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Yamareco

記録ID: 520318
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

下廊下(下降)

2014年09月27日(土) ~ 2014年09月28日(日)
 - 拍手
fktm_gasu3 その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
25:02
距離
57.6km
登り
15,104m
下り
15,972m
歩くペース
とても速い
0.20.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:41
休憩
0:53
合計
7:34
距離 25.8km 登り 5,996m 下り 6,600m
8:59
59
スタート地点
9:58
9:59
71
11:10
44
11:54
12:24
37
13:01
51
13:52
13:59
47
14:46
14:52
29
15:21
15:27
15
15:42
15:45
1
15:46
7
16:16
17
2日目
山行
4:21
休憩
0:09
合計
4:30
距離 30.5km 登り 8,247m 下り 9,374m
5:31
61
宿泊地
6:32
6:34
6
6:40
6:41
28
7:09
7:11
103
8:54
8:57
29
9:26
9:27
34
10:01
2日目はGPS具合が良くなかった様です。
天候 27日;晴れのち曇り
28日;曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
前日(自宅〜立山駅駐車場);自家用車
1日目(立山駅〜黒部湖);トロッコ、バス、ケーブルカー、トローリーバス
2日目(欅平駅〜宇奈月駅);トロッコ電車
2日目(宇奈月温泉駅〜立山駅);富山地鉄
コース状況/
危険箇所等
一部雪渓が残っている所がありましたが、高巻きにより通行可。
その他、危険箇所なし。
その他周辺情報 立山駅〜黒部湖の乗り継ぎはある程度時間があるので、しっかりと発着時間を把握したら各駅にある展望台を巡ることができる。
檜平〜宇奈月の間のトロッコは予約をしないと乗れない。
さぁ出発!
立山駅にて。
2014年09月27日 05:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 5:19
さぁ出発!
立山駅にて。
ケーブルカーは久しぶり♪
ケーブルカーは久しぶり♪
始発…は行列に並び遅れまして、次発にて。
2014年09月27日 06:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 6:08
始発…は行列に並び遅れまして、次発にて。
弥陀ヶ原の紅葉はこれからみたいですね。
2014年09月27日 06:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 6:58
弥陀ヶ原の紅葉はこれからみたいですね。
よくぞ来られたと言わんばかりの神々しい輝きが>〜<;
室堂にて。
2014年09月27日 07:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 7:11
よくぞ来られたと言わんばかりの神々しい輝きが>〜<;
室堂にて。
チングルマの咲く室堂。
2014年09月27日 07:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 7:14
チングルマの咲く室堂。
室堂は威厳に満ちている様に感じますね。
2014年09月27日 07:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 7:15
室堂は威厳に満ちている様に感じますね。
室堂より立山方面を望む。
2014年09月27日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 7:17
室堂より立山方面を望む。
トローリーバスって初めて!
1日にこんなに色んな乗り物に乗れるのは貴重かも。
2014年09月27日 07:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 7:47
トローリーバスって初めて!
1日にこんなに色んな乗り物に乗れるのは貴重かも。
大観峰駅の展望台より後立山連峰を望む。
美しい風景に感動が止まらない。
2014年09月27日 07:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/27 7:55
大観峰駅の展望台より後立山連峰を望む。
美しい風景に感動が止まらない。
高所から赤く染まってきています!
2014年09月27日 07:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/27 7:55
高所から赤く染まってきています!
まだ八分咲きかもしれませんが、既に彩り豊かです><b
2014年09月27日 07:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/27 7:58
まだ八分咲きかもしれませんが、既に彩り豊かです><b
ケーブルカーで一気に下降!
早いね。
2014年09月27日 08:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 8:35
ケーブルカーで一気に下降!
早いね。
ダムへ到着。
2014年09月27日 08:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 8:39
ダムへ到着。
ダムの観光放水では虹が出てました。
1
ダムの観光放水では虹が出てました。
展望台より
2014年09月27日 08:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 8:48
展望台より
迫力ある放水。
登山口はトローリーバスの通り道からこっそりと横に逸れて分岐します。分かり辛いです。
2014年09月27日 09:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 9:01
登山口はトローリーバスの通り道からこっそりと横に逸れて分岐します。分かり辛いです。
黒部ダムからの出口。
風景が突然変ります。
2014年09月27日 09:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 9:01
黒部ダムからの出口。
風景が突然変ります。
巨大な黒部ダムよサラバ!
2014年09月27日 09:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 9:18
巨大な黒部ダムよサラバ!
この橋は取り外し可能なのかな?
2014年09月27日 09:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 9:18
この橋は取り外し可能なのかな?
深い峡谷は暖かく、まだ紅葉の気配は早いか…。
2014年09月27日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 10:55
深い峡谷は暖かく、まだ紅葉の気配は早いか…。
高巻き。
意外と効くんです…脚に。
高巻き。
意外と効くんです…脚に。
別山谷との合流点にて昼食。
2014年09月27日 11:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 11:57
別山谷との合流点にて昼食。
とんでもない所に通路が構築されてます。
毎年こんなものを作るんですよね。
2014年09月27日 13:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/27 13:43
とんでもない所に通路が構築されてます。
毎年こんなものを作るんですよね。
十字峡にて。
後で見て感動すると言うのも不思議な話ですが…複雑な流れが生まれていますね。
とても碧くて綺麗。
2014年09月27日 13:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/27 13:59
十字峡にて。
後で見て感動すると言うのも不思議な話ですが…複雑な流れが生まれていますね。
とても碧くて綺麗。
電線が渡っているみたい…。
どんな構造なのかよく分かりません。
2014年09月27日 15:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 15:16
電線が渡っているみたい…。
どんな構造なのかよく分かりません。
ここまでは許可車両であれば車で来られるみたいです。
2014年09月27日 15:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/27 15:31
ここまでは許可車両であれば車で来られるみたいです。
仙人谷ダムにて。
2014年09月27日 15:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/27 15:40
仙人谷ダムにて。
仙人谷ダムより下流を望む。
2014年09月27日 15:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 15:43
仙人谷ダムより下流を望む。
仙人谷ダムの高熱隧道へ続くトンネル。
熱風で充満したこの空間は既にサウナ状態。
小説の現実の一端を身を以て感じた瞬間だった。
2014年09月27日 15:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/27 15:51
仙人谷ダムの高熱隧道へ続くトンネル。
熱風で充満したこの空間は既にサウナ状態。
小説の現実の一端を身を以て感じた瞬間だった。
阿曽原温泉小屋の寝床。
十分なスペースがあり、ぐっすりと8時間寝てしまった。
2014年09月27日 16:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 16:58
阿曽原温泉小屋の寝床。
十分なスペースがあり、ぐっすりと8時間寝てしまった。
阿曽原温泉へ入浴だ!
登山で温泉に入るのは初めて♪
清潔を保てるのは嬉しい。
2014年09月27日 17:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/27 17:33
阿曽原温泉へ入浴だ!
登山で温泉に入るのは初めて♪
清潔を保てるのは嬉しい。
小屋の夕食。
下手な料理屋では太刀打ちできない位に美味しい。
また食べたいけど、この道程を越えないと味えないんですよね^^;
2014年09月27日 18:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/27 18:42
小屋の夕食。
下手な料理屋では太刀打ちできない位に美味しい。
また食べたいけど、この道程を越えないと味えないんですよね^^;
小屋よりテン場を望む。
いろんな色のテントがあって彩り豊か♪
2014年09月27日 19:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/27 19:10
小屋よりテン場を望む。
いろんな色のテントがあって彩り豊か♪
2日目出発。
2014年09月28日 04:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 4:50
2日目出発。
砂防堤内のトンネル。
2014年09月28日 06:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 6:41
砂防堤内のトンネル。
砂防堤内のトンネル内部。
靴が泥だらけになります^^;
結構深いです。
2014年09月28日 06:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 6:41
砂防堤内のトンネル内部。
靴が泥だらけになります^^;
結構深いです。
待ってました日が昇ってきました。
2014年09月28日 06:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 6:58
待ってました日が昇ってきました。
朝日を浴びつつ水平歩道を歩きます。
2014年09月28日 07:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/28 7:05
朝日を浴びつつ水平歩道を歩きます。
ずっとずっとずっと続く水平歩道。
2014年09月28日 07:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/28 7:29
ずっとずっとずっと続く水平歩道。
絶景の絶壁。ナンチッテ。
峡谷の深さは圧倒的。
2014年09月28日 07:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 7:36
絶景の絶壁。ナンチッテ。
峡谷の深さは圧倒的。
圧倒的な高低差。
背中に悪寒が走ります><;
2014年09月28日 07:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
9/28 7:37
圧倒的な高低差。
背中に悪寒が走ります><;
スズランではない様ですが、可憐なお花でした。
2014年09月28日 07:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 7:40
スズランではない様ですが、可憐なお花でした。
紫のモコっとした植物。
2014年09月28日 07:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 7:48
紫のモコっとした植物。
志合谷の150mトンネルにて。
トンネル内は暗く、全く視界がない。
ヘッドライト必須。
水滴?がキラキラ反射して綺麗でした。
2014年09月28日 08:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/28 8:04
志合谷の150mトンネルにて。
トンネル内は暗く、全く視界がない。
ヘッドライト必須。
水滴?がキラキラ反射して綺麗でした。
志合谷の150mトンネルはあっちから入って、こちらへ抜けます。中は水が滴る程度で、特にレインカバーは必要ないかも?
2014年09月28日 08:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 8:09
志合谷の150mトンネルはあっちから入って、こちらへ抜けます。中は水が滴る程度で、特にレインカバーは必要ないかも?
阿曽原温泉小屋で購入したお弁当を頂く。
美味しく頂きました。
2014年09月28日 08:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/28 8:21
阿曽原温泉小屋で購入したお弁当を頂く。
美味しく頂きました。
水平歩道ではよく見るコの字に穿たれた歩道。
固い岩盤があってこそできる構造。
2014年09月28日 08:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/28 8:37
水平歩道ではよく見るコの字に穿たれた歩道。
固い岩盤があってこそできる構造。
高圧電線の鉄塔。
ジリジリと言う音がします。
2014年09月28日 09:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 9:11
高圧電線の鉄塔。
ジリジリと言う音がします。
白いお花。
控えめで好きかも。
2014年09月28日 09:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 9:15
白いお花。
控えめで好きかも。
檜平への下り途中にある展望ポイントより猫又山方向。
2014年09月28日 09:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/28 9:41
檜平への下り途中にある展望ポイントより猫又山方向。
檜平へ到着。
水平歩道から一転して最後の下りはなかなか長かった。
2014年09月28日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/28 10:02
檜平へ到着。
水平歩道から一転して最後の下りはなかなか長かった。
温泉でリフレッシュ!
2014年09月28日 10:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 10:50
温泉でリフレッシュ!
トロッコ列車はどうにもスキール音が大きい。
2014年09月28日 11:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 11:58
トロッコ列車はどうにもスキール音が大きい。
2014年09月28日 12:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 12:19
富山地鉄では駅弁を購入。
富山の幸が詰まっていて美味しかった。
2014年09月28日 12:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/28 12:48
富山地鉄では駅弁を購入。
富山の幸が詰まっていて美味しかった。
地鉄はなかなかレトロ感ありますね。
2014年09月28日 13:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/28 13:58
地鉄はなかなかレトロ感ありますね。
寺田にて乗り換え〜。
2014年09月28日 14:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 14:00
寺田にて乗り換え〜。
寺田駅舎の裏にて。
2014年09月28日 14:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 14:01
寺田駅舎の裏にて。
ようやく戻ってきた立山駅。
2014年09月28日 15:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 15:05
ようやく戻ってきた立山駅。
帰途のPAにて。
2014年09月28日 18:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/28 18:48
帰途のPAにて。
撮影機器:

装備

備考 ヘルメットを持って行けば良かったと思ったが、実際は必要無かった。
防寒具が多すぎた。
電装系装備がチェックリストにおいて不十分だったので、細かく記載する様に修正が必要だった。

感想

小説 高熱隧道を友人S君に借りて以来、その元となった地を訪れたいと思っていました。昨年は雪渓の通行できなかったので一年越しでその願いが叶いました。

立山駅から黒部湖まではケーブルカー、バス、トローリーバス、ロープウェイと人生で一番多くの乗り物に乗った1日では無かったかと思いました。その道程ではもう秋が近づいた立山の紅葉が素晴らしく、既にかなり満足してしまう程でした。

黒部ダムから登山道へ入ると突然の如く人間の世界から自然の世界へ切り替わります。最初は渓谷の側道と言った雰囲気ですが、そこから徐々に高低差のある日本屈指の渓谷へと風景が変っていきました。雪渓や高巻き、岩盤にコの字に穿たれた道など普通の登山道では見られない歩道で出会う度に驚きました。
仙人ダムのトンネルでは充満する熱気に高熱隧道の一端を感じる事ができました。

比較的高低差の無い登山道だと考えていましたが、予想以上にアップダウンが多く、阿曽原手前の急登はなかなかハードでした。

阿曽原温泉小屋は温泉に入れるし、食事は美味しいし、寝床は広いしとあらゆる点で満足の行くサービスでとても気に入りました。

翌日は水平歩道でほぼアップダウンのない歩道をずっと歩く事が多く、ペースは速めで進めました。峡谷が深く背筋がゾッとする様な絶壁が多くこんな道をよくぞ作ったもんだと感心しつつも絶景にシャッターが止まりませんでした。
途中にはトンネルがあったり、シャワーになっている所があり、飽きること無い行程でした。

欅平では猿飛山荘の温泉で疲れを癒すことができました。
その後、トロッコ電車、富山地鉄で立山駅まで戻り、帰宅しました。

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下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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