苗場山[祓川コース]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道17号から山道に入ってから町営駐車場までの道が長い。 場所によってはすれ違うのが難しいくらい狭いので運転には要注意。 かぐらスキー場町営駐車場(無料)に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所はありませんが、ぬかるみ、滑りやすい箇所が多いのでストックが あるとよい。 |
その他周辺情報 | 登山ポストはスキー場の登山道登り口に分かりやすく立っている。 帰りに日帰り温泉利用 雪ささの湯 900円/人(タオルは有料) HP:http://www.kin611.com/yukisasa.html |
写真
感想
まず、9月27日(土)の御嶽山の噴火の犠牲者になられた方々のご冥福を心よりお祈り
致します。
同じ山を山を愛する者としてとても残念でなりません。
今回、10/3からの3連休を利用して北アルプスか八ヶ岳の縦走を予定していたが、今
回の御嶽山のことで、気分があまりのらなかったので、中止にすることにした。
ただ、この紅葉のベストシーズンに山に登りたい衝動は抑えられず、急遽、日帰りで
山に行くこととした。
ただ、急に行くことにしたため、全くノープラン、10/2に仕事から帰ってきても行く
山が決まっていない状況のなか、さくっと用意して行ける山となると、地図を持って
いる山に限定された。
よって今回は山と高原の地図で谷川岳の地図といっしょ載っている苗場山に行くこと
とした。
天気予報では曇り後雨となっていたので、天候的にはよろしくないが、数日前に苗場
山に行かれた方の山行記録を見たところ、紅葉まっさかりとのことだったので、山頂
からの眺望は望めないかもしれないが、少しでも紅葉が見られさえすればいいと思い
行くことにした。
さくっと登山準備を整え、家を2時に出発、湯沢ICに着いたのは5時過ぎであった。
湯沢ICを降りてから国道17号を走り、数kmも走るとすぐに登山口に行くための林道
に曲がることになる。
林道は舗装されているが、対向車が来ると少し広めの幅員があるところで回避しな
いとかわすのは難しい状況。しかも、林道に入ってから町営駐車場までは結構なキョ
リがあるので走行には十分注意する必要がある。
町営駐車場に着いたのは6時前。この町営駐車場のキャパは30台であるが、ピーク時
は路駐が出てしまうほど混雑するらしい。
しかし、今日は紅葉真っ盛りというのに、4台しか停まっていない。
御嶽山のことで登山を自粛している人が多いのだろうか、それとも天気予報で雨が降
るとなっていたので今日の登山はやめたのだろうか。。。
いずれにしても空いているのは結構なことだが、やはりその山の一番よい時期はみん
なで感動を共有したいので少し残念な気持ちになった。
さて、今日はソロなので紅葉を楽しみながらゆっくり登ろうと思ったが、やはり天気
予報で雨が降るとの予報だったので、これから悪化することも想定し、山頂にはでき
るだけ早く着いて下山したいと思う。
登りはじめはTシャツに薄手フリースにウィンドブレーカーだったが、和田小屋に着
くころにはすぐに熱くなったので薄手フリースとウィンドブレーカーは脱いで、終
日、Tシャツで行動した。
和田小屋から先は少しの間スキー場を登るが、すぐに林道に入る。
林道内は、所々、木道が整備されている箇所もあるが、ほとんどが岩と泥の滑りやす
い道となっている。
そのため、泥除けのためにゲイターを装着し、滑り止め用にストックを持参したほう
がよい。
登り初めて少し疲れた頃合いに七合目=下ノ芝にベンチがある。
しかし今日は、先を急ぐので休まないで頂上を目指す。
中ノ芝、上ノ芝を過ぎると間もなく小松原分岐にあたる。
こちらのコースは展望のよい尾根歩きがあると地図に書いてあったので、機会があれ
ば是非歩きたいコースであるが、日帰りは難しそうである。
神楽ケ峰に着くとようやく苗場山が姿を現す。
その優美な姿は想像以上でだった。
神楽ケ峰を下って苗場山まで続く稜線がカッコイイ。
早く登りたい気持ちを抑えきれず、半ば走るように神楽ケ峰を下った。
途中で雷清水があったが帰りにいただくこととした。
お花畑を過ぎると山頂に向かって最後の登り「雲尾坂」が待ち受けていた。
これがかなりの急登である。
あまりの急登なので、山頂は槍ヶ岳のようにとんがっているんじゃないだろうか、本
当はこの上には広い湿地帯なんてないんじゃないかと思えてきた。
しかし、その思いも見事に裏切られ、登り切ってみるとそこは一面金色の広い湿地帯
が広がっていた。
この季節にしか見れない絶景だ。
今回は行くかどうかギリギリまで迷っていたが、本当に来てよかった。
山の神様に感謝感謝である。
山頂では約15分滞在して絶景を目に焼き付けたところで下山した。
神楽ケ峰の途中で雷清水の水をいただいた。おいしい。少しペットボトルにもいただ
いたので帰ってから水割りで楽しむこととした。
神楽ケ峰への道中で振り返ると苗場山はガスの中につつまれてしまった。
あっという間であった。もう少し登頂が遅れていたら山頂のすばらしい景観を見るこ
とができなかったと思うと、今日はつくづく山の神様に感謝感謝である。
上ノ芝まで下りてくるとエネルギー切れになったので、遅めの朝食兼早目の昼食をと
った。
先に休んでいた老夫婦の方に写真を撮っていただいた。謝謝。
ガスはだんだん濃くなり、30m先も見えないくらいになってきた。
既に登りで紅葉を十分に楽しむことができたので、帰りの道中は少しぐらいガスがか
かったほうが幻想的な景色となり、新鮮な気持ちで下山できるだろうと思い、前向き
な気持ちで下山した。
結局、町営駐車場に戻るまでガスが晴れることはなく、むしろ町営駐車場に着くころ
には小雨が降り出した。
下山途中に3組の登山者とすれ違ったが山頂では晴れていることを願うばかりであ
る。
今日は10月3日=登山(トザン)の日らしい。ナビがそう言っていた。
だから神がかった良い天気だったのかな。
苗場山の紅葉を楽しめるピークは来週がギリかもしれない。
今日の登山は最高だった。
もう一山くらい紅葉に見に行きたくなった。
お疲れさんでした。
お疲れ様です!傾斜キツそうですが滅茶苦茶景色良いですね~
写真も最高です。
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