瑞牆山 ルートミスしまくりも、リベンジ達成!
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 1,018m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 ルートミスに気を付けましょう。 |
写真
感想
先週のリベンジで瑞牆山に登りました。
私は以前瑞牆山荘からのピストンで登ったことがあったので、「ゆるゆる登山ばかりで体が鈍ってしまう!」というkenboさんに周回ルートを提案。
みずがき山自然公園から富士見平小屋を経て瑞牆山山頂へ、そして黒森コースを下山する計画となりました。
台風が近づいているので、天気が崩れる前に下山しようと午前7時過ぎにみずがき山自然公園の駐車場を出発します。
周回コースは距離にして10km弱、コースタイムは6時間半ですが、ここの所、一応毎週山登りをしているのでヘタレな私でも楽勝かな?なんて甘い考えで挑んだのが間違いでした。
登山口からしばらく進むと、目印のピンクのテープが途切れてしまい、二人で「どっち行ったらいいの?」と辺りをきょろきょろ。
道の上の方に黄色いテープが見えたので、「あっちだ!」と登ったのが、今思えば最初の間違えポイントでした。
踏み後は付いているし、目印も見えるのですが、道が段々と険しくなって行きます。細いトラバースや、急すぎる登り道、ぐんぐんと上がっていく標高。
どう考えても、最初の目的地である富士見平小屋より上に登ってきてしまっています。
「おかしいな?」と思い始めて上を見上げると、山頂直下の大ヤスリ岩が頭上に大きくそびえ立っていました。
どうやら私達は富士見平小屋ではなく、直接瑞牆山の山頂へ向かっているようです。
何度も地図で確かめてみますが、地図にそんな道はなく、二人して「???」状態。
それでもしばらく険しい道と偽ピークを越えて行くと、前方から人の話し声がして、なんとか富士見平コースからの登山道との合流地点に出ることができました。
そして、私達が出てきた道にはロープが張られ「×」のペンキマークが。
どうやら通ってはいけない道を登ってしまったようでした。
私にとっては初めての道迷いだったので、無事に登山道に復帰できてホッとした気持ちと、テープやマークに頼りすぎるのは危険だとあらためて感じました。
一度登ったことがあったので、瑞牆山を甘く見ていました。反省です。
それから30分程で瑞牆山の山頂へ到着。
幸い天気は良く、山頂からは金峰山や八ヶ岳、甲斐駒、鳳凰三山などが綺麗に見えました。(もちろん富士山も!)
ただ、山頂は狭く混んでいたのであまりゆっくりは出来ませんでしたが…
下山は当初の予定では黒森コースでしたが、トイレもあってお昼ごはんもゆっくり食べられそうな富士見平小屋経由に変更。
小屋までは前に歩いたことのある道なので、難なくたどり着けました。
お昼ごはんを食べ少しまったりして(サンドイッチはちゃんとkenboさんにもおすそ分けしましたよ?)、15時までには駐車場へ着けるように小屋を出発しました。
ところが、ここからまた道に迷ってしまい、林道を瑞牆山荘の手前まで下りてしまったのです。
途中、みずがき自然公園へ向かう分岐があったはずなのですが、またしても見落としてしまいました。
山荘まで下ってしまうと、駐車場までは長い舗装路を歩かなくてはいけないので、とりあえず来た道を戻って分岐を探すことに。
下山してきた他の登山者の方に聞いてみても「そんな分岐あったかな?」ということだったので、不安になりながら「最悪、富士見平小屋まで戻って道を聞こう。」と覚悟して登り返しました。
すると、10分ほど戻った所に「みずがき林道」への分岐の看板を発見。
この看板、下から登ってくるとちゃんと見えるのですが、上から下ってくると「みずがき林道」の文字が見えにくいという代物。
注意して歩いていたつもりだったのですが、分岐点を見落としてしまったようでした。
行きと帰り共に道迷いをしてしまったということにヘコみながら、今度は無事に駐車場へたどり着くことができました。
一度登ったことがあるからといって、山をなめてはいけないと色々勉強になりました。
今回もヘタレな私に付き合ってくれたkenboさんに感謝です!
たぶん一人だったら、かなり不安で心細かったと思います…
せっかくの3連休。
私の装備でもお泊りに行けるうちに、甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳もしくは北岳あたりを漠然と考えていましたが、台風の影響で10/13は諦めムード。10/11もちょっと所用が入り、山登りできる日は、中日の10/12で日帰りとなってしまいました。
先週のように天気予報よりも雨の降り出しが早まることを警戒して、近場で20km程度歩ける場所にしようと考えました。しかし、どうしても先週断念した瑞牆山に挑戦したくなりました。
かねてより、瑞牆山だけだったら瑞牆山荘からのピストンではなく周回を狙っていましたが、今回も案内していただけるkazuruさんにとって負担となるのは明らか。kazuruさんのペースに合わせることが一緒に登っていただける条件でもあるので悶々としていると「kenboさんは最近消化不良気味だから、ガッツリ登りたいでしょう?みずがき山自然公園からの周回しない?」と嬉しいご提案があり、ありがたくお言葉に甘えさせていただくことに。
そこで、みずがき林道から登り始め、富士見平小屋経由で瑞牆山、黒森コースで下山という予定にしました。
※前回の金峰山同様、今回の瑞牆山もナメていたせいか、ヤマレコさん等で情報収集を全くしていませんでした。これが後で面倒なことになります…。
まだ暗い中央道を走行して徐々に明るくなってくると、先週よりも厚い雲に覆われています。台風が近いから仕方がないかな?須玉ICを下りても曇っていましたが、だんだんと晴れてきました。
みずがき山自然公園に到着すると、ファミリーキャンプのような雰囲気で賑わっていました。ここから瑞牆山に登る人は少ないはず。案内板を見てみると、どこからでも登れるのでは?というほど登山道が入り組んでいます。とりあえず大まかなイメージを掴み、「富士見平小屋」との標識がある場所からスタートです。
案内板の通り、踏み跡が沢山あってどれが正規ルートかわかりません。とりあえずピンクのテープを頼りに進みました。途中の分岐でどちらに進もうか迷っていると、kazuruさんが「あっちに黄色いテープが見えるよ!」と指を差しているので、進みました。今思えば、これが間違いだったのかもしれません。
みずがき林道という名の割には、結構な急登が続きます。富士見平小屋までのCTは2時間だったので、小屋に到着したら小休止にしましょうと登り続けますが、2時間たっても到着しません。それどころか、先週の瑞牆山荘〜富士見平小屋よりも、明らかに標高を上げています。二人で「何か変」と話しつつも、しかし、踏み跡もしっかりしており、直前にどなたかが歩いたと思われる形跡とピンクのテープもばっちり。
乾徳山の時間感覚がズレている標識を思い出し、奥秩父の山はこんなものかな?と登り続けると、kazuruさんが「あそこに見える岩、山頂のような気がする…」と。確かに、途中で2箇所あったプレートの矢印が差す方向には、富士見平小屋ではなく瑞牆山と書いてありました。「えっ?」と思いましたが、今さら引き返すわけにもいかず、道迷いではないので先に進みます。
kazuruさんの歩くペースが少し落ちてきたので「あの明るくなっているところまで頑張れば、きっと楽になりますよ」と励ましますが、辿り着けば偽ピークであった…を何度か繰り返し、クマ鈴の音と人の話し声が聞こえてきて、正規ルート?が近いことがわかります。よし!と足早に音がする方へ進むと、大勢の方が歩いている道に合流。しかし、合流地点はロープが張られていて、岩にも×のペンキマークが…。。。
どうやら私たちは、歩くべきではない道を歩いていたようです。無事に通過できてよかった。
そこから先は、ゴツゴツした道をしばらく登り、瑞牆山山頂に到着。きれいに晴れていたので、金峰山、富士山、南アルプス、八ヶ岳がばっちり見え、先週のリベンジ達成でなんだか嬉しくなりました。あまり広くはない山頂ではありましたが、まだ早い時間であるものの、人気の山だけあって食事を楽しむ方々が多数。私たちは、少し下山してから食べることとし、黒森コースで下山する予定でしたが、登りの途中で富士見平小屋でトイレを済ませることができなかったことを考慮して、富士見平小屋経由で下山することにしました。
金峰山の下りと比べると、瑞牆山の下りは楽でした。途中でkazuruさんが足を滑らせてしまいましたが、問題なし。今度は道を間違えていない安心感からか、ルンルン気分で富士見平小屋に到着。明日は台風が接近するのにテントが予想以上に張ってあり、少し驚きでした。
さて、ここで昼食です。白馬岳のホタテ缶詰パスタ、先週の鳥団子鍋に引き続き、今回kazuruさんは手作りサンドイッチを持参されていて、私の毎度の鍋ラーメンとは雲泥の差。これが女子力というものなのでしょうか???料理が好きな私ではありますが、山では軽量化のために質素な食事に決めているため、ヨダレものでした。
昼食とトイレを済ませ、下山です。車を停めてあるみずがき自然公園に行くためには、途中の分岐で右折してみずがき林道に進む必要があります。分岐らしき場所を探しながら30分程度歩き、「分岐はどこですかね?そんなに遠くはないはずなのに…」なんて怪しんでいると、あれ?先週に見た風景が…。
このまま進むと、瑞牆山荘に行ってしまい、駐車場までは結構な距離の公道歩きとなってしまいます。遅くても15時までには下山できる予定でいましたが、これでは無理。またルートミスかよ…と思いながら、歩いてきた道を戻ることにしました。途中にあった標識の裏手にみずがき林道に進む道を発見し、事なきを得ました。
本来、登りで利用する予定であったみずがき林道は、ハイキングコースのように優しい道でした。地味に標高を下げながら公道にぶつかり、駐車場に向かいます。スタート時に間違えてしまった標識もあり、次回からは気を付けねばと気持ちを新たにし、ゴールとなりました。
私のせいで2度のルートミスをしでかし、事故がなかったから良かったものの廃道のような道を歩くこととなり、kazuruさんにご迷惑をおかけしてしまったのは反省点です。一方で、心折れずに歩き通すことができたのは、単独行ではなかったから。kazuruさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
瑞牆山はBSで見たことはありますが、実際には行ったことがない山です。
ルートミスは怖いですね。無事に到着できて良かったですが、ボクは下山時に間違えて藪の中を登り返したことがあります。無事にルートに戻れましたが、赤テープを見落として誤った踏み跡を歩いていました。
お互い気をつけましょう!
思い返せば、3月に川苔山で骨折した時も、ルートミスが原因でした。
雪のためルートがわかりにくく、帰宅後に確認すると多くの方が強引に登り下りをされていたようで、当時まだ第5回目の山行であった私はどんどん変な道に入り込んでしまい、滑落を繰り返し負傷しまくりながら、かろうじて正規ルートに復帰できたのでした。
明らかに歩けないような崖にぶつかったりすればルートミスと気がつくのですが、今回は普通に歩けてしまったのです。地図に道がない場合は用心しようと思います。
kenboさん、こんにちは。
昨日私も瑞牆行ってきました。
定番の瑞牆山荘ピストンですけど。
もうだいぶ寒くなってきましたが、まだまだこの山は沢山の登山者で賑わっていましたよ。
lapipipi39さんも瑞牆山に行かれたのですね。
雪はまだでも、霜柱等で地面がぐちゃぐちゃなんてことはありませんでしたか?
次回はぜひ私の辿ったルートに挑戦してみてください。
こちらの方がKさんには喜んでいただけると思いますよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する