江賀谷から八丁平、峰床山、鎌倉山へ(京都北山)

2023年03月20日(月) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,007m
• 下り: 1,004m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:37

6:45 葛川市民センター駐車場
7:10 7:10 葛川中村
9:15 9:15 中村乗越
10:23 10:28 峰床山
10:49 10:54 オグロ坂峠
11:38 11:56 千年杉
12:14 12:16 鎌倉山
13:22 葛川市民センター駐車場

天候

快晴　🌞

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葛川市民センター前　無料駐車場利用

コース状況／危険箇所等

・「江賀谷」では渡渉を繰り返します。川幅が結構広い所も有るので、水量が多い日は危険度が高まります。また、切れ落ちた崩落箇所を横切るような細道が有り、ロープに掴まりながら渡る際は緊張します。
　ルートにはリボン等が付けられており迷う恐れは小さいと思われますが、谷コース特有の不明瞭な踏み跡は外し易く、時間や体力を消耗し易いです。踏み跡の見極めは慎重を要します。

・「中村乗越」から先は全般的に歩き易く、道標やテープ等が整備されたコースとなります。
　「八丁平」から稜線までの「クラガリ谷」では、雪面歩行を強いられましたが、気温が高かったのでアイゼン等の滑り止めを装着しなくてもスリップの心配はありませんでした。
　なお、「オグロ坂峠」から「鎌倉山」に到る尾根に枝尾根に迷い込み易いポイントが一箇所有り、注意を要します。（写真コメント参照）

その他周辺情報

公衆トイレはスタート地点の国道沿いに有ります。

写真

3/20 6:44

葛川市民センター前駐車場からスタートします。
時間が掛かりそうなコースなので早めに来ました。

3/20 6:46

「曙橋」で「安曇川」を渡り、国道367号線へ

3/20 6:46

温度表示はマイナス1℃。
放射冷却で寒い‼️

3/20 6:49

国道沿いの公衆トイレは朝から利用可能です。
ありがとうございます。

3/20 6:54

国道のロードから開始。
南方の「中村」を目指します。

3/20 7:04

ちゃんと歩道が有るので、車の危険は感じません。
見上げると、稜線だけ陽が当たってますね。

3/20 7:09

横断歩道と橋を渡って「中村」へ。
学校の建物が目印です。

3/20 7:10

対岸で右折し「江賀谷」の林道へ…

3/20 7:11

入口に「通行止め」の看板が立っています

3/20 7:23

とても雰囲気の良い谷なんですけど…

3/20 7:31

倒木はいっぱい現れます。
跨ぐには高く、潜るには低いケースが厄介です。

3/20 7:34

雪はもう無いかと思っていたら、早くも現れました。
（対岸の日陰だけですけど…）

3/20 7:45

堰堤の先で最初の渡渉が待ってました

3/20 7:46

川幅が結構有るので安易には渡れません。
足場をよく考えながら最適ルートを探します。

3/20 7:50

渡渉の後に振り返った絵です。
倒木が手摺になったのは幸いでしたが、見た目より脆くなっていて、掴んだ枝が次々と折れるので危うく落ちるところでした。

3/20 7:56

ルートは水際から離れて巻くことも…
要所にはテープやリボンが有り、ルートファインディングは楽でした。

3/20 7:58

左側が切れ落ちた崩落地点。
張ってあるロープに掴まって渡ります。

3/20 7:59

渡渉ポイント。
川の手前と対岸にリボンが有るのは、ここを渡れのサイン。

3/20 8:03

渡渉ポイント。
緊張の連続ですが、徐々に慣れてきます。

3/20 8:08

谷は傾斜を増し、複雑に分岐し始めます。
テープ等に従い右股へ進みます。

3/20 8:22

両岸が切り立つ所では、水際を辿るしかありません

3/20 8:28

人工物が有ると何だかホッとします

3/20 8:31

渡渉ポイント。
何とかなりそうです。

3/20 8:38

大岩の手前に道標が見えてきました

3/20 8:40

壊れてますが、谷筋を離れて左斜面に取り付くポイントの目印になっています

3/20 8:40

すごい急斜面にテープ有り。
マジでここを上るの？

3/20 8:42

と思ったら、つづら折れの踏み跡が左方へ伸びてました。
スギ落葉が道を覆って不明瞭にしています。

3/20 8:50

レスキューポイントの標識有り

3/20 8:54

斜面の中程で踏み跡は左トラバース気味に…

3/20 9:10

上り詰める手前で踏み跡から外れてしまい、道無き斜面を直登!

3/20 9:14

無理矢理上り詰めた稜線では景色が一変。まるで別世界に来たようです🎵
左方へ進むと標識が…

3/20 9:16

「中村乗越」へ到着。
本当はここへ上り詰める筈だったんですけどね…

3/20 9:17

テープ等に導かれて盆地状の「八丁平」へ緩やかに下ります。
人に驚いた鹿が一斉に逃げ去りました！

3/20 9:21

「八丁平」の湿原に下り着きます。
背景はこれから登る「峰床山」。
見上げるというほどの高度差は感じず、気持ちが楽に…

3/20 9:21

湿原の周回路を時計回りに半周します

3/20 9:24

「坊鹿柵」の説明

3/20 9:25

「極楽浄土」ってこんな場所なのかなぁ〜
緩やかに清水が流れていました。

3/20 9:27

うっかり見逃されそうなUターンポイント。
右奥から来て、左奥の土手に上がります。

3/20 9:33

板橋が有るとルートは分かり易いです

3/20 9:34

「フノ坂峠」へ向かう分岐点。
引き続き湿原を周回します。

3/20 9:43

「クラガリ谷」の分岐点が見えてきました。
ここから「峰床山」山頂を目指します。

3/20 9:50

緩やかな谷間へ進むと、雪が結構残ってました

3/20 10:00

気温が上がって雪面は軟らかく、アイゼン等は不要。
まれに踏み抜くのだけが厄介です。

3/20 10:06

稜線の標識が見えて来ます

3/20 10:09

稜線を右方へ上って行きます

3/20 10:16

傾斜はそれほどキツくなく、陽当たりも良好。
快適な上りです。

3/20 10:20

山頂が見えてきました🎵

3/20 10:21

標識がいっぱい付いてますね🎵

3/20 10:22

京都府第2の標高を誇ります🎵

3/20 10:23

これが撮りたかった‼️
「大原の里10名山」の標識。
かなり傷んでますが…

3/20 10:24

南を望むと、大津や京都の市街地は確認出来ませんが…

3/20 10:24

西の雄大な山並みは格別の景色です🎵

3/20 10:30

景色を満喫し、「鎌倉山」に向けて東方の尾根道へ…

3/20 10:36

立派な道標が定期的に現れるので安心です

3/20 10:50

「オグロ坂峠」が見えてきました。
お地蔵さんの小さなお堂も…

3/20 10:51

ここで「八丁平」から「久多」への道が交差し…

3/20 10:53

峠の北側で「鎌倉山」方面と「久多」方面の道が分岐

3/20 11:06

小さなピークを幾つも越えて進みます。
細かなアップダウンで消耗します。

3/20 11:20

前方稜線に黄色のチェーンが張ってあります。
惰性で真っ直ぐ進み易いのですが、「行き止まり」のサインであり、左折して下るのが正しいルート。

3/20 11:31

「P901」の手前。
ブナ林の中を上ります。

3/20 11:39

越えた鞍部にひときわ大きなスギが…
「千年杉」の標識が付いてました。

3/20 12:05

「鎌倉山」の最後の上りです

3/20 12:16

山頂へ到着。
京都府第4の高峰は広く平らな山頂でした。

3/20 12:14

新旧の道標が立っています。

3/20 12:15

木立の間に覗くのは比良の最高峰「武奈ヶ岳」

3/20 12:18

その方向の尾根を緩やかに下って行きます

3/20 12:28

常緑樹のエリアに入ると…

3/20 12:29

シャクナゲの低木も見られました。
つぼみが大きくなっています🎵

3/20 12:42

「ぶな平」の標識が立つエリア。
「ブナ」より「ツガ」？の大木の方が目立ってました。

3/20 12:57

「もみじ平」の標識を通過
階段の下に林道が現れます。

3/20 12:58

林道は横断し、右方の山道を引き続き下りました

3/20 13:07

その後キツイ下りを経て…

3/20 13:11

「城の鼻」へ至ります

3/20 13:12

切り立った崖の上に標識が立っており、下界も望むとことが出来ます。さらに下ると…

3/20 13:16

間も無く「鎌倉山登山口」に下り着きます

3/20 13:16

「かまくら谷林間遊歩道案内図」が立っており、登山道も案内されています

3/20 13:18

右方の橋を渡って…

3/20 13:22

スタート地点の駐車場に戻りレコを終了。
お付き合いありがとうございます。

撮影機器：

Galaxy A53 5G SC-53C docomo サムスン

装備

個人装備

グローブ 雨具 日よけ帽子 ヘッドランプ 食料 飲料 地図 予備電源 スマホ

感想

pine-village

・大原の里10名山の一つ「峰床山」にチャレンジしました。最後に残った一番大変そうな山で、これをクリアすると10山完登です。

・何処から登るか？　計画段階では皆さんのレコを参考にさせていただき、悩んだあげくに「江賀谷」ルートからとしました。

・このルートは難しい渡渉が有りますが、増水等で通過出来なくても、最初の上りならば潔く引き返せば良いだけのこと。しかしながら、もし下山に取り入れて通過出来ない場合、登り返すほど体力に自信が有りません。出来るだけ安全なコース計画としました。

・いざ歩いてみると想定通り大変でしたが、幸運にも水量がそれほど多くなかったのと、皆さんのレコで得た様々な情報が役立ち、心折れること無く完走出来ました。ありがとうございます。

コメント

akinom

おはようございます。

気合いが要るルート歩きですなぁ〜、素晴らしい❗

大原の里10座達成、おめでとうございます🎵

次の目標は、どこですかね〜🎵

pine-village

akinomさん
コメントありがとうございます

やりましたよ〜　たった10山ですけど月日を要すると感慨深いものですね　(ToT)

地域の山はまだまだ無限に有りますので、自己満足出来る目標を定め、励んでいきたいと思います。暖かく見守っていただけたらありがたいです🎵

akinom さんも引き続き元気に楽しんで下さいね