稲村ヶ岳 青空霧氷の下で宝剣との邂逅

2023年02月17日(金) [日帰り]

• GPS: 08:14
• 距離: 16.2km
• 登り: 2,031m
• 下り: 2,036m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:24

7:41 母公堂
7:55 7:56 母公堂・五代松鍾乳洞への分岐
8:49 8:59 法力峠
9:39 9:40 パオーン杉
10:05 10:16 高橋横手入口(アイゼン装着)
10:48 11:03 稲村小屋
11:43 11:45 大日のキレット
11:56 12:23 稲村ヶ岳
12:29 12:36 宝剣
12:50 13:02 大日山
12:47 12:47 大日のキレット
13:14 13:30 稲村小屋
13:30 13:36 稲村小屋(昼食)
14:24 14:24 パオーン杉
14:50 14:58 法力峠
15:37 15:37 母公堂・五代松鍾乳洞への分岐
15:50 母公堂

天候

晴　朝の登山口は−11℃ 昼の稲村小屋玄関前は−5℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

母公堂の駐車場(1日800円)を利用。隣接してトイレもあります。

コース状況／危険箇所等

登山口からいきなりの雪でその下に氷が隠れていましたが、注意すればアイゼン着けるほどでもありません。ただ、法力峠まで北斜面の植林の下の道で雪や氷が残りやすいので、一定の注意は必要です。
法力峠から先は徐々に雪が増え、狼尾の中腹を巻く高橋横手は積雪の状態で大日のトラバース以上に難路になることもありますが、今日はそこまででもなくすんなり山上辻に。
大日のトラバースはそこそこの雪もあり楽しめました。

その他周辺情報

山麓の洞川温泉街で日帰り入浴や飲食ができますが、今日は”どころではなく”パス(^^;

写真

2/17 7:40

いつもの母公堂から出発。
平日のためか他に駐車なし。
ヒトが働いとる間に登る山が一番気持ちエェ〜師匠談(^^

2/17 7:42

登山口から雪。
というよりその下に氷。

2/17 8:17

足元に氷華の花盛り。
ピンボケばかりで残念(^^;

2/17 8:40

朝日が射し始めた。

2/17 9:00

法力峠の先から三ッ塚。
こんなに高かったっけ。

2/17 9:06

植林帯の中を進む。

2/17 9:26

樹間から大日山。
霧氷をまとう姿が美しい。

2/17 9:35

左上の道はシェイクスピア状態なので右下から。

2/17 9:36

でもこちらもツルッツル。

2/17 9:41

パオーン桧を通過。

2/17 10:13

高橋横手の手前でアイゼンを装着。

2/17 10:16

ピッケルも今季初登場。

2/17 10:29

ここからトラバースの連続。

2/17 10:31

お地蔵さまにご挨拶して通過

2/17 10:32

次々とトラバって、

2/17 10:38

落ち桟橋を通過すると、

2/17 10:49

山上辻に到着。

2/17 10:50

青空霧氷が嬉しい。

2/17 10:50

稲村小屋の軒先で一息。

2/17 10:50

気温は−5℃弱。
下より暖かい。

2/17 10:54

指宿で買ってきた山川漬けの🍙で腹の虫のご機嫌を取り、

2/17 11:12

大日山を仰いで出発。

2/17 11:22

大日山の直下から、

2/17 11:27

大日のトラバースへ突入。

2/17 11:31

今日の雪はややサラサラ。

2/17 11:33

ツララの下を潜る。

2/17 11:44

抜けて大日のキレット。

2/17 11:44

霧氷が陽光に輝く。

2/17 11:45

稲村の中腹から大日を見返る

2/17 11:51

霧氷の樹冠からレンゲ辻。

2/17 11:45

その先に山上ヶ岳。
さらに右奥に竜ヶ岳。

2/17 11:55

霧氷まつり。

2/17 12:02

ブナの樹肌にも霧氷。

2/17 12:10

稲村ヶ岳。1726m

2/17 12:16

で、今日唯一のグルフォト。

2/17 12:10

弥山や八経は雲の中。

2/17 12:19

大普賢岳。
いつもとは裏からの姿。

2/17 12:19

眼下の霧氷が眩しい。

2/17 12:19

山上ヶ岳。
今も女人禁制の大峰山。

2/17 12:20

西に観音峰から三ッ塚。
左に下って観音平。

2/17 12:17

その先彼方に金剛山葛城山。

2/17 12:22

霧氷の斜面を下り帰途に。

2/17 12:28

途中で雪の壁に取りつき、

2/17 12:30

強引に急登して、

2/17 12:35

宝剣に初めてご対面。
やっと逢えた❢❢

2/17 12:38

え？こんなトコ登ったっけ？
を下る(^^

2/17 12:47

大日山。西面は猛々しい岩壁

2/17 12:47

東面は華麗な霧氷の装い。

2/17 12:55

の下の帰りトラバース。

2/17 12:58

横倒しの”山”の字ツララ。

2/17 13:14

稲村小屋まで帰着。

2/17 13:24

軒先を再び拝借。

2/17 13:24

今日のヤマ麺は、
街の熱愛グルメ焼きほたて風

2/17 13:35

いかにも冬の景観と師匠。
絶賛どおりに撮れたかどうか

2/17 13:35

陽光に滴る霧氷に春を想う。のはikoma。

2/17 13:42

名残りを惜しみながら、
高橋横手のトラバースへ。

2/17 13:51

次々と現れる雪トラを、

2/17 14:03

楽しみながら下る。

2/17 14:25

パオーンをすぐそばから。
また来るよ。

2/17 14:37

樹間から大日にも惜別。

2/17 15:14

法力峠から下は氷華の道。

2/17 15:14

地味なコばかりだけど美しい

2/17 15:52

登山口にはウバユリの宝剣。

2/17 20:40

とある事情で、
帰宅途中に点滴(≧▽≦)

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） コンパス 笛 ココヘリ ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

ikomaniyon

一年ぶりの雪の稲村ヶ岳アタックです。
昨年はノートレースの高橋横手で豪雪に苦戦して稲村小屋でタイムアップ。撤退しました。
山頂よりむしろ大日のトラバースを踏破することが目的となっているきらいもあり、
厳冬期を狙うため、冬の稲村ヶ岳は5勝5敗と登頂率が低いのですが、今回は青空霧氷の下を、高橋横手や大日のトラバースを楽しみ、念願の宝剣にも到達できて最高の6勝目でした。
帰路、決して油断したわけではない(と思う…)のですが、登山口まであと10分くらいの所で、
まるで罠のように丸い輪になった木の根に、見事に足を引っかけて転倒。
さらに運悪く地面にのぞいたギザギザの岩頭で右膝を強打。痛みと痺れでしばらくうずくまりましたが、幸い登山口に近く足を引きずりながらも下山できました。
母公堂の軒先で、むこうずねを流れる血の感触にイヤだなと思いながらズボンをたくし上げると、膝頭に4�僂个�りながらばっくりと裂創。
とりあえず血止めして、生駒まで帰路を急ぎ受診。さっくり3針縫われて、🍻も温泉も(^^;
※ズボンを脱がせて傷とズボンを見比べ、”すごい傷なのにズボンは無傷なんです”と、
　何度も医師に報告する「そこかい⁉」な看護師や、
　何度も注射針を刺しては失敗した(どころではないけど省略😅)あげく、詫びもなく、
　”点滴できてよかったですね”とのたまう、どう見てもベテランみたいな看護師。
　なかなか充実の受診でした。しばらくこの病院に通わないといけないようです😁
※来週末から蔵王や西吾妻へスノーモンスター遠征の予定でしたが、どうするikoma

コメント

yoriton

こにちは。
お怪我されたようでご大変でしたね。
最近、歩く時足を上げているつもりがあまり上がっていなくて、小さな岩角などに引っかけることが増えてきました。幸い「オットット」で済んでいますが、転倒して打ち所が悪いと怪我につながりますね。
股関節の不調に加えて膝の傷ではしばらくは安静がベストではないでしょうか。早期恢復をお祈りいたします。

ikomaniyon

yoritonさん。
お気づかいありがとうございます。
昨日も包帯の交換と点滴のため受診し、今日も日曜なのに13:30の受診を指定されています。
だいぶ慣れてきたように思いますが、まだ階段の昇降には苦戦しているので、ご助言のとおりしばらくおとなしくするしかないかなと😅
事情により、今日から数日妻が不在になるので、家事に不安も😥
こんなときに限って、ゴミの集積所の清掃登板が回ってきましたし。火水木土と三回も出番があるのか🤔
その代わりと言ってはアレですが、今日13時からの講演「遺跡は語る 生駒の古代」には行けませんし😱
なかなかいい巡り合わせのようです。