そうだ、‘ツルギ‘に行こう!!in早月尾根
- GPS
- 11:45
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,615m
- 下り
- 2,617m
コースタイム
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立山インターより約50分ほど 馬場島まで行きやすい道です。(一部1車線区間あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口は‘試練と憧れ‘の石碑の右奥から。 序盤は木の根っこが多いが、整備されているので道迷いは少ない。 2800mの標高版より岩場が多くなり、鎖箇所が増えてくる。 岩場・鎖場は気をつけて通過すれば、問題ない。(下りは慎重に) 岩の殿堂だけあってヘルメットの着用率は8割ほど。 トレランシューズは約2割ほど。 |
その他周辺情報 | 馬場島より約30ほどの湯神子温泉(500円) |
写真
感想
北アルプスの中でも独特の存在感があり、登山者を惹きつける剱岳。
去年よりアルプス3大急登である早月尾根が行きたいお山リストに挙がっていましたが、北陸は結構遠いので、なかなか実現できずにいました。
学生時代に剱沢方面から登ったことがありますがこの時は山頂でガスられて展望は無し、今回2度目の挑戦で絶景を目にすることができるか?
週間天気予報を見ると23日が晴れマーク。
23日がお休みで丁度前日の22日も時間が少しできたので、
‘思い立ったが吉日‘と単独を覚悟して、山友達にお誘いしてみると、
丁度N氏も予定が空いていたので、N氏と2人での山行となりました。
今回2200m登るので、カメラは軽いデジカメとも思いましたが、
今年は晴れたアルプスを撮ってないので、カメラは5D2を選択。
バックを合わせると約2.5キロになりますが、この日は天気が味方してくれました。
今回はN氏に車とトレーラーを出してもらい、深夜割引の関係で立山インターの手前の流杉PAで車中泊で前泊して臨みます。
初めてのトレーラー泊でしたが、ぐっすりと快眠できて気持ちの良い体験が出来ました。
4時ごろに馬場島(ばんばじまと読む)に着くと公共駐車場は5~6割埋まっている感じでまだ空きがありました。
ちなみに駐車場の気温は9度。
早速準備をしてあの有名な‘試練と憧れ‘の石碑の横からヘッデンを付けて登り始めます。
序盤から急登がはじめり、木の根っこが嫌らしく登山道を埋めています。
1000mからは200mごとに案内板があるので、目安にはちょうどいいけど、
この時点であと2000m登ります。
高度をドンドン上げて、周りの山のスカイラインが浮き出てきて、だんだんと明るくなってくると、となりの猫又山がどっしりとかっこよく、振り返ると富山の街並みと富山湾・能登半島も見渡せます。
日の出付近が少し寒さを感じて4℃ほど。
ただ稜線にでないと風はなかったので丁度いい感じ。
今年は天候不順で満足のいく景色が見れてなかったので、
この日のドピーカンに胸が躍ります。
早月小屋に到着するとお日様もこんにちは。
行程的には丁度半分くらい。
恒例の山バッチを購入して、少し休憩してからここでヘルメット装着。
岩の殿堂と言われるだけあってヘルメットの装着率は8割強ほどほとんどの方が装着されていました。
途中からはギザギザの山頂が見えて人の姿もちらほらと、
降りてくる方から「富士山も南アルプスも見えるからがんばってね」と声をかけていただいて、360度のパノラマを楽しみに登ります。
2800mの案内板を過ぎると岩場と鎖場が多くなります。
鎖も太くしっかりした鎖なので安心です。
楽しみにしていた‘カニのハサミ‘は通過してみて、
もしかしてこれが‘カニのハサミ‘?と正直、拍子抜けでした。
岩に打ってあるボルトもヤマレコでみて楽しみにしてましたが・・・。
これを過ぎると分岐の標識が出てきて剱沢との合流です。
ここで一気に景色が広がり、パノラマが開けて、もうすぐ社のある山頂です。
丁度6時間で山頂到着。
2200m登ってきた甲斐のある景色が広がり、
見える山はすべて見れるというほど周りは山だけ。
富士山を筆頭に南アルプス・槍ヶ岳・白馬方面・前回ガスって見れなかった赤牛岳の姿も♪
今年のうっぷんをこの景色で晴らすことが出来ました。
「やった〜〜〜!!」
山頂には鈴鹿で有名なMさんのかっこいい山名版があり、これを掲げて記念のパチリ。
山頂では意外にも風が無く、ポカポカと気持ちの良い天気で防寒着の出番なし。
山頂では1時間まったりと過ごして、
「またいつか来るね」と挨拶をして下りに入ります。
早月尾根の核心部はこの下りにあります。
登りは体力的にきついですが、2200m登ってからの下りは要注意。
岩場・鎖場も登りよりもスリリングになります。
落石も格段にあがるので注意が必要。
13:18に早月小屋に着けば一安心。
丁度小屋前で2L入れたスポドリが切れたので、小屋でポカリを500円で購入。
小屋前で休憩していると一気にガスが上がってきて山頂がガスの中へ。
ガスも良く持った方だと思います。
少し休憩してここからもどんどん下ります。
下りで楽しみにしていたのは登りでは暗くて分かりにくかった
「巨木とのふれあいコース」(笑)
登山道わきに見事な巨木が何本もあります。
その中の1本が存在感抜群。まさに‘早月の主‘ってかんじ。
ゆっくりと撮影しながらくだり、松尾平でもうすぐ早月尾根も終わりだなぁとかみしめながら歩いて、1000mの案内板であと1キロ。
川の音が聞こえだしてくると石碑のある登山口に到着。
下りは4時間半。
ここも行きは暗くて分かりにくかったですが、
N氏と2人で無事に登り終えてパチリ。
駐車場からは山頂が見えるおまけつき。
帰りの温泉は車で30分の湯神子温泉(500円)へ。
汗を流して5時間かけて愛知へ帰還。
これでアルプス3大急登も制覇。
快晴の中、早月尾根で剱岳に登れて、思い出に残る山行になりました。
ブログにも掲載予定です。
http://climblike.blog.fc2.com/
climb-likeさん、こんばんは
劔いいですね。私もN氏のトレーラーで連れてって欲しかったです。
それにしてもいい天気で展望も最高でしたね。
見事登頂お見事でした。
来年は、いよいよ劔目指してみようかな。
higurasiさん、おはようございます。
今回、お誘いしようかと思いましたが、日程が変則だったの・・・。
天気が良かったのが本当に良かったです。
今回の山行でスッキリしましたよ。
そろそろコラボ登山したいですね。
秋か冬の鈴鹿?でお会いできるのを楽しみしています。
Nさんとご一緒に、剱岳・早月尾根ルート登られましたね。
良い天気に恵まれて良かったです。
お誘いしていただきましたが、ご一緒できず残念でした。
行きたい山でしたが、今回のレコを参考に来シーズンチャレンジしたいと思っています。
剱岳の銘板を作られた方に、昨年12月・油日岳山頂で出会いました。
偶然にも感動的な出会いでした。COOPERさんも一緒でした。
鈴鹿の山銘板は全てこの方が作られたとおっしゃってました。
アンニョンさん、こんにちは。
ありがとうございます。
いい天気の日に登れたことが良かったです。
急なお誘いですいませんでした。
来シーズン、ぜひCOOPERさんとチャレンジしてください。
剱の山銘版はずっしりとして、とてもかっこよかったです。
Mさんとの出会いのエピソードはまさに一期一会でしたね。
こんにちは。登頂,おめでとうございます。
早月尾根いいですね
ものすごく登り甲斐がありそうですね。
急登のあとの下りは,一番足にきますが,
見事なペース配分です。さすがです
素敵な山に,素晴らしい景色!見事な登頂!
すべてが最高のレコでした
totokさん、こんにちは。
ありがとうございます。
早月尾根は登り甲斐がありましたよ。
登った分だけ下る、当たり前ですが、長いですね〜。
下ってるとよくこれだけ登れたと感じます。
今はやっぱり筋肉痛になってガチガチになってます(笑)
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