乗鞍岳 （畳平から紅葉の位ヶ原へ）

2014年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: 05:26
• 距離: 7.3km
• 登り: 385m
• 下り: 734m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:11

距離 7.3km 登り 387m 下り 737m

8:24 畳平
8:50 9:01 肩の小屋
9:42 9:57 剣ヶ峰
10:30 11:15 肩の小屋
13:35 位ヶ原山荘

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

朴の木平駐車場：約1500台。無料。
　高山清見道路（中部縦貫道）高山ICからR158を東に約30km。

朴の木平～畳平は、バス。往復2,300円。

位ヶ原山荘～畳平は、乗鞍高原からのバスを利用。750円。

コース状況／危険箇所等

肩の小屋～山頂は、石の多い道。人が多いので、落石、スリップ、すれ違いに注意。
肩の小屋～位ヶ原山荘は、スカイラインを縫って浅い沢を下る。
トイレは、畳平、肩の小屋、肩の小屋口、位ヶ原山荘にあり。

その他周辺情報

日帰り温泉は、すくなの湯（朴の木平スキー場）

写真

【朴の木平】
いい天気。

【畳平】
空が青い。

【白山】
谷間の向こうには白山がチラリ。

【チングルマ】
果穂の音符が、朝のメロディを奏でる。

【不消ヶ池】
もうすぐ消えそう。

【雲海と八ヶ岳】
手前の鉢盛山の頭が波に飲み込まれそう。

【南アルプス】
甲斐駒、北岳のスカイラインが美しい。

【赤くなってる】
いい感じ。

【灯台みたい】
真っ青な空に、白いドームが映える。

【中央アルプス】
木曽駒、空木、南駒の影が濃い。

【剣ヶ峰】
すっきり。

【モコモコ】
ぬいぐるみがいっぱい。

【槍ヶ岳と穂高連峰】
北アもよく晴れている。

【一等三角点】
前穂高、鉢盛、木曽駒、御嶽、川上、大雨見などの一等に囲まれて。

【山頂の標柱】
素朴～。

【富士山】
北岳の肩からのぞき見してるのは富士山だ。

【クマガイソウ】
バス停で聞いたら、ほぼ毎日出てるとか。

【チングルマ】
赤地に果穂の模様が豪華絢爛。

【ダイコンソウの葉】
玉虫色に光って綺麗。

【果穂行列】
光り輝くチングルマの果穂の隊列行進。

【青丹よし】
これぞ乗鞍の紅葉。

【ナナカマド】
実が真っ赤。

【紅葉進行中】
もうすぐ真っ赤に。

【真紅】
目が覚めるよう。

【深紅】
目が痛いほど。

【山頂に乾杯】
今年も真っ赤になったね。

【肩の小屋口】
ここのバス停で乗り降りする人も多い。

【谷沿いに整列】
狭い谷沿いにナナカマドの灯ろうが並ぶ。

【ハイマツと】
コントラストが強烈だ。

【ウサギギク】
ドライフラワーに。

【登山道】
ナナカマドが道案内。

【三段紅葉】ガスの白、ハイマツの緑、ナナカマドの赤～なんちゃって。

【オトギリソウの葉】
落ち着いた赤紫の紅葉も素敵。

【クリスマス風】
エコーライン沿いも見所がいっぱい。

【エコーライン沿い】
バスの窓から見えるナナカマドも強烈。

【赤い実を探せ】
真っ赤な実が、葉と同化している。

【黄色も参戦】
赤と黄のアンサンブル。

【まだまだ続く】
ナナカマドの赤色は、筆舌に尽くし難い。

【位ヶ原の黄葉】
質のナナカマド、量のダケカンバだ。

【錦繍の衣装】
自然が織り成す色とりどりの模様が素晴らしい。

【秋色小道】
赤色がしたたり落ちてる。

【位ヶ原山荘】
ゴールが見えた。

【ヒョウタンボク】
朱塗りのひょうたんだ。

【紅葉真っ盛り】
赤く染まらずに歩くのは難しい。

【ツリバナ】
お出迎えは、真っ赤なツリバナ。

【バス時刻表】
位ヶ原山荘バス停に到着。

【畳平へ】
サイクリストがエコーラインを上って行った。

【バスハイク歩数】
いいとこ取りの、ゆるゆるハイクだった。

感想

whitewater

紅葉のいい山を尋ねられると、迷わず乗鞍と答える。
誰でもが手軽に行けて、良質の紅葉が楽しめるからだ。
ここのナナカマドの紅葉は、第一級だと思う。
これほど損傷がなく綺麗に色づくナナカマドは、乗鞍でしか見たことがない。
しかし、ここでも綺麗な紅葉が見られるのは、いろいろな条件が揃った場合だけのようだ。
当たり年は、数年に一度という。

今年は、ちょっと早いかなと思ったが、休みの都合に合わせて出かけてみた。
朝方は天気が良く、雲海に浮かぶアルプスが見られた。
しかし、すぐにガスが上がってきて、今までと同じように、ガスの中の紅葉ハイクとなってしまった。
それでも、時々ガスが切れ、目を楽しませてくれた。

上部のナナカマドは発色の弱い木もあったが、ほぼ期待通りだった。
それにも増して喜ばせてくれたのが、下部のナナカマドとダケカンバの紅葉だった。
黄葉が紅葉の赤を際立たせ、紅葉が黄葉の黄を輝かせていた。
思わず感嘆の声を出してしまった。

今回は、バスといい、登山道といい、ビックリするくらい人が少なかった。
また、接続時間もよく、とても気持ちのいいバスハイクを味わうことが出来た。


帰りのバスの中で、御嶽が噴火したことを知った。
亡くなられた方々のことを思うと心が痛みます。