秋の香薫る白山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,909m
- 下り
- 1,896m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にポスト、トイレ 一か所危険なガレ場あり |
その他周辺情報 | 登山口に温泉あり |
写真
感想
白山はこれで2度目となる。
比較的短時間で行けるし3000m近い山の雰囲気を持っているとても好きな山だ。
今年初めてテント泊をやろうと思いテントを買ったが前回の山行である鳳凰三山ではテントを持っていったにも関わらずテント場が込みすぎて山小屋泊となりテントを活用できなかった。
丁度、連休が取れたので急遽近場の白山でテント泊を決行した。
気温は20度ほど、天気は晴、最高の日和となった。
平瀬道しかまだ知らないが登っていくうちあちこちで紅葉が目立ち始めた。
もうそんな季節なんだろうか?考えてみれば今年は9月に入ってから急に秋めいてきて過ごしやすくなった。毎年9月と言えば夏の延長のような気がしていたが・・
白山は岐阜方面からはほとんどその姿が分からない。御嶽山のように「どや!」って感じがないのに2700m級の山だ。
「能ある鷹は爪を隠す」だ。
しかし登ってみると明らかに他の山と違って植生が変わっていくことから高い標高を持っていることがわかる。
その白山が秋を彩り始めていた。
南竜ヶ馬場(みなみりゅうがばんば)のテント場では10張りほどのテントがあった。
広い敷地に300円の料金は安い。水も豊富でなんと蛇口のついた炊事場まである。
トイレは・・まあ・・こんなもんでしょう
テント場に着いたときは直射日光下では暑さを感じたが日が暮れるとあっという間に寒くなった。
持ってきている上着を全部着込んでシュラフに潜り込んでもゆっくり眠れない。寝ては起きての繰り返しとなる。テントの中で息が白くなるほどだ。防寒着をもっと持っていくべきだった。
夜中にトイレへいくため起きて空を見ると信じられないくらいの星が瞬いていた。
生活圏で見ている星はほんの一部でしかないのだろう。
天の川がうっすらとまるで本当の川のように見え、しばし時が経つのを忘れて見入ってしまう。
昨晩の壮大な天体ショウを楽しみ、朝起きてみるとテントは霜に覆い尽くされていた。
霜というより氷でテントをタオルではたくとガサガサと氷が剥がれて落ちる。いやはや9月だというのに。
テント場を後にしてトンビ岩あたりで一休み。室堂を通って山頂に着く。
ここからは360度の展望ができ遠く御嶽山や北アルプスの山々が見えた。
帰り道ではところどころに紅葉の入り混じった秋の気配を楽しみながら2時間半ほどで無事下山した。
若い時分は(いや、今も若いと思っている)やれ山だの花だの、紅葉だの、全く何の興味もなかったが近頃、山だの花だの紅葉だのを見ると「ああ〜きれいだなあ」と素直に思える。
これを「歳」というのだろうか・・・
コメント
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テント泊とは存分に楽しまれてますね〜
私も先週末に白山へファミリー登山してきました。
同じく2度目ですが大好きなヤマです。
テント泊からは遠ざかっていますが、日帰りや山小屋では味わえない楽しさがありますよね。重いけど(笑)。
テント泊、むちゃくちゃ寒かったです
寝て起きての繰り返しでした
今年はもう2000m級の山のテント泊は無理ですね〜
ちなみにザックの重さは14キロでした。
ビール三本が余分でしたね
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