お試し山行 魚野川・万太郎谷
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 718m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:24
天候 | 9/23 快晴 /24 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェーで下山後(片道\1230)、バスで土合駅まで。(\200) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・沢は時期だけに減水しており、オキドウキョウは腹上、浸かっても胸ぐらいまででした。 ・三の滝はぬめっていました。初心者後輩はセミになっていました。 |
その他周辺情報 | 湯テルメで入浴 |
写真
感想
ウソか真か…山に興味があるという職場の後輩を連れての沢登り。初山が沢ということは置いておきつつ、いい印象で山を感じてもらいたいと選択したのが万太郎谷であった。彼はこのためにウェア類を買い込んでくるという意気込みだ。
前日、23時過ぎに星のよく見えた湯檜曽公園のPで軽い宴会後、就寝する。翌日/23は土合駅から上越線下りの始発で土樽に向かう。駅までの階段を考えれば湯檜曽から乗った方が楽ではあったが、観光を兼ねてモグラ駅を紹介。
天気はおおむね良好、万太郎入渓点付近には5台ほど駐車車両があり、釣り師ではないことを祈った。祈りに反し、2個目の堰堤で釣り師に遭遇したものの、感じがよかったのでホッとした。追い付かれないと思われるところまで先行し、装備を着装する。
この時期だけに水量は少ない。9月下旬、そんなことは関係なく彼には沢を堪能してもらいたく、オキドウキョウの入口にある左岸からの滝で身を清めてもらい、準備ができたところで水線突破する。要領を教えなかったこともあるが、途中首まで浸かっていた。こういう勢いが今の若者には必要である。途中から右岸テラスにショルダーで登り、出口の滝は巻いて通過する。
井戸小屋沢先のゴルジュ内の滝は、左岸をやや泳ぎつつ取り付き、落口をまたいで抜ける。その先に暖かい岩盤があり、そこで休憩する。
体が乾いたところで、エメラルドの釜でウォータースライダーや露天風呂的なことを楽しみつつ先へ進む。ヘアピン状になった先のナメ滝は右から登るということだったが、どこを??
一ノ滝は巻いた。巻きは滝手前右側の岩尾根状からで、道は明瞭。後輩君は初高巻きをかなり頑張ったようだ。自分も昔は高巻き、怖かったなぁ…
二ノ滝まではゴーロ、ややナメ状が出てくると二ノ滝となる。右から。だんだん沢のぬめりが増してきた。本日の幕場に人がいないことを願いつつ進むと、右岸の『ここだ』という幕場に到着する。泊り場が限られていることから薪がない。沢で焚火なしは、クリープのないコーヒーのようなもの。手ノコ片手に薪集めをすると思ったよりも集まった。ここで『沢あるある』が起こった。後輩君のいるところを追いかけるように煙が動く。やや湿っていた感もあるが、今日の煙は多い方だ。二人で鼻水出しつつイワナはないため、ウィンナーを直火炙りして宴会開始となった。明日は曇り予報、どうなるか?
/24 曇り空を三ノ滝へ向かう。ここでザイル使用、職場でのロープワークとは違うため緊張しているようだ。一段目を登りピンを打ち足して後輩君を引き上げる。乾いてはいるが初登攀、かなり消耗している。二段目、自分はステルスだったため失敗したかなという感じだったくらいヌメッていたが、フリクションの利く部分をピンポイントで探し右上するクラックを登り、巻き道入口の灌木で確保。彼はここの方が不安だったらしく、途中セミ&ミシンになっていたそうだ。
この先は体力勝負の彼向きの傾斜、曇っていても周辺はどんどん紅葉になってくる。大岩の下からじゃんじゃん湧き出る水を汲んで、残りの流水溝を登り、紅葉ジャストのミネカエデの間から肩の小屋直下に飛び出た。こんな天気でも人気の山、登山者が多い。ほぼ道標しかわからないトマミミで記念撮影し、彼の1/100となった。
下りは17:30までに横浜・戸塚に新人勧誘に行かなくてはならない要件があり、急いでなければ西黒経由だったけれど、ロープウェー&バスを使って土合駅に戻る。さらに職場でゆっくり入浴はできず、寮生活でも広い風呂には入れていないということで、湯テルメを堪能してもらう。
さぁ、今後も続けて山に行くことがあるのか、ちょったドキドキしてしまうところです。
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