岩菅山
- GPS
- 08:59
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 502m
- 下り
- 954m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:59
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
寺小屋クワッド 410円(リフト乗場で支払) |
写真
感想
今日は有休取って岩菅山へ。残雪期ならともかく今の時期に行く人は限られるだろう。
志賀高原の一の瀬クワッドと寺小屋クワッドを乗継いでゲレンデトップへ。寺小屋スキー場のリフト乗場で1回券を買おうとしたら係員がびっくりしていた。
出発時点では曇っていたが天候は除々に回復してくる。雪はたっぷりあり最初から踝〜膝下くらいのラッセルとなる。先行も後続ももちろんいない。寺小屋山と金山沢の頭を巻くのにも少し苦労した(とこの時点では思った)。
稜線に出ると雪屁とシュカブラが続いている。ただし新雪なので固くはない。尾根を歩くとシュカブラのアップダウンが大変になる。予想はしていたが時間がかかるので、なるべく雪屁の下を巻くようにして歩く。雪屁の下は吹き溜りで膝まで埋まる。ラッセルでそれほど時間は稼げなかった。
ノッキリの手前で稜線に戻り最後の登り。もうガスはすっかり消えた。山頂直下はガリガリかなと思ったがしっかりパウダーが残っている。
目標の14時前に何とか登頂。避難小屋は完全に埋まっていてどこにあるかわからなかった。風もなく、360度の快晴で来てよかったと思った。
記念撮影をしたらいよいよ滑走開始。貸切のオープンバーンをあっと言う間に降りる。最高の気分だ。気温が上がってきたせいで板に雪が着いてしまい、ワックスを塗り直してからさらに降りる。
しかしここからが大変だった。薮の中を登り返して支尾根を乗っ越し、アライタ沢まで下りたが沢割れしていて沢床を滑れない。仕方なく高巻いたがこれが大変でかなり時間を食ってしまった。ようやく開けた下部に出るが今度は斜度がなく下りラッセルとなる。新雪でふわふわのスノーブリッジをどきどきしながら2回渡渉し、何とか林道に出た。
暗くなりつつある中、トレースなどある筈もない林道を1時間ラッセルしてようやく除雪終了点に到着。ここからは3倍速になり18時過ぎにようやく一の瀬の駐車場に戻ることができた。
しかし本当の核心はここからだった。駐車場の向かいのホテルが除雪作業を始めていて、ロータリー除雪機が飛ばす雪が容赦なく車に降ってきている。周囲は既に真っ暗で気温がどんどん下がる中、大量の雪を浴びながら片付けをしていたら冷えてしまい低体温症になりかかったらしい。車で走り始めてからしばらくして両手が激しく痺れ出した。足も少し痺れている。さらに目を開けるのもつらくなってきた。判断力の低下も感じられ、エンジンブレーキを上手くかけられない。これでは凍結した下りのヘアピンカーブを通過できないだろう。途中のチェーン着脱場で車を止め、乾いた服に着替えて少し休んだらようやく痺れが止まり復活してきた。ようやく安心して帰路についた。
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