記録ID: 521229
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
【百名山】幌尻岳〜戸蔦別岳(幌尻山荘周回)
2014年09月21日(日) ~
2014年09月22日(月)
北海道
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 26:03
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,763m
- 下り
- 2,894m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:48
距離 18.5km
登り 2,093m
下り 1,745m
2日目
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 3:17
距離 11.7km
登り 671m
下り 1,142m
●9/21(日)
5:13 第一ゲート - 7:00 北海道電力取水施設 - 7:29-46 入渓点 - 8:39-9:25 幌尻山荘 - 10:42 命の泉 - 12:06-40 幌尻岳 - 14:03 戸蔦別岳 - 14:26-36 幌尻山荘分岐 - 16:11 幌尻山荘
Total 10:58 休憩 2:03 歩行 8:55 CT 14:00(2010山と高原地図参照) 撮影 177枚
●9/22(月)
5:00 幌尻山荘 - 6:20-36 北海道電力取水施設 - 8:15 第一ゲート
Total 3:15 休憩 0:16 歩行 2:59 CT 4:30(2010山と高原地図参照) 撮影 23枚
5:13 第一ゲート - 7:00 北海道電力取水施設 - 7:29-46 入渓点 - 8:39-9:25 幌尻山荘 - 10:42 命の泉 - 12:06-40 幌尻岳 - 14:03 戸蔦別岳 - 14:26-36 幌尻山荘分岐 - 16:11 幌尻山荘
Total 10:58 休憩 2:03 歩行 8:55 CT 14:00(2010山と高原地図参照) 撮影 177枚
●9/22(月)
5:00 幌尻山荘 - 6:20-36 北海道電力取水施設 - 8:15 第一ゲート
Total 3:15 休憩 0:16 歩行 2:59 CT 4:30(2010山と高原地図参照) 撮影 23枚
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20:18苫小牧フェリーターミナル発。コンビニで、買い物、仮眠。23:20とよぬか山荘に着く。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※第一ゲートで、GPSの電源を入れるが、なかなか補足せず。 幌尻岳は、混雑するし、渡渉に左右されるのがバカバカしいので、チロロ林道からテン泊往復を考えていた。しかし、モグたんの山行記録を見て、秋は渡渉がひざ下で、空いている、加えて、稜線のテン泊は寒そうと来れば、幌尻山荘経由で周回した方がいいと判断した。 朝は、3時に起床。準備を整え、とよぬか山荘入口の自販機で、シャトルバス往復と幌尻山荘一泊のチケットを買う。(事前予約は、必須。) 4時出発のシャトルバスに、乗客は5人だった。シャトルバス乗り場に着くと、ひたすら林道を歩く。1人だけ、日帰りのようで、かなり早いようだ。ノースフェースの靴を履いていたので、気になったが、やはり早く歩く工夫だったのだろう。 2時間弱で、北海道電力取水施設に到着。大体、4人が同時に到着。 この先、すれ違った人に、あと5分ぐらいで入渓点に着くと情報を得る。(実は、これが間違い。) 入渓点らしいところに着いて、準備。後から、3人着いたが、みなさん、沢は初めてらしい。 「にゃー隊長にまかせておけば、間違いはないんだにゃー♪」 とばかりに先に入渓してみるが・・・・、 「にゃああああああっ!!!!!」 なんと、つっぱいってしまった(笑)(←茨城弁) たまに、結構滑るところがあるので、注意が必要だ。体の前面と腕が濡れてしまったが、気にせず、先に進む。 「さ、沢は滑りやすいので、き、気をつけてほしいんだにゃー(汗)」 身を持って、沢の初心者に沢の危険性を伝えるとは、さすが、にゃー隊長!おかげで、沢初心者は、ビビりながら、歩くことになった(笑) 予想通り、あまり面白くもない沢の渡渉を繰り返す。上流になってくると、足先がしびれるほど、冷たいところがあった。沢の渡渉は、ひざぐらいまでであったが、これが限界だと思う。これ以上だと、危険を伴うと思う。夏の糠平川を沢登り経験のない登山者が渡渉するなんて、とんでもない話だと思う。 渡渉を終えると、幌尻山荘に到着。ここで、20Lのサブザックを取りだし、宿の受付をする。後から着いた方に、最後の渡渉で沢靴が要ると情報を得、沢靴も持っていくことに。 さて、出発だが、時間は9:25て、山頂までCT4:10なんですが・・・・。まあ、歩けるだけ歩こうと出発。ちと、沢の転倒で打った左ひざの痛みが気になるが、紅葉の景色を楽しみながら、山頂に到着。なんと、12:06って、3時間かからねえじゃねえか!戸蔦別岳経由の下山は、CT5:00だが、4時間以内には戻れると予想し、気が楽になる。 すると、向こうから登山者が上がって来た。テン泊かと思ったが、なんとチロロ林道から日帰りだそうで。CT16:20だから、やってやれないことはない。幌尻岳日帰り往復がCT16:30、日帰り周回がCT18:30だが、それに比較すると、意味のない林道歩きと沢の渡渉がなく、展望の稜線なので、これはなかなかいい選択かも知れない。なにより、シャトルバスに影響されないのもいい。 山頂で、昼食を取り出発。さきほど、山頂で会ったKさんは先を歩くが、自分の方が軽装にも関わらず追いつかない。さすがだ。そして、待望の七ッ沼カールを望むが素晴らしい景色だ。幌尻岳〜戸蔦別岳間が展望のハイライトだと聞いていたが、さすがの景色だ。 幌尻山荘分岐に着くころ、先行のKさんに分かれを告げ、幌尻山荘に下る。だんだん、順光になってきて、幌尻岳が見えるようになってくる。もう少し、順光になるのを待ちたいところだが、下山を急ぐ。 沢の渡渉は、途中まで登山靴でなんとかなるが、小屋の手前だけ、ちとつらいので、沢靴に履き替える。 幌尻山荘で、夕食を摂っていると、シャトルバスで同乗した3人が往復コースから降りてきた。ちょっとした転倒があったらしい。一緒に会話などしたが、ひざの傷に「キズパワーパッド」なるものをいただいた。絆創膏もハイブリッド化しているらしい。 幌尻山荘は、団体さんがいたので、30名ぐらいで、8割ぐらい入っている感じだろうか?結構、暑かったが、そこそこ寝られた。 翌日は、4時起床。5時に出発する。暗くて、沢の渡渉、水温が気になったが、まったく問題なかった。 最後、右岸を高巻くが、なかなか昨日の入渓点に着かないなあと思っているうちに、取水施設に着いてしまった。どうやら、昨日は無駄な渡渉をしたらしい。ポイントは、できるだけ右岸の巻き道を見つけることだろう。 この先で、2名の登山者とすれ違う。一人は、沢で小熊を見かけたとのこと。沢をこまめにチェックしたが、「残念ながら」ヒグマを見ることはできなかった。 8:15に第一ゲートのシャトルバス乗場に着いた。先にいた方は、8時前には着いていたそうだが、結構な健脚だ。結局、8:30の便には、2名しか乗らなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
秀岳荘フェルト地下足袋
モンベルストリームソックス
ガルモントドラゴンテイル(アプローチシューズ)
アコンカグア_バリローチェ60L
サブザック20L
ツェルト
レインウェア
コンロ
食器
ペツルティカプラス2
キャプテンスタッグEVAフォームマット
モンベルULスーパースパイラルダウンハガー#3
モンベルブリーズドライテックULスリーピングバッグカバー
トレッキングポール
GPS(etrex20)
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何時の間にやら幌尻岳ですか!
ここは渡渉もあって楽しそうですね
稜線の雄大さはさすが北海道です。
いやあ、沢登りをやっている人が楽しめる沢じゃないです。ひざ下までの水深でしたが、もっと水量のある8月なんて、渡渉は危険だと思いました。そういえば、神威岳の時の沢コースは楽しめましたね。
稜線の景色はすばらしかったです 日高のギザギザの山並もさすがです。
天気が抜群ですねえ。私もこの時期にすればよかったのだろうか。
私がほぼ見れなかった景色を堪能たせていただきました。
こういう風になっていたんですね。北カールの周辺は。
幌尻山荘は混んでいたようですね。私が行った時は、たまたま空いていただけなんですかね。日曜日なのに6人しかいなかったし。
羨ましいです。こんな天気の日に幌尻岳に登れて。
おかげさまで、天気に恵まれ、展望を楽しむことができました
団体さんは、渡渉のしやすさ、混雑しないことなどを当てにしてるんでしょうね。
この時期、秋晴れに恵まれればいいですが、台風が来たり、秋雨前線が停滞したりすると、大変です。この時期、北海道に行こうとして、天気を見て回避したこともあります。
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