編笠山〜西岳変形周回を試みる! / 富士見平起点
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,186m
- 下り
- 1,184m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:20
10:05 雲海
10:35 押手川
11:30 編笠山山頂着(標高2524m) 以上編笠山登り所要2時間00分(標高差984m)
(軽食・休憩15分)−11:45発
12:10 青年小屋前(標高約2380m)
13:00 西岳山頂着(標高2398m)
(軽食・休憩15分)−13:15発
14:30 林道出合(標高約1580m)
15:15 林道離脱
(バリルートで一部藪こぎ)
15:50 富士見平駐車スペース着
以上合計所要時間6時間20分(歩行距離約12.2km)
天候 | 天気/ ほぼ晴れ 気温/ 18℃(AM8;出発時)〜16℃(AM12;編笠山頂) 風 / 無風(出発時)〜一時そよ風(3m/s程度) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約2kmで「左;富士見方面」との分岐(大平交差点=信号あり)だが、ここは直進してその先約600mほどで「←観音平」の小さな標識に従って左折(信号無し)。 その先は観音平駐車場の手前約500m、道の右側に「富士見平」あり。3台分ほどの駐車スペース。 ここまではICから車で10分ほどの近距離。 [ルート図(Mapion)] http://bit.ly/1UyOKW0 --[参考タイム]---------------------------------------------------------------------- 08:50 双葉SA(スマートIC)発 (中央道=約30km) 09:10 小淵沢IC出 (一般道=約7.7km) 09:20 富士見平着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[富士見平〜西岳林道出合] 一般的登山道で危険箇所は一切なし。 源治新道部分の一部分の位置が地形図と実際が異なっているので注意。 水は源治新道途中にある「乙女の水」で補給可能。美味。 [林道] 広さのある現役林道で歩きやすい。 |
その他周辺情報 | [コンビニ] 小淵沢IC出て右折し、すぐ右にセブンイレブン。 その先約300m左にローソンあり。 [トイレ・入浴] 小淵沢ICから約1km先右側に「道の駅こぶちさわ」。 http://michinoeki.spatio.jp/ 中に「延命の湯」。 http://www.spatio.jp/hotspring/index.html また、富士見高原リゾート内に「鹿の湯」 http://fujimikogen-resort.jp/happoen/ [おすすめ] そばが好きな方なら富士見リゾートから約1kmのところの「おっこと亭」。 http://www.okkototei.jp/ [写真] 下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。 なお、写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。 |
写真
感想
秋がだんだん深まって、きれいな紅葉のレコが続々と上がるようになって来ました。
私も今度は北八ツにでも行ってみたいと思っていたのですが、このところ朝に雑用があって早朝に出かけることができない。
そこで残念ながら遠出は無理と言うことで行き先を考えて、今回は登山口までが一番近い編笠山だなと。そういえば西岳のマツムシソウも見なくちゃ・・・。
この周回を考えるともう起点は富士見高原に決まりです。
しかし、なんだか今回は山梨側、観音平から登りたい気分。理由はたいしてないんですが。
その時思い出したのが最近hanameizanさんが書かれた「発見!八ヶ岳周回ルート」でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-512881.html
観音平と富士見高原ルートを中腹部で繋ぐ道。私も以前からここは繋がってないのか?と怪しんでいたところです。ここを歩けば観音平起点で二つの山を周回できる!
起点になるのは正確には観音平駐車場の手前500mほどのところにある「富士見平」という場所です。ここに車を停めてまずは編笠山を目指します。
歩き始めてすぐ、登山口から50mほどのところに分岐道があります。ふむふむ最後はここに戻って来るんだな・・・と納得です。
歩き始めが予想以上に遅れたのでちょっと足早に登ります。途中ではときどきナナカマドの真っ赤な紅葉が見られましたが、盛りにはまだまだの様子でした。
そしてちょうど2時間で編笠山山頂に。空はちょっと雲がちですが空気はさわやかで見通しはいい。三ツ頭方面のパッチワークのような紅葉がなかなかきれいです。
青年小屋前から望むギボシも錦の衣をまとっているかのようでした。
源治新道を歩いているうちに空が明るくなり青空が広がったので、いまさら遅い!って気分でしたが、まあ空が青いと気分もテンションもいやが上にも上昇します。
すっかり青空になった西岳山頂では狙い通りマツムシソウがたくさん残っていてくれました。
そして西岳から富士見高原方面に下り、標高1600m付近を巻いている林道に進入。
例によってこういう林道は廃道同然なんだろうと覚悟していたのですが、かなり整備されているようで、どうも現役です。途中軽トラも見かけました。
ほぼ水平の林道を足早に歩き、ほとんど山梨県境まで来たところでいよいよ地形図では林道がなくなります。ここからが「新発見!」の道のはず。
しかし、実のところhanameizanさんのレコではこの部分のGPSログが飛んでいるようで、どこから入ればいいのか良くわかりません。最初からわかっていたことなのですが・・・。
で、林道の終端部でヘアピンカーブになっているあたりを当てずっぽうに山中に突入します。この辺標高1600m弱だから等高線に沿って進めばどう迷っても富士見平には着くはずだと。
最初のうちはかすかに踏み跡があるような感じもしたのですが、すぐに何も見えなくなりその後はただのヤブ漕ぎ風で進むしかなくなりました。いやこれはいくらなんで道がちがうよな・・・と思うのですがどうにもなりません。
幸いそれほど猛烈なヤブでもない。無意識に降下してしまわないようSUUNTOで標高を確認しながら注意して進むと、県境と思われる枯れ沢を通過し、やがて朝見た分岐点のすぐ上に出ました。いやよかった。はっきりした道がさらに上の方に延びています。
どうも、本当の新発見道はもう少し上の方にあるらしい。
次にはこっちから歩いてみるか? いやいやしかしこの道がわかったところで周回ルートとしてはやはり富士見高原を起点とする方が効率的です。わざわざ不便な山梨側を起点にする意味は薄い。
結局、そんな結論と相成りました。
しかしまあ、秋晴れの一日、新鮮なルートを静かに歩けたこと、また久しぶりのヤブ漕ぎも楽しかった。いや負け惜しみじゃなくて(^^)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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おはようございます
ホームでの藪漕ぎ・・ご苦労様でした。
pasocom新道ですね
紅葉も終盤の様相ですね
大阪近郊の山はまだまだ色づいてないですが・・
なにか御嶽山が物悲しいです
雪の季節には八ヶ岳をうろついてみたいですね
このごろhanameizanさんもレコアップされて健脚ぶりを発揮されてます
八ヶ岳の役者もそろったようで安心しました
5日、角兵衛沢に戻る予定です
でわでわ
おはようございます。早速のお運びありがとうございます。
私の山歩きは、もともとが鉱物採集での山歩きから始めたもの。鉱物の産地なんてたいていは踏み跡薄いようなヤブ漕ぎをしなければ着かない場所ばかりにありましたから、ヤブ漕ぎは私の登山の原点みたいなものです。
まあ、今回の道はhanameizan新道ですね。というか私は新道は通っていないようですが(^^)
おそらくhanameizanさんの道もこれと大差ないバリルートでしょう。でも本当にたまにこういう道なき道を歩くのも楽しいです。
八ツも紅葉はまだまだです。北の方はだいぶ紅葉しているようですが、南がこんなに遅れるものとは知りませんでした。
南八ツの名物のカラマツ黄葉は11月まで楽しめます。もう少し秋を満喫したいですね。
>5日、角兵衛沢に戻る予定です
おや?禁止令はどうなったんでしょう?一日で解禁?おめでとうございます。
今年はなかなか八ヶ岳に行けないでいる我が家です
私のたいしたことない天気10連発に比べたら
じゅーぶんすぎるドピーカンに見えますが
スーパーチューズデーではないのがちょっと不満そうな
八ヶ岳、まだまだ知られざるバリルートで遊べる場所があるんですねぇ
いや、真似しようとは思いませんけれども
pasocomさんのレコや日記は地図を出してじっくり見たくなりますよね
不動清水の一本上の林道は観音平まで繋がってるんだ・・
軽トラもいたというし、八ヶ岳横断歩道よりはアップダウンも無いんでしょうね〜
コメントありがとうございます。
この日は家を出たときには甲府盆地は快晴だったのに八ヶ岳は頭に雲をかぶっていたのでした。
登山道を登りながら、南アルプスの方がずっと晴れ渡っているなあ・・・と眺めていました。
でもこうして写真を見直してみると雲の動きが速くてけっこう青空が出ていた感じですね。
実感ではほとんど終日くもりって感じでしたが。
今回歩いたバリルートは地形図にも書かれていないのです。林道はどうも県境の手前で終わっている。観音平まではないようです。その間はせいぜい「登山道風」な道くらいだと思います。それを確かめたかったのですが、完全に違う所を歩いてしまいました。
とても女性が一人で歩けるようなものではなく、私もちょっと怖いような暗い森の中でした。
でもこういうところを歩くとまさに「もののけ姫」の森のようで楽しかったです。
とても人にはお勧めできませんけど・・・。
おはようございます。
hanameizanさんのレコは、私も注目してました。
西岳の林道に出ればあとは林道伝いですが、林道と富士見平をつなぐ道が、バリルートですね。私は藪こぎは苦手なので厳しいかな。チャレンジするなら、富士見平からのほうが、道が分かりやすそうですね。
まだ、マツムシソウも残ってましたか。そこそこ青空も見えよい眺望かと思います。私は近頃の好天にも関わらず山に行けてないので、紅葉を見に山に行きたいです。
おはようございます。
やはり私と同じでhanameizanさんの道に注目されていたのですね。
この道、あまり利用価値がなさそう。なんて言ったもののどうも気になります。
やはり機会を見て富士見平側から林道までのつなぎは確認したいと思い始めています。
そこそこの道なら片道30分程度で繋がっているはずなんですが・・・・。
今回の山行では写真のヤマハハコとマツムシソウ以外はもうほとんど見ることができませんでした。(トリカブトはいっぱいありましたね・・・(^^)
いつも秋は足早に感じます。ただ空気がさわやかで歩きやすい時期だということも実感しました。
お忙しそうですが、ぜひ紅葉を見逃さないようお出かけ下さい。
源治新道苔がふかくて気持ちのいい道ですね
先日行ったのですが、西岳をトラバースする廃道が気になりました。
谷筋を絵図小屋に上がっていったのでしょうか、地形図のずれている所も気になったりして、いずれにせよ興味の尽きない八ヶ岳です。
この時、権現に行ったのですが山頂には剣が2本あるんですね。ご存知でした?
コメントありがとうございます。
「西岳をトラバースする廃道」というのはちょっとまえにALFAROMEOさんが書かれた道でしょうか。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-487140.html
私も今回西岳を下りながら気にしたのですが、かのトラバース路の入口はやっぱりわかりませんでした。
権現の剣、2本とは???
まったくわかりません。いったいどういうことでしょう??
ALFAROMEOさんの記録今拝見しました。たぶん、この前のものだと思うものは以前拝見していて記憶に残っていました。
すごいですね廃道は藪漕ぎひどそうでとても道の跡とは思えませんね。
いつもの看板と剣で記念写真撮とって東側から剣のある大岩の後ろに行ったら大きな岩と岩の間に1m弱の小さな剣を家内が発見しました。
写真あるのですが、、レコは停滞中で4つも下書き状態です
再度のコメントありがとうございます。
「剣のある大岩の後ろに行ったら」とはあの岩の後ろの絶壁の方でしょうか。あそこに二本目の剣を発見ですか!
ALFAROMEOさんによると権現岳は富士見は乙事の部落の管轄下にあるんだそうで、山頂の剣についても『私が勝手に立ててもいいでしょうか』という問いに対して、あのような復活参拝にて剣を立て直して頂いた次第。
もし第二の剣があるのならALFAROMEOさんを介して富士見の方に連絡して対処をお願いするのが良さそうに思います。
お忙しい中と思いますが、ぜひ権現のレコアップ下さい。急ぎませんのでよろしくお願いいたします。
権現山頂には、
1.江戸後期に乙事の五味氏(修験道者で乙事権現講講員)が奉納した大きな鉄剣
2.アルミのような錆びない金属で出来た、由来不明の30cm程度の「なんちゃって剣」
があります。
2はかなり最近のもので、表面になにか書いたあとがあるのですが、老眼の私には薄くて読めませんでした。登山道から鉄剣に登って、右側の岩をまたいで登山道に戻ることができるのですが、その岩をまたいだ狭いフラットに遠慮がちに置かれています。
nori3御夫妻がご覧になったのは、2のことでしょう。
ご訪問とコメントありがとうございました。こちらからご連絡しなければいけないところ、手間が省けてしまいました。
「なんちゃって剣」とは笑えますね。
私も鉄剣の岩の裏側にフラットなテラス状なところがあるのは見ましたが、そこでしょうか。
怖くてそこに行くことができませんでしたが。
ただnori3さんによると「1m弱」とのこと。「なんちゃって剣」が30cmほどならかなり長さが違う感じですが・・・。
「なんちゃって剣」の方は「錆びない材質」だとするとアルミやステンレス製であって、江戸時代などではなくごく最近のものと思われますね。
そのような場合は放置・無視ということでよろしいでしょうね。
そのうち誰かが勝手に立てて、みんなが手を合わせるようになるかも知れませんが。
数年前まで赤岳の祠に立っていた「キン肉マン」を思い出します。(笑)
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