経ヶ岳
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- GPS
- 10:08
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,942m
- 下り
- 1,946m
コースタイム
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:59
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
変なルートですので、参考にしないでください。 (ちょっと書きますと)1)9合目下ー黒沢山方面2045mまでは、立派な笹刈りがされていましたけど、何年持つかは保証はできません。 2)下りの6合目から下まで、登山道を外れています。普通の人はやめてください。 3)山頂〜北側の周回・・・絶対やめてください。ワタシでも大変だった。 |
写真
感想
(登山道を歩かないヘンな人の記録ですので、ご注意ください。)
地図(25000図)を見るのが趣味のワタシとしたことが・・・・・地元の名山・経ヶ岳から北の大滝沢へ伸びる登山道に目を向けてこなかったとは・・・。昨秋にこれを意識しだして以来ずっと気になっていたが、いよいよこの廃道を探索をする日を迎えた。(なお現在の地図では削除されている。)
良く調べてないが、アプローチの林道がズタズタになって久しいようだ。(30年とか40年前だろうか?)
経ヶ岳頂上までとても好調で、予想より早い3.5時間で到達。ここ数年元日とか積雪期に登り、7.5合目の急登に苦しんだりしているので、こんなに早く着くんだと驚く。
途中8合目過ぎでは御嶽山の噴煙が見え、複雑な思い。救出作業が進むことを祈る。
さてこれからが本日のホンバン。尾根を標高差600mおりて500m登り返す廃道探索。頂上から5分ほどもどって、登山道を離れて笹ヤブの中に入っていく。下り口は尾根が顕著でなくおそるおそる進む。胸丈以上の笹、足元には倒木、そして急坂。何十年前の廃道でも何かしらの目印が残っているかと思っていたが、何も無し。ドキドキのしどおし。たまらず今春から持ち歩いているスマホを何度か取り出す。その都度ドンピシャ尾根の中心にいるのが確認でき、進度・高度もわかる。GPSを持たないドキドキ感も懐かしく、その賛否があるのも頷ける。ワタシは必要時に使っていくでしょう。
さて登山道の名残とか、人の跡はあったのか? 目印は全く無し。ジグザグ道の道形らしきものはいくつかあり、そこは笹も薄かった。倒木の伐り跡をひとつ見つけたくらい。なおケモノ道らしきも見られなかった。
その後、半ばからは、笹が無いところや、笹の中にケモノであろう踏み跡があったりだいぶ楽になった。そして尾根末端が近づいて心配になったのは、左右の沢の水音がとても大きく聞こえること。この後沢沿いを歩くのだけど、滝とか険しくなったらどうしよう。急でヤブの斜面を強引に下りて沢に下り立った。やはり結構険しい。ホントはやや下流の合流点を見極める計画もあったが、それどころではない。真剣に歩かなくては。 小滝があったり沢登りっぽかったが、幸い徐々に源流っぽくなり、水も細くなっていく。苔などで滑りやすいので、くれぐれも注意して歩く。ここで歩けなくなったら、電話通じないしとても発見されないだろうなんて、慎重に歩く。(ウチに計画置いてますけど) もう少しお気楽で歩けば、快適だったのになぁ。沢から稜線にあがるポイントもGPSに頼ってしまったな。すでに依存し過ぎかも。
高低差100mだから笹ヤブこぎもそんなに苦ではなく稜線に到着。
この稜線を歩いたのは2009年の3月。残されていた黒沢山の続きから経ヶ岳までの足跡をようやくつなげることができた。この部分・・・やり過ぎっていう程、笹刈りがしてあった。これは予想外なので、助かった!というべきか、残念!なのか・・・・。(さっき頑張ったので、素直に「助かった!」と言っておきます)
8合目で休憩。今日は誰にも会わなかった。ワタシが寄り道している間に登った方がいるだろうか。
このあと調子よければ「6合目ー5合目寄り道プロジェクト」も考えていたのだけど、パス。それでも6合目下からまた登山道を外れて8ruki氏のルートを通らせてもらい、最後は5合目尾根プロジェクトを発動。また新たなルートを覗くことができたと・・・・ひとり喜んでいます。
くれぐれも、マネしないでください。
コメント
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yama-takeさん、こんばんは。
廃道探索、いい響きですね。大滝沢、行ってみたいけど丸腰じゃあドキドキしすぎて倒れます
5合目あたりの尾根道、5月ごろは快適でしたけど
帰り林道まではyama-takeさんとおなじ尾根を下りてみました。歩きやすかったですけど、この日の最後にまたこんなとこに突っ込むなんて・・
こんばんは。
昨日コレを読んで、もう行ってきたってこと?
石仏北尾根とか、大泉所右俣、左俣、8合南尾根(これはかつて跳ね返されている)、7.5合南尾根・・・・・ワタシは仏谷へつなげなくてはいけないし・・・6合目あたりの北側原生林に飛び込んでいくとか・・・・まだ課題はいっぱいだ。
そうそう、ノコの話。買ったばかりで、上沢の泉ー念丈岳間で落としてしまい、 翌日にAさんが見つけてくれたんだけど、たぶん念丈頂上に置き忘れたようなんですよ。もうひとつは、テントのポール1本がその区間にあるはず。(あの夜、傾いたテントに寝ていました) 誰か取りに行ってくれるといいんだけど・・・・・・
ワタシは〇〇〇に傘と時計を拾いに行かなければいかんので・・・・こちらは10月前半に予定。
yama-takeさん
26日に1周してきました。奥地でも丁寧な作業のおかげで気持ちよく歩くことができました。よく見ながら歩いたわけではないですが、鋸やポールは見かけませんでした。念丈岳頂上は一部しか見ていないのでどこかにある可能性はありますが、道の上には無いように思います。
8rukiさん
長期間お疲れ様でした。今年は作業でご一緒できなかったので、またどこかでお会いしたいです。
1周すると、念丈ー池ノ平の間が手抜きになっているのがわかってしまいますね。
来年また頑張りたいと思います。
人跡未踏の道、 道なき道をゆく、 その達成感、私でも よーく分かります。
・・・が しかし この年になってもまだ修行が足りないようで・・・ ”ぎゃー♪ 楽しー♪” は 全く訳が分かりません。
8rukiさんのプロフの写真は 経ヶ岳の石仏でしたか? バチあたりにも なんで素朴な石柱の写真が使ってあるのかな〜
ijikemusiさん こんばんは。コメントありがとうございました。
本当なら600mのヤブ下りのときに、「楽しい〜♪」と叫ばなければいけないのでしょうけど、そこではドキドキ・ビクビクしていました。
ijikemusiさんのように、大らかに歩けるようになるのは何時の日でしょうか
2300mまで上がるだけでも・・・今の僕には苦行なのに・・
そこから、5・600m・・しかも道無きヤブを下ってまた登る・・・なんて
ヤブ・道なき道の山とは卒業かな・・・とも思う今日この頃だけど、
yama-take さんのレコみてると、やっぱり本能を呼び起こさせられますね・・・
地元の伊那谷に限っていても、歩くところが無限にある・・・・・どうも卒業できそうにありません。(卒業といえば、単位取れず、留年していた覚えが・・・・出来が悪いので卒業できないのかも)
letsさんとijikemusiさんと深南部でばったり会うのが夢ですので、今後もよろしくお願いしますヨ
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