記録ID: 5228167
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ハイキング
日光・那須・筑波
椀名条山から氷室山へ
2023年03月03日(金) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:14
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 744m
- 下り
- 742m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:羽生インターまで一般道(高速代節約…) 椀名条山の登山口となる蚕影神社から少し林道を登ったところの、道路外のスペースに駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に明瞭なルートとは言えず、特に下山に使用した、氷室山登山口への下りは、荒れているので要注意です。人と会うことも稀なルートで、静かな山に没入できます。 ★蚕影神社〜椀名条山 蚕影神社の左にある、古い遊歩道のロープを超えて、山道に入りました。朽ちかけた階段などがあり、そこそこ急な登りです。遊歩道は右に回り込んだ後で下って行きますが、この地点から尾根に乗りました。雑木林と植林地の境を登ります。明確な道という感じではないですが、尾根ははっきりしているので、順調に高度を上げます。傾斜が緩み884mのピークを過ぎると緩やかな道になり、小さなアップダウンで徐々に高度を上げ、山頂に近づくとだんだん道がはっきりしてきます。尾根を回り込むように歩き、僅かに下って登り返すと椀名条山に着きました。 ★椀名条山〜氷室山 この区間はあまり標高差がなく、100m内外の範囲でアップダウンしながら進みます。椀名条山を過ぎると道型はかなりはっきりしてきますが、薮が被るような場所も多くなってきて、あまり道には拘らずに進みました。明るい雑木林の尾根で、稜線の右側は若い植林地の保護のためか、ずっとネットが続いていました。冬枯れの樹間越しではありますが、北に日光連山、背後に皇海山や袈裟丸山、南には根本山から十二山の稜線などが眺められました。最後に植林地が戻ってきて、雑木林との境をひと登りし、分岐となる1109mに到着。あとはゆったりしたハイキングコースです。 ★氷室山〜宝生山 ゆったりしたハイキングコースで気持ちよく歩けます。南側の根本山や熊鷹山とも雰囲気が似ている尾根で、信仰の遺構もあちこちに見ることができます。 ★分岐〜氷室山登山口 谷底を忠実に下って行くルートでした。尾根から摺鉢状の谷底を下ります。明確な道はなく、どこでも歩いていい感じです。やがて谷底は収斂し、だんだん狭くなってきますが、はっきりした道はなく、かなり歩きづらくなしました。やがて細々と水の流れが現れるようになり、流れに沿った踏み跡を歩くようになります。細くて途切れていたりして安定はしません。谷はますます狭くなり、北に向きを変えると、道に一部凍ったザラメ雪が残るようになってきました。やがて谷は倒木に遮られ、巻道のようなものも見えますが、急斜面を行く細くて雪の着いた感じなので、そこは遠慮して、倒木を突破しました。その後も道は雪が着いたり、崩れたりしているので慎重に歩きました。降りるに従って、道が広くなっていると思ったのも束の間で、今度は木橋が崩れていたり、朽ちていたりと最後まで侮れません。そして登山口に到着。ポツンとたつ立派な登山口の標識が悪い冗談のように思えるのでした。 ★氷室山登山口〜蚕影神社 林道歩きです。ところどころ道が凍っていました。 |
その他周辺情報 | 道の駅くろほね 地元野菜が豊富でした |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
地図
コンパス
計画書
カメラ
笛
チェーンスパイク
防寒着
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感想
平日に休暇をとっていたのですが、仕事がいろいろと重なっていて、どうも山へのテンションが低く、朝になって行くかどうか迷っているところに思いついたのが椀名条山。ここであれば多少惹かれるものがあるので、準備をして出発です。椀名条山は、山名の五十音順では、常にラストに近い所にいるはずで、そういう意味での興味があったのと、篤志家向けの山という位置づけと思いますが、私の持っている1999年版のエアリアマップには実線で出ているので、最近はどうなんだろうという興味。少なくともヤマプラには赤線がありませんでした。
椀名条山は植林など盛んなようで、稜線沿いは道のあるなしは微妙ですが、歩きやすくなっていました。冬枯れのこの時期らしい低山の雰囲気があり、袈裟丸から白根山に続く足尾の稜線や、男体山などの日光の山々を望むことができました。ある程度は冬枯れのおかげではあるのですが。
椀名条山分岐から氷室山への主稜線のコースは、良く歩かれている気持ちのいいハイキングコースで、テンションが上がりました。いい気分です。そして、下山の沢筋の登山道は荒れて歩きづらく、自然に帰りつつありました。凍った雪が着いた季節に歩いたことも原因だとは思いますが、心して歩かないと、ちょっとやらかしそうなコースでした。倒木に阻まれたところなど、あっ!これヤバいヤツや…、と思いました(笑)。しかし、ここはヤマプラでは実線コースなんですけどね。(らくルートでは、すべて実線コースです)
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