八ヶ岳(横岳奥ノ院)【杣添尾根をピストン】
- GPS
- 05:50
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:48
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪 |
その他周辺情報 | たかねの湯 850円 |
写真
装備
個人装備 |
ALPINE EXPERT 2 GT(LOWA)
|
---|
感想
雪山ステップアップで、先々週に硫黄岳に登頂しましたが、つぎに横岳を目標にしました。ルートが短くて、比較的難易度が高くない杣添尾根ピストンです。
海ノ口別荘地の横岳登山口に車を停めて、別荘地の間を歩き始めます。
しばらく歩くと、南八ヶ岳林道に出て、そこから横岳を望むことができました。
黒い雲を背景に、雪をまとった横岳の東壁に朝日が当たって、白く浮かび上がります。
林道の貯水池の脇から、登山道に入り、しばらくは緩やかな登りとなります。
徐々に傾斜がきつくなってきますが、雪がしっかりと締まっていて歩きやすいので、アイゼンは使わずに、ストックだけで歩けました。
傾斜がきついところは、キックステップでクリアします。
歩き始めて2時間くらいでヘリポート手前までたどり着き、勾配がきつくなってきたので、アイゼンを装着しました。
そこから少し登って、ヘリポートに到着し、そこで装備を整えました。
ストックをしまいピッケルを出し、ヘルメットをかぶります。
ヘリポートからは、横岳三叉峰を仰ぎ見ながらの直登が始まります。
勾配がきつくて喘ぎながらの登攀となりましたが、雪がしっかり締まっていてアイゼンが心地よく刺さり、至福の時間でした。
直登なので、どんどん横岳の稜線が近づいてくるのが、もったいなくて、残念で。
ピッケルを使いながら、アイゼンを利かせて、心地よくステップを刻んでいきます。
三叉峰に到着すると、これまでなかった風が吹いてました。特に稜線の西側に立つと、煽られるほどの強さでした。
まずは奥ノ院を目指して、歩き始めます。
峰と峰の間の鞍部は風が強く、雪も積もっていないので、アイゼンを履いた足場が不安定で、慎重に歩きました。
無名峰を越え、奥ノ院手前のハシゴまでたどり着くと、風は弱まり、細い尾根を足場を確認しながら一歩一歩歩いていきます。
奥ノ院は誰もおらず、360度のパノラマは独り占めでした。
硫黄岳まで行こうかと思っていましたが、風も強く、台場ノ頭を越えれるか自信がなかったので、今回はここまでとすることにしました。
奥ノ院での静かな時間を満喫したあと、三叉峰に戻りました。
三叉峰でも眺望を楽しんで、赤岳方面に行けるところまで行ってみようと、南下しました。
稜線の東側をたどり、石尊峰に到着しました。そのころには赤岳の頂上は雲の中にすっぽりと入ってしまっていました。
石尊峰からは、西側に向かって降下することになるので、鉾岳と日ノ岳は諦めて、三叉峰に戻って下山することにしました。
三叉峰に戻るころになると風が強くなってきていて、杣添尾根の下り始めは、風に巻かれながらの歩き出しでした。
下山もアイゼンがしっかり利くので、どんどん標高を下げ、あっという間に下山することができました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する