白根隠山〜日光湯元温泉から春の新雪と温泉をお目当てに

2023年03月20日(月) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,155m
• 下り: 1,141m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:42
• 休憩: 1:41
• 合計: 8:23

距離 11.4km 登り 1,155m 下り 1,155m

7:56 湯元温泉バス停
8:01 8:06 湯元温泉登山口
8:50 堰堤・分岐
10:14 10:26 外山鞍部
10:47 10:48 天狗平
10:57 10:58 P2325地点
11:17 11:19 前白根山
11:36 11:48 避難小屋分岐
11:54 地震観測小屋
12:12 2385mP
12:31 13:17 白根隠山
13:36 13:37 2385mP
13:45 地震観測小屋
13:49 13:50 避難小屋分岐
14:10 前白根山
14:26 14:27 P2325地点
14:32 天狗平
14:45 14:51 外山鞍部
15:39 堰堤・分岐
16:00 16:13 湯元温泉登山口
16:18 奥日光湯元本通り北駐車場
16:19 ゴール地点

天候

晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
3/19(SUN)
快活CLUB栃木店前泊(新栃木駅徒歩16分, 12時間パックで2420円)
3/20(MON)
新栃木5:07→6:05東武日光(まるごと日光フリーパス, 3450円)
東武日光6:09→7:26湯元温泉

【帰路】
湯元温泉18:02→19:10東武日光
東武日光19:44→19:53下今市19:54→21:01春日部(リバティきぬ154号,特1450円)

※普通に行くと東武日光から湯元温泉のバスだけで往復3900円。この時期(冬料金)のフリーパスの効果は絶大。
※東武の特急料金が3/18から値上げしてました。前は1250円だったのに。

コース状況／危険箇所等

全体的に難度が高い状態だったように思います。

【スキー場トップ〜前白根山】前白根山までは土曜日に降ったパウダースノーがまだ落ち着いておらず、トレースはあるものの外山鞍部までの急登下降箇所のグリップが弱い状態でズルズルな箇所も多く、更に帰りはアイゼンのだんご地獄に悩まされました。だんごによる足払いを何度食らったことか。。。下りでこんなに疲れたのは久しぶりです。

【前白根山〜白根山隠山】安全な尾根はワカンでもズボズボ、それを避けて奥白根山側の斜面を行くとクラストで、トラバースで落ちたら終了斜面もあります。白根隠山に繋がる最後の急登はアイスバーンもあり、なかなか手強い状況（特に下り）。でも危険箇所の距離は短いので、注意レベルを上げて対処しました。

ちなみに奥白根山に向かって撤退した方の話によると、前白根山を降りて避難小屋分岐から五色沼避難小屋までは新雪が腰までくる状態、奥白根山の急登も踏み抜きが凄まじい状況だったらしいです。

その他周辺情報

【湯元温泉・源泉ゆの香】ここ湯元温泉で温泉に入るのは初めてなので、例のごとくグーグル先生の教えを乞うてみました。色々選択肢があり迷いましたが、今回はバス停に近い源泉ゆの香に行ってみました。バス停から徒歩3分程で、外湯入浴700円。とても濃いエメラルドグリーンの硫黄泉で小さいながら露天もありました。シャンプーボディソープの備え付けあり、ドライヤーは無かったです。民宿の温泉ですので，設備を求める方には向きませんが、ホンモノの温泉を求める方や硫黄臭好きにはオススメです。

ファイル

Screenshot_20230320-041758.png

【後日参考用】当日の奥白根山の天気予報
（更新時刻：2023/03/21 13:13）

写真

3/19 17:44

新栃木の快活クラブ。早めに来てネカフェ前泊をみっちり楽しみました。

3/19 17:24

夕食は近所の町中華屋で。ゲフッ

3/20 4:06

朝4時に快活のつくね丼。ゲフッ

3/20 5:01

新栃木駅からの一番電車で一路日光へ！

3/20 6:05

日の出とともに東武日光到着。

3/20 8:00

しなびても地元に愛される日光湯元スキー場。

3/20 8:45

綺麗に整地してあるバーンの端をお邪魔いたします。

3/20 10:08

山に入れば激深トレース。前日の開拓者の皆様，ありがとうございます。

3/20 10:21

それでもパウダー雪の急登は半端ない。泣きべそかきながら何とか外山鞍部到着。

3/20 11:06

外山から先はご褒美ルート。森林限界を抜ければ右に奥白根，左にターゲットの白根隠山。

3/20 11:14

程なくして前白根山に到着。

3/20 11:07

男前の奥白根山。3年前に五色沼避難小屋に泊まって登った奥白根は忘れられない山行の一つ。

3/20 11:15

今日は正面左の見た目地味な白根隠山にロックオン。

3/20 11:33

美しきシュラカブラ。

3/20 11:35

避難小屋分岐。奥白根へは右に行きますが，今日は正面へ。

3/20 11:49

尾根ルートはワカン履いても膝まで落ちます。アイゼンに戻して右斜面のトラバースルートを取りました。

3/20 12:26

こちらはクラストとアイスバーンですが，踏み抜きより断然マシ（右は切れ落ちてるので要注意）

3/20 12:31

白根隠山とうちゃこ。見た目は地味でもなかなかの冒険ルートで楽しめました。

3/20 12:35

男体山ファミリー。ここから見るとそっくりなご家族が一列にならぶのが面白い。相似図形みたい。

3/20 12:36

中禅寺湖に男体山，そして戦場ヶ原さん。

3/20 12:36

戻る方向の前白根方面。風が強いエリアなのであれだけの雪が降っても山頂付近には積もらないようです。

3/20 12:37

谷川岳とか武尊山とか。

3/20 12:53

今日は久しぶりにコンロを持ってきました。

3/20 12:59

ポカポカで静かな山頂，最高っす。

3/20 13:21

さて下山。行きはヨイヨイ帰りは怖い。下りのアイスバーンは恐怖でしかない。

3/20 13:49

奥白根との分岐まで戻りました。ここで奥白根方面から戻った方とお話したところ，避難小屋方面は腰までの新雪で大変だったようです。

3/20 14:10

前白根に戻りました。ここまで戻れば一安心。

3/20 14:56

…と思ったのに，外山からの激下りでアイゼン団子との戦いでヘロヘロに。

3/20 15:47

スキー場トップ到着。今度こそ一安心。

3/20 16:43

湯元温泉で二つ目のお目当ての温泉タイム！！

3/20 17:29

とても濃いお湯で素晴らしかったです。

3/20 17:44

ここで温泉タマゴを売っていたので2つ一気に頂きました。ネクターも一緒に糖分とプロテイン補充。

3/20 19:38

ひっそりとした夜の東武日光駅。春の新雪と温泉（とネカフェ）の旅，楽しかったです。

撮影機器：

SO-02K Sony

DSC-RX100M5A SONY

装備

個人装備

半袖シャツ アームカバー 長袖インナー フリース(厚) ハードシェル(上下) タイツ ズボン(厚) 靴下(2枚重) グローブ(薄) アウター手袋(夏用防水) 予備手袋 ゲイター 毛帽子 冬靴 アイゼン(12本＋チェーン) ストック 輪かんじき 朝昼ご飯 行動食 非常食 飲料(ポカリ+水で計1.5L) 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス タオル ロールペーパー カメラ スマホ 燃料 コンロ ラジオ 着替え(下着)

備考

出発時11kg

感想

napiee

飛び石の真ん中のこの月曜日に有給が取れたので、久しぶりにネカフェ前泊で前から気になっていた奥日光の白根隠山に登ってみました。バスで行くと，湯元温泉には最速で8時前到着になり，ここからの定番の奥白根ピストンは時間的にハードですし，その手前の前白根山だと少々物足りない感があります。そのような中，この超マイナーな白根隠山が実は日帰りベストチョイスなんじゃないかと目を付けていた次第です。実際，山頂からの風景も良く，男体山ファミリーの相似図形のような整列とか面白い風景も拝めました。

この二日前の土曜日に大雪の予報があり，そこそこ積雪があるのは想定していましたが，この時期にしては結構なドカ雪だったらしく、想定以上の深いトレースにパウダーな純白の世界を楽しむことが出来ました。その一方で、雪質はこの時期らしく、山頂付近は吹きだまりの新雪以外は、クラストなのかアイスバーンなのか踏んでみないと判らない状況で、終わってみれば冒険心もくすぐられ楽しかったですけど，結構疲れました^^

GWも残雪登山を狙っていますが，純白な世界は今シーズン最後かな。ご馳走さまでした。

コメント

yamanovo

ゆの香！
ここの硫黄臭は半端無い。　
https://novo2.blog.ss-blog.jp/2017-01-24
6年前の懐かしい思い出が(笑)

napiee

yamanovoさん、コメントありがとうございます。ゆの香ご存知なのですね。素晴らしい湯と濃い硫黄の香りの中、一人のんびり露天で過ごすことが出来ました。