車で行くと強くなれると思ってます
橋はいつも通り最後尾で楽をしたけど対岸の段差が先月よりも過激になっていて、上がるときはかなり緊張した
あとは御前峰までいつも通り(といっても自分は4回目)、ラッセルの浅いルートを選んでいく
無事にお参りが済んで先生と大魔人さんの今月のタスクが済んだ。自分もなんだかんだ11ヶ月続いてしまっている。。。
西面は展望よし斜面よしで山スキー最高となった、湯の谷へ落ちる急斜面は激パウダー
お楽しみが終われば仕事がある、パクさんと半分ずつ釈迦岳までトレースを作った。着いて別山を眺めながらのんびりして素敵な時間を過ごした
尾根を滑ったあと宮谷へ落ちて2度目の登り返し、標高差は100ほどだけど雪が重い、行動時間も10時間を超えてきた、こういう試練はテンション上がる
キヤヌキ谷も北斜面で雪は生きていて最後楽しんで林道へ
1時間ほど歩いてゴール、思う存分登れて滑れて白山最高となりました
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