春を探しに★日光篇(茶臼山[倉ヶ崎城]〜城山[板橋城]=オウレン)
- GPS
- 06:10
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 604m
- 下り
- 681m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
[途中、大桑駅-明神駅は東武鉄道を利用] G 下野大沢駅(JR日光線) ★青春18切符1回目 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇茶臼山 よく整備されていてルート明確。ただし岩鼻へのピストンの道はやや荒れている。 〇茶臼山〜毘沙門山 急登、岩場、ロープ場あり。一部ルートやや不明瞭。危険個所はない。低山だが眺望もよく、登山としての面白味がある。 〇毘沙門山〜大桑登山口 人工林の中を下る。踏み跡は薄いが、赤テープが多くあるので、忠実にたどると良い。 〇上板橋登山口〜城山 よく整備された広い道。ルート明確。登山としての面白味はない。 〇城山〜下板橋登山口 人工林の中の道。林道作業道であり、放置木多い。道標がないため、ややルートが分かりにくい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
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感想
3月の野草の花の群生地には、山城跡というのが多い。考えてみれば当たり前で、3月の花は低山に限られ、山城跡は全国に5万もあるというから、開発されていない低山にはかなりの確率で山城跡があると思って良い。山城跡を保存するということは、手を加えないで自然のままに残すということだから、自然環境も良好なはず。そういうわけで、3月の花探しは、山城めぐりとなる場合が多くなるのでしょう。
しかし低山は、森としては、スギ・ヒノキの人工林がどうしても多くなる。今回の2つの山もほぼ人工林でした。もっとも、人工林であってもよく手入れがされていれば、特にヒノキ林は、植生が豊かだとも言います。現に、地元の高麗山の例だと、ニリンソウもヒトリシズカも、人工林エリアに群落が存在します。人工林は、樹木の観察にはつまらないが、野草探しはたまに面白い時があるものです。
かつては3月は、星野のセツブンソウとか相模原城山のカタクリとか角田山とかの群生地にスポット的に行っていたものだが、今回は、群生地というスポットだけではなく森全体を観察しようと思った。
この時期の日光の低山の人工林では、野草の花はどれだけ咲いているか。期待半分というところでした。
結果、見事に咲いていませんでした。やっぱり人工林は自然林ほど花は咲かないものなのかな。
従って、行程の最後の城山(板橋)の薄暗い人工林に、セリバオウレンの群落があるとは聞いていたが、半信半疑で歩いていました。それが、突然現れた大群落。心底驚嘆したのでした。それは、幻想的というか、異次元の世界。陽の射さない薄暗い林床に咲き誇る白い花たちは、恐ろしささえも感じるほどでした。ただセリバオウレンだけが咲き乱れているというのは、常軌を逸している感を受けたのです。
なぜこんなところに大群落なんでしょう。オウレンは薬草として活用され、栽培されていたとも言います。その名残なんでしょうか。人知れず、オウレンはあちこちで大群落をつくっているのかもしれません。
考えてみれば、オウレンは早春、真っ先に花を咲かせるようです。この山域で、オウレンが咲き誇っていたということは、他の花にはまだ早いということかもしれません。ということは、今回、セリバオウレン以外の花が咲いていなかったのは、時期が早すぎたからなのかもしれません。
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