妙義山 春の茨尾根

2023年03月20日(月) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,256m
• 下り: 1,253m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:11
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:38

距離 9.3km 登り 1,256m 下り 1,253m

5:47 道の駅みょうぎ
5:49 妙義神社第一鳥居
6:00 6:01 妙義神社
6:40 6:49 大の字
7:23 7:40 見晴
8:00 8:08 大のぞき
8:31 8:36 天狗岳
8:58 9:05 妙義山
10:01 10:02 バラ尾根のピーク
10:08 堀切
10:43 11:09 鷹戻し
11:59 12:03 妙義山第四石門
12:11 12:12 第二石門
12:16 名勝石門群登山道
12:24 12:30 一本杉
12:46 12:47 大人場
12:53 12:54 金鶏橋
13:24 道の駅みょうぎ
13:25 ゴール地点

天候

晴れ
気温がかなり上がりました
山の北面の日陰部分では湧水が凍結していました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅妙義山駐車場に停めさせて頂きました

コース状況／危険箇所等

ほぼ凍結箇所はなく残雪もありません
金洞山手前では湧水が凍結しており滑り易かったです

その他周辺情報

道の駅妙義山

山バッジ　550円
食事もできます
天ぷらそば　780円

写真

3/20 5:32

妙義山のモルゲンロート
この後もっと染まりましたが入山を急ぎました
念のため足元にヤマビルファイターを吹いときました

3/20 5:43

道の駅みょうぎには車内泊の車が数台
登山の準備をしている人はいません
平日と言えば平日だし

3/20 5:48

案内板をよく眺めて…

3/20 5:48

今日は天気が良さそう
あまり暑くならなきゃいいけど

3/20 5:49

まずは大鳥居をくぐり妙義山神社へ
大分明るくなってきた

3/20 5:50

手書きの登山情報がありました
素晴らしい！
やっぱり中間道はまだ復旧されていません
沢が崩落したそうなのでダメージすごいんでしょうね

3/20 5:51

もうすぐ枝垂れ桜が開花しそう
風情があります

3/20 5:53

まずは参拝します
立派な神社だー

3/20 6:00

重厚感のある社殿です

3/20 6:01

ぶっとい切り株からひょろっと生えてる

3/20 6:03

ここから入山します
登山届けはコンパスで済ませています
文字が多いな…

3/20 6:11

まずは大の字を目指します
目印がわかりやすい

3/20 6:23

ガレた沢を登っていくような感じです
浮石が多く落石に注意しなきゃ

3/20 6:23

最初の鎖場です
ここは使わずに登れました

3/20 6:37

大の字裏に到着しました
みんな寄るみたいだから行ってみよう

3/20 6:40

大の字の裏側
赤城山と榛名山
あっちも天気良さそう

3/20 6:41

朝霞がかかって春の朝って感じですねー

3/20 6:41

ほう！
禁煙だそうです
神域ですし当然か…

3/20 7:00

辻に到着しました
見晴らし方向に進みます

3/20 7:08

奥の院に到着しました
お参りしていこう

3/20 7:09

立派な石垣が組まれてる
撮影は控えてお参りしに登りました

3/20 7:15

戻って来て見晴らしまでの登りに掛かります
鎖場の始まりです

3/20 7:18

登り切ってトラバースする鎖は奥の院の天窓を横切っていました

3/20 7:22

断崖がすごい
山と言う感じではないね
キツツキのドラミングの音が聴こえてきます
街が近いのに地形が急峻で山深い

3/20 7:24

地質は凝灰岩みたい
突き出した礫は火山岩で滑りにくい
ボロっと取れたりもしにくいみたい

3/20 7:26

この辺りは独特の景観です
今日はずっと遠くまで見渡せますが、その山々の中でもこの辺りだけ異色の山並み

3/20 7:27

街が近い
でも高度感がすごい

3/20 7:36

青空に映えるガトーショコラ
今日は雲一つないね

3/20 7:36

榛名山の向こうには谷川連峰がまだまだ真っ白

3/20 7:36

真北には赤城山が霞んでいます

3/20 7:40

ビビリ岩まで来ました
ビビリました

3/20 7:49

痩せ尾根と断崖と巨石と独特の高度感
なんかだんだん麻痺してきました

3/20 7:55

背ビレ岩に到着しました
そらジローを登る感じで

3/20 8:01

上信越道から見えていたあの稜線にいるんだな
絶対あんなとこ登れないと思ってたのに

3/20 8:02

あまり近づいてはいないけど展望が開け浅間山が近づいたように思える

3/20 8:03

大のぞきに到着しました
ここまで3人に先を譲りました
今日は休み休み温存しながら進むつもりです
なぜなら身体が鈍ってるから

3/20 8:07

長い降りの鎖場
先行の方が降り切るのを確認してからスタートします
小さく見えているのは先行の方の黄色いヘルメット

3/20 8:27

気持ちいい日になりました
だんだん気温も上がってきました
こうなると手持ちの水が足りるか心配に

3/20 8:31

浅間山気持ち良さそう
浅間山の向こう側には北アルプスが見えています

3/20 8:40

タルノキ沢への分岐まで来ました

3/20 8:40

ここを登り返せば相馬岳かな

3/20 8:54

相馬岳山頂に到着しました
ちょっと休憩
眺めはなかなか良い感じ

3/20 8:54

三角点タッチ

3/20 9:14

バラ尾根方向に降ります

3/20 9:24

あっちにもピークが見えてきました
金洞山かな？

3/20 9:28

バラ尾根に向かうと急に踏み跡が薄くなりました
間違えないように進まないと
白ペイントの矢印を目印に進みます

3/20 9:41

あんなとこ登れるのかという奇岩が連続
あんな無茶な所は越えません
巻いて進む感じです

3/20 10:08

堀切に到着しました
ここからも中間道に降れるようです

3/20 10:12

鷹戻しへと進みます

3/20 10:12

鷹戻しまでもいくつか鎖場がありました

3/20 10:24

やっぱり近くから見ても変な形の岩峰ばかりだ

3/20 10:31

なんか感覚が麻痺してしまった

3/20 10:31

見下ろすとパラグライダー飛行中
同じ位の高さから下を飛んでいます

上昇気流に乗ると見上げる高さに
怖くないのかな

3/20 10:44

アルミの梯子がありました
ビレイ用のロープも併設
この梯子はしっかりしていました

3/20 10:44

直下は奈落の底です💧

3/20 10:46

鷹戻しの下に到着しました

3/20 10:54

やっぱりすごいね
連続しているから途中でセルフビレイして休むか一気に登るかしかなさそう

3/20 10:54

途中振り返ると味のある字で書かれた鷹戻しの標識
よくこんな所にこれを付けたね

3/20 11:19

鷹戻しを抜けて二段ルンゼに到着しました
ここが一番怖かった
足の置き場が上からじゃ見えない
下の段の鎖場は特に怖かった
もう降りるのはイヤだし登るのは絶対イヤだ

3/20 11:36

右に進めば金洞山東岳
左に降れば第四石門へのエスケープルート
二段ルンゼを降りた後休憩しました
水が無くなりかけてきたのでエスケープルートを降る事にしました
ちょっと準備が少なかったね

3/20 11:36

エスケープルートもトラバース気味の鎖場です

3/20 11:48

鎖場を降った後はロープが張られており、かなり助かりました
ルートも見誤らなくて済みました
あまり通る人がいないからか踏み跡は落葉で隠れ気味でした

3/20 11:54

急な坂を降り切りました
ザックを置くのにちょうどいい倒木
ヘルメットをしまってトレッキングポールを出しました
南斜面で風も止まりかなり暑い

3/20 12:00

遊歩道みたいな感じの所まで降りて来ました
あれが石門かな？

3/20 12:00

さっきのは黒田泣岩らしい
石門巡りだけでもかなり歩くみたい
それはまた今度にしよう

3/20 12:02

あれが石門だね！
すごい迫力ある

3/20 12:03

石門の股の下から空を仰ぐ
素晴らしい！
この辺りからは石門巡りのハイカーさんが結構いらっしゃる

3/20 12:11

見どころ多そう
あの奇岩の麓にも鎖場が見えていました
いや、もう鎖場はご馳走様

3/20 12:13

紫色の春の花
なんだろうな
踏まれちゃってかわいそう

3/20 12:16

石門巡りの出発点まで降りて来ました

3/20 12:16

ここからは一般道の歩道をしばらく歩きます

3/20 12:20

なかなか気持ちが良いぞ

3/20 12:26

今まであの岩峰を歩いていたのかと思うとゾッとするな

3/20 12:28

猿に餌をあげないでください
罪のなさそうな顔をした猿の看板
申年の僕は猿寄りの感覚🐵

3/20 12:41

あんなとこ登れんだろう
どこに道があったんだろう
よく登る気になったね

3/20 12:46

途中からハイキングコースに入り降って来ました
大人場(おおにんば)に到着しました
おとなばではありません
ここから中間道に入るみたいですが、今は通行止めみたいです

3/20 12:49

おお！
春っぽいのが咲いてる
良い日和だとつくづく思う

3/20 12:50

自然はみんな友だちさ‼︎
猿がいない
申年としては猿も加えてあげて欲しい

3/20 12:53

こう書くと僕みたいな初心者が上級者コースを歩いてしまうのではないかな

3/20 12:54

登山道入口まで降って来ました
ブラシが置いてありました

3/20 12:55

カーブミラーに乾涸びたおじさんが映ってる
もう水が空になっちゃった

3/20 12:59

たまに妙義山が見えてきます
あんなとこ歩けんだろう

3/20 13:13

黄色い花が満開
春だねー

3/20 13:24

道の駅みょうぎまで帰って来たよ

3/20 13:25

道の駅は桜の写真を撮る人がたくさん
良い日になりました

3/20 13:26

妙義山ありがとう
またヤマビルがいない時期に来るからね

3/20 13:54

ネギのかき揚げが入った天ぷらそば
この辺りのネギは間違いない
780円
山バッジも550円で買えました

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

しおっち

思ってた以上にハードで気が抜けませんでした
もっと落ち着いてゆっくり進むべきだったと思います
連続する鎖場は疲労する事も見越して進まないと休む余裕のない場所で力尽きてしまいかねません
セルフビレイ用のハーネスとロープを準備してから臨むべきでした
特に二段ルンゼは足の置き場を探すのに難儀しました
座席懸垂で降下すればそう難しくはない高さですが、鎖だとなかなか大変でした
結局登山にはないやり方ですがフットロック登攀の要領で鎖を足に絡ませてなんとかクリアできました
金洞山東岳には向かわずにエスケープしましたが、もう手も足もパンパンになり余裕もなく、結果的にはエスケープして良かったと思います
水が足りなかっただけではなく、疲労もエスケープの一因でした
ワンミス=死に繋がる難しさにはこれ以上は無理だと判断したからです
無事に下山できて良かったなぁ