伊豆・暗沢山 もう一つの一等三角点周遊

2022年03月07日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.0km
• 登り: 569m
• 下り: 553m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:53
• 合計: 4:48

8:03 重文岩科学校
8:10 上野堂
8:57 9:07 指川峠
9:22 峰分岐
10:08 大峠
10:23 10:38 暗沢山
10:47 大峠
10:49 11:09 長者ヶ原
11:23 11:28 小峠
12:23 12:26 三差路
12:51 重文岩科学校

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岩科学校に駐車

コース状況／危険箇所等

林道歩きが割と多いです。途中、石くれや落ち葉で埋まっている林道が歩きにくい。しかも水が沁みでているので不用意でいると靴がズボッってことになります。

写真

3/7 7:21

今日は晴天です。松崎目指して伊豆西海岸を車を走らせていると、海越しの展望がすばらしい。我慢できずに車を降りて・・・。穏やかな駿河湾ごしに南アがずらり。海が群青色ですね。

3/7 7:21

富士山もこんなにスッキリ。西伊豆ならではの景観だ。

3/7 8:06

岩科学校跡は伊豆地区最古の小学校。洋風デザインの建物で、甲府、松本の次に古い学校だそうです。すみません、はじっこに駐車させてくださいね。

3/7 8:10

岩科川沿いには桜と菜の花。

3/7 8:12

中野橋を渡り、左に折れて始めの交差点を右に進む。

3/7 8:12

暗沢山への案内は直近までありませんが、長者ヶ原の表示板を辿れば間違いないです。

3/7 8:13

登山口の地蔵様にご挨拶していきましょう。

3/7 8:20

始めは簡易舗装道を沢沿いに歩きます。

3/7 8:29

湿り気にはヤマネコノメソウと・・・

3/7 8:33

フキがたくさん。

3/7 8:38

陶窯の先から山道になる。左に分岐する山道は竹林でした。

3/7 8:45

ゴロタ石の道。

3/7 8:47

鋭い刺先のアリドオシ。

3/7 8:51

ケルンもあって安心です。

3/7 8:55

人為的な穴でしょうか、不気味。

3/7 8:59

やがて切り通しになった先が指川峠。

3/7 9:01

石碑と道しるべが、かつてはたくさんの人が越えていたことを偲ばせます。石碑には『享保』の文字が。
享保の改革、田沼意次、平賀源内、本居宣長、近松門左衛門、新井白石、荻生徂徠と歴々の人物たちが活躍していた頃なんですね。

3/7 9:01

道しるべには、《右子浦蛇石・左ハ化？場道》とあり、後方の石に《さく？石》。

3/7 9:04

古い銚子の間にワンカップ白鶴まる。今も大切にされているんですね。

3/7 9:07

遊歩道の標識。

3/7 9:19

この先、道幅はありますが倒木あり、木枝のガサつきありでとても遊歩道とは推奨できませんなー。

3/7 9:25

足元に注意しながら10数分で簡易舗装道に出る。長者ヶ原まで1500m。峰分岐というらしい。

3/7 9:27

民家が出てきます。

3/7 9:31

道がカーブするところで思わぬ展望箇所がありました。山と駿河湾越しの富士山！

3/7 9:37

所々に地肌が見える林道上には石くれ、落ち葉や木枝で埋まっていて、水が沁み出ている場所もあり、とても歩きにくい。気を付けないと靴がズボリと嵌ってしまう。

3/7 9:40

放置されたミカンの木。

3/7 9:44

新しい石仏。台座は古そうです。

3/7 9:45

もはや遊歩道とは言えません。

3/7 9:55

木枝をポキポキ踏みながら行くと・・・

3/7 10:04

前方が明るくなってきました。植林から灌木林を登ると。

3/7 10:12

大峠の三差路に到着。大峠という名称でいかにも峠って雰囲気ですが、静岡の百山なんです。

3/7 10:12

地蔵仏が傍らにひっそりと。長者ヶ原は復路にして暗沢山へ林道へ向かいます。

3/7 10:17

林道に出たところで初めて暗沢山の標識が出てきた。あとは林道を辿れば・・・

3/7 10:24

電波塔が現れ、真ん中を上がると・・

3/7 10:38

一等三角点の暗沢山。ここからも駿河湾ごしの富士山を望めます。

3/7 10:39

伊豆地区の一等三角点は達磨山、万三郎山とここの三箇所。

林道からの展望とほぼ同じ角度の富士山の眺望が得られました。

3/7 10:43

オニシバリ。

3/7 10:53

峠に戻って直進で長者ヶ原です。

3/7 10:55

草原からも富士山を望めます。もう少し時期をずらせば野草が楽しめそう。

3/7 10:55

東屋。

3/7 10:56

長閑です。

3/7 11:13

五月頃にはツツジが楽しめる観賞用の遊歩道が左に。下って行けばビジターセンターが設けられています。そのまま直進します。

3/7 11:30

下って四辻の「小峠」には二対のお地蔵さまが祀られている。後方は常緑樹の原生林。波線ルートで下ります。

3/7 11:50

歩きにくいですが道ははっきりしています。

3/7 11:54

何でこんなでっかい石が・・・

3/7 12:01

ううむ、ガサガサですなあ。

3/7 12:09

今回唯一のちょい危険個所。ロープが張られています。廃ワサビ田のあたりです。

3/7 12:17

ナツトウダイ。

3/7 12:26

車道にでました。ワイルドな遊歩道でしたなー。

3/7 12:30

早い桜咲く道を。

3/7 12:32

小滝。

3/7 12:38

民家横のナメ。

3/7 12:39

あとは戻るだけ。

3/7 12:40

新旧のお地蔵が仲良く鎮座。

3/7 12:41

これも享保年間。

3/7 12:44

雰囲気のよいなまこ壁の中を戻りました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX130 IS Canon

感想

takisuke

伊豆半島の一等三角点の山は、達磨山と万三郎とこの暗沢山の三つだけで、他の二山は何度も足を運んでいたけれども、残りの一つが気にかかっていた。伊豆松崎はいかにも遠いので（今の自分にとっては）、今まで足が向かなかったのですが、周遊コースで回る計画をたてました。
　地味な山とあって、全コースハイカーに出会いませんでした。