高雄山・不動滝〜佐野山城跡
- GPS
- 02:42
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 414m
- 下り
- 416m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
千曲市街より、「佐野」集落を目指し、 林道更埴大岡線を走行し、曙峠の道路余地に駐車(5~6台余裕) 雪は殆ど残っていませんが、至る所で落石発生、走行注意 【不動滝〜佐野山城跡】 林道を戻り、不動滝入口標識前の一台分の道路余地に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【高雄山】 高雄山頂上に立つ最短コース 少々藪っぽいですが、危険個所はありません 下山時、直角に曲がるべき尾根を真っすぐ下らないように注意 【不動滝〜佐野山城跡】 入口から不動滝まで整備された遊歩道 不動滝から佐野山城跡に向かう登山道も木段が切られ、 やや荒廃感がありますが、かつて整備された模様 通行止めロープの反対斜面の登山道を道なりに辿ると佐野山城跡 新しそうな案内板があり、曲輪を探しに更に尾根を辿ると 急斜面の斜めに細い巻き道になり、泥濘箇所は滑落注意 水場と思しき場所に平坦地あり、郭跡か?泥沼か? この辺りで踏み跡を見失い、引き返しました |
写真
感想
2年前の2月、「佐野」集落から矢原坂を上り、長い尾根を経て
高雄山に到り、帰りの深い谷に沿う林道の雪に思い出があります。
不動滝入口の標識もその時に見ており、訪れたいと思っていました。
城廻を始めてから、不動滝上方に城跡があるのも知って
ついでに高雄山の最短コースを散歩に加えて計画。
落石上を通過した際、車のお腹をゴリゴリ擦ってしまい、
以前乗っていた車高の高い車が突然懐かしく思い出され、
曙峠に置かれている通行注意の看板がつくづく身に染みました。
暖かな日が続いていたのに、昨日はとても寒く感じました。
この辺りは雪が降った様子で、真っ白に周囲を染める樹氷が美しく
ゆっくり歩いて眺めたいところですが、日差しで溶け、
雨のように頭上に降り注ぎ、いたたまれません。
でもやっぱり綺麗で、季節外れのクリスマス気分を味わいました。
小さなアップダウンを幾つか超える快適な散歩道を辿ると
どうカメラを向けても山名標識が逆光でくっきり映らない高雄山頂上。
薄暗い植林帯の只中、山頂というより尾根の途中にも思え、
もう来ないだろうと思いながらまた来てしまうのが不思議です。
東京近郊の人気の山と同じ読みなのが密かに嬉しかったりして…
登山中は、木々に遮られ、北アルプスが見えないのが残念です。
車道に戻り、数分大岡方面に歩くと頭上に、鹿島槍と五竜が見え、
麓でカタクリの花が咲く晴れた日に散歩もお薦めです。
不動滝入口付近の急斜面を巻く道は整備されています。
深い谷にかかる二つの堰堤滝は人口物ですけれど、見事。
大岩と東屋の先に不動滝があり、案内板によると古来有名だったそう。
細い岩の隙間から流れ落ちる水が岩にあたって
ふんわりと白いレースを広げている姿に優雅な美しさを感じます。
季節的にも水量が多く、見応えのある時季かもしれません。
駐車スペースが気になりますが、僅か数分で美しい滝が見られ、
季節を変え、また訪れてみたくなる滝に出会いました。
不動滝を取り囲む岸壁は崩壊がどんどん進みそうな脆い岩。
実際、林道でも至る所で落石があり、危険があるのも頷けます。
佐野山城に向かう登山道も途中で崩落し、通行止めでした。
城跡に着けるかどうか不安になりましたが、
逆方向へ尾根を登ると、標識があり、すぐ右が目指す城跡。
主郭にはベンチもあり、案内板はまだ新しそうな感じです。
この先の尾根に曲輪がある様子なので行ってみると、
城を守る絶好の地形の痩せ尾根が出現、やがて巻き道となり
倒木だらけで、細く斜めでぬかるんでいる箇所あり、
滑落せぬよう慎重に通過し、水場と思われる場所に到達。
曲輪の跡か、泥沼なのか分かりませんが、踏み跡も見失い、
ここで引き返し、植林帯まで戻ってようやく落ち着きました。
高雄山に登り始めた朝は身を縮めたくなる、冬の最中、
不動滝をゆったり眺めた日中は春爛漫の日差しでしたから
一日で冬から春への変化を目まぐるしく感した気がします。
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