ブラチリカSP秩父三十四ヶ所札所巡り其の二(第十三番から第二十五番)
- GPS
- 08:05
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 542m
- 下り
- 530m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 8:05
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:秩父鉄道「影森駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
メインは舗装路歩きですが、住宅街の中が解りづらいところがあります。 第二十二番からの長尾根コースは山道です。 長尾根には住宅地から入っていきますが、あまり整備されていない印象でした。 尾根上に出るとメープルの森として間伐されていて歩きやすくなります。 第二十三番からは下りの山道です。 その後、一旦舗装路に出ますが、五百沢(いおざわ)を渡った後から道が岩盤を削って作られており、濡れると滑りやすいです。 その後住宅地の中に出ますが、江戸巡礼古道の道標が見つけづらい場所もあり、迷いやすいです。 |
その他周辺情報 | トイレは各札所ほぼ全てにあります。 飲食店も多いので困ることは無いと思います。 |
写真
感想
今日は先週歩いた秩父三十四ヶ所札所巡りの二回目です。
前回終了した西武秩父駅から歩き始めます。
一度前回歩いたルートに戻りそこから第十三番札所へ向かいます。
第十三番札所の「慈眼寺」はその名の通り「め」の神様として有名なお寺で境内にはメグスリの木が植えられていて参拝者にはメグスリの木から作られたお茶がふるまわれています。
今日のコースは最初は西武秩父駅の周りの市街地を歩いて行くことになりますが、前回もそうでしたが市街地はあまり得意ではないようで何度も迷いました。
次の第十四番札所「今宮坊」の手前には「今宮神社」があります。
ここは神仏習合の神社で秩父札所発祥の地ともいわれているそうです。
昔は「今宮坊」と「今宮神社」が同じ敷地内にあり、二所巡りと言われ一緒にお参りしていたようです。
ここから、第十五番に向かいます。
第十五番札所の「少林寺」はここへ行くための踏切を渡り入っていきます。
ちょうど今は、工事中のようで正面からは入れず横から回り込むようになっていました。
ここでちょっとわき道にそれ、近くの「武島屋」と言うお寿司屋さんへ寄り道です。
ここはいなり寿司の有名店と言うことでお弁当としていなり寿司とのり巻きのセットを買いました。
十六番へ向かう途中には「秩父神社」があるのでここへも寄り道です。
鮮やかな彫刻が目を引く本社には左甚五郎の作と言われる彫刻も沢山あります。
中でも日光東照宮では「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が有名ですがここには対象的な「お元気三猿」がいます。
第十六番札所「西光寺」に行くと多くの人たちがいました。
どうやら、西武鉄道主催のハイキング参加者のようでした。
ここから、第十七番へ向かいましたが、ここも住宅街で当然のように迷いうろうろしてしまいました。
どうにか第十七番札所「常林寺」に着くとここも、ものすごい数の人がいました。
ハイキングの参加者と秩父を舞台にしたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」(あの花)の聖地巡礼で見に来た人たち両方がいたようです。
ここはアニメの中で主人公たちの子ども時代のたまり場として出てきました。
そのため、ここでは御朱印を頂くのに40分近くかかってしまいました。
ここから第十八番までは、徒歩でしか通れない細い住宅街の巡礼道を行き途中には遮断機のない踏切を渡る場所もあります。
第十八番札所「神門寺」(ごうどじ)は決して広い土地ではありませんが、その中に観音堂のほかにも不動堂や納経所、休憩所などが建っていました。
西武鉄道のハイキングはここから逆回りで巡っているようで徐々に人は減ってきました。
次の第十九番札所「龍石寺」はその昔この辺りの土地が干ばつになった時に弘法大師がこの土地を訪れ雨を祈ったところこの地の盤石が割れ龍が天に昇り雨が降ってきたということでその岩の上にお堂が建てられています。
ここから次の第二十番へはもう一つのあの花の聖地「秩父橋」を渡っていきます。
この橋もアニメの中に何度も印象的なシーンとして描かれたため多くの人たちが写真を取りに来ていました。
橋を渡った後、道路を渡るのですが横断歩道がないため一旦橋の下をくぐり向こう側へ渡り、第二十番へ向かいますが、二十番への道は崩落のため通れなくなっており、迂回路から向かいました。
第二十番札所「岩之上堂」は昔は船で渡っていたため今でも船着き場が残っているそうですがそちらも通行止めでした。
第二十一番札所「観音寺」は県道沿いにあり、車でも着やすいためここも多くの人たちで賑わっていました。
ここから第二十二番へは今まで通ってきた江戸巡礼古道ではいけないため途中から明治巡礼古道に入ります。
第二十二番札所「童子堂」は入口の仁王門に少しユーモラスな顔をした童子仁王がいます。
これは、昔、地元の樵が荒川に流れてきた流木で彫ったものと言われているそうです。
ここの休憩所で今朝買ってきたいなり寿司を食べましたが、お揚げにしっかり味が付いているのにべチャっとしておらずとてもおいしかったです。
ここから、一度来た道を戻り江戸巡礼古道で長尾根道へ向かいます。
ここは、住宅地の横から入っていきますが、あまり歩かれてないようで倒木などがありました。
途中、舗装路を越えますが、昔はここに童子堂があったそうです。
再び山道に入り尾根上まで出ると、途中から森が開け「メープルの森」の看板がありました。
ここは地元の農業高校の生徒たちが間伐を行っている森のようです。
ちょうどこの日は、もう一つあの花といえばの「龍勢まつり」が開かれており龍勢の音かそれともただの花火なのか大きな音がこの辺りから聞こえ始めましたが、天気が悪かったので見ることはできませんでした。
尾根上を進んでいくと第二十三番札所「音楽寺」の裏に出ました。
ここはその名前からヒット祈願に来る歌手も多いそうです。
近くの梅林の駐車場から再び巡礼道に入り、ここからは車道と山道を交互に抜けながら進んで行きます。
住宅街を進んでいくと第二十四番札所「法泉寺」のまたもや裏に出ました。
最初に調べていた時は表から来ると百段近い階段を上るとあったので良かったのかどうなのか少し微妙です。
お参りをした後、少し急な階段を下りていきました。
第二十五番へは再び坂道を登り、秩父錦の醸造所の下をくぐりぬけた後、古道が通れないので迂回のため更に登りその分下った後、途中の民宿の横から細い道に入り五百沢(いおさわ)へ階段を下りていきます。
沢に架かる橋を渡ってしばらく行くと道が土から岩盤を削った道に変わりとても滑りやすかったです。
また、途中の住宅街で道を見失い地元の方から教えていただきました。
第二十五番札所の「久昌寺」には大きな弁天池があり、蓮の花が咲いていました。
この池は、ガイドブックによると会員制のヘラブナ釣り場になっているいそうですが、今日は釣っている人がいなかったのでわかりませんでした。
とりあえず、本日はここまでとして、ここから荒川に架かる柳大橋を渡り秩父鉄道の影森駅へ向かいました。
前回よりも距離が長かったせいか、久しぶりに足が痛くなりましたがいろいろな場所を今回も楽しく歩くことができました。
コメント
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進めてますね。
もう一回でオシマイ?
でもつなぎにくいトコが残ったかな?
(実はどういう風に点在してるのか知らないので無責任なコメでごめん)
沢山の彫刻達や、萌え〜〜〜もあって楽しそう。
いつか巡ってみたいな。
次の御開帳かな〜〜〜〜
tekutekugoさんこんばんは(^-^)/
埼玉は秩父の「あの花」以外にも「らき☆すた」の鷲宮神社や「ヤマノススメ」の飯能など萌えで町おこしが流行って(?)いますね。
ちなみに残りの行程ですが、昭文社の奥武蔵の地図をお持ちなら載っていますが、次の第二十六番から第三十番までは、ほぼ秩父鉄道沿いにあります。
ただ、第三十一番は三峰口駅から北上して四阿屋山の更に北にあり、第三十二番は南東に下り小鹿野町役場の南、再び北上すると第三十三番を経由して、破風山の西の札立峠を越えた先に最後の第三十四番があります。
なので、あと3〜4回はかかると思いますσ(^_^;)
tekutekugoさんも是非、歩いてみてくださいo(^▽^)o
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