後山〜鍋ケ谷山 「鍋ケ森奥の院」から歩く新ルート(兵庫県宍粟市)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 577m
- 下り
- 576m
コースタイム
10:10 林道駐車地
11:00 鍋ケ森「奥の院」
12:50 後山(うしろやま)「係綮晦1344.36m」
13:20 船木山(ふなきやま)「△1334m」
13:40 三角点峰「鍵請辧覆△錣ら)△1235.08m」
13:50 鍋ケ谷山(なべがたにやま)「△1253m」
15:10 林道駐車地
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・千種町の県道72号線で千種高原へのアクセス道路を上がり、 途中の林道脇にある標識「奥の院」を左へ上がる。 ◎駐車場 ・鍋ケ谷林道の下山地あたりに、広い駐車スペースがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▲山行概要≪核心部≫ ・鍋ケ森「奥の院」から後山を経て、鍋ケ谷山から北尾根の難路を下る。  ̄の院までは、登路があるが院の直前の谷は、右へ上がる。 この先は、植林尾根を辿り、笹藪を抜けると、後山への登山道に 合流。 下山は、鍋ケ谷山頂から北へ笹藪を切り開き、複雑な地形の藪尾根を 探しながら下るが、時折、藪化した仕事道に出合う。 |
その他周辺情報 |
写真
感想
【感想・コメント】
・後山への登り新ルートは、見所も多く、薮マニアにはお勧めです。
・山頂直下の広い尾根の展望広場は、誰にも知られていないような
絶好の休憩地で、素晴らしい眺望が得られますが、頂からは登路の
無い薄い笹薮の下りを強いられます。
・下山尾根には地形図にない枝尾根が多く派生し、藪で先の見えない
急坂を巻きながら下ります。
・慎重なコース取りが要求されてスリル満点ですが、一般にはお勧め
できません。
【▲山名】
・後山:西の大峰教霊山と称され、修験者の山域として知られている。
別称:行者山・教霊山・板馬見山・板葉美山・道仙寺山
・鍋ケ谷は、奥の院の甌穴「森様のお鍋」が由来かも知れない。
❒山行詳細記録
★10:10【林道駐車地】
・駐車地で入山支度を整えて、下山場所を確認しながら林道を進む。
★10:40【林道終点】
・船木山の登山口を右に見送り、狭くなった林道を詰めると林道最奥
の終点広場に着く。ここまで普通車も進入は可能だ。
・広場に先に「奥の院」の木看板があり、山腹の細い参道を上がると、
山道になる。
★11:00【鍋ケ森「奥の院」】
・沢が見え、谷筋を右に上がって行くと、大きな看板と正面に祠が
見えてくる。
・流れの中に大きく目立つ甌穴があり、これが御神体のようだ。
★11:50【展望広場】〜(昼食)12:30
・聖域を辞して、左の植林尾根に取り付き高度を上げると、フェンス
に囲まれた伐採地に出る。
・一息入れて自然林の笹地を登ると、眺望の広がる展望広場に着く。
広場はテント場のような平坦地もあり、数張りは充分に張れそうだ。
後山の山頂直下に、こんな素晴らしい展望地があるとは誰も知らな
かった。
・お待ちかねのお弁当を広げて、至福の時を過ごす。
★12:50【後山】
・登山道に合流して山頂に着くと、二人ずれのハイカーさんがお食事中
だった。
記念写真を撮っていただき、すぐに山頂を辞して尾根の縦走を開始
する。
★13:20【船木山】
・僅かな高みに山名標識があるので、山頂と分かる程度だが、南が
切り開かれて岡山県側が望めるようになっている。
★13:40【三角点峰 鍵請辧
・縦走路の左手の切り開きに、四等三角点が埋まっているが、気が
付き難い。
★13:50【鍋ケ谷山】
・登り返した高みの鍋ケ谷から、背丈以上のネマガリ竹を切り開いて、
北に向かう尾根に踏み込む。
・ネマガリ竹はすぐに消え、小笹の笹場に出る。激しい藪漕ぎを覚悟
していたが気が抜ける。
★14:15【岩塊流】
・やがて植林の尾根を快調に下り、右の谷筋に苔の緑が美しい岩塊流
を見つけて立ち寄る。
・この先の尾根は地形が複雑で、急な下りと厄介な薮に翻弄されながら
高度を下げて行く。
・若齢林に入ると、藪化した仕事道が残っておりペースが上がる。
・やがて延伸中の作業道に出合ったが、下山方向を確認して植林を
ダイレクトに下る。
★15:10【林道駐車地】
・下山尾根へ方向を修正しながら、ようやく全員無事に林道へ降り
立った。
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