木曽駒ケ岳 紅葉の見ごろはロープウェイから
- GPS
- 07:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,373m
コースタイム
天候 | すがすがしい秋晴れ〜 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場はガラガラでした。 翌朝(土曜の朝)は、5時すぎに満車となり、ほかの駐車場へ誘導されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けはロープウェイを降りたところで、長机を並べて書けるようになっていましたが、こんなに多くの人たちが登山届けを書いているのを見たのは初めてかも。 御嶽山噴火の影響もあるのかな、、と思いました。 同じところで下山届けも書きました。 |
その他周辺情報 | こぶしの湯(ロープウェイチケットに割引券がついてます) 長野県民としては外せない!ソースカツ丼→明治亭にて。 |
写真
感想
昨年は計画していたけど台風で行けなかった木曽駒ケ岳。
いつも演奏会シーズンだから、紅葉の時に行くの難しいかと思っていたけど、とうとう登りました。
しかし台風が来ていたため、当初予定していた日曜よりも1日予定を早めて、金曜の夜に都内を出発。
車内でわいわいしながら駒ヶ根につき、菅の台バスセンターの駐車場で車中泊しました。
結果、前泊してここにくるよりも、車中泊をして、下山後に伊那で宿泊したことは、体力的にもとても良かったです。
こんな時にも役立つシュラフ☆
3時半を過ぎると、周囲の車のドアの開け閉めの音が頻繁になり、目が覚めました。
真っ暗だけど、到着した時よりも車がすごく増えて、8割くらいは埋まっていたと思います。
トイレで支度して、チケットの列と、バスに乗る列に分かれて並びます。
お1人で来ている方は、ザックをバスに乗る列におき、チケットを買いに行っていました。
なるほど。
チケットの列は1台目のバスがくる前にほとんどなくなってました。
みんな着席でバスに乗るので、少し待ちますが、どんどんバスがくるので思ったよりもスムーズでした。
バスでうとうとしている間に、夜があけてました。
そのままロープウェイ乗り場に並びます。
紅葉はこのあたりが一番きれいだったかも。
ロープウェイの下に登山道が見えたけど、歩いているひとは見当たらず。
とてもよく整備されていそうだったので、滝まで歩いてみるのも良さそうでした。
すごい断崖絶壁のところにロープウェイの支柱があり、すれすれをあがっていくので、ちょっとこわいけど、わくわく気分のほうが勝ります。
あっというまに千畳敷駅着!
降りてすぐに見える南アルプスの朝の稜線が、すごく素敵で、これは南アルプスも歩きに行かなくては!とこぶしを固めてしまった。
靴紐をきゅっと締めて、歩き始めます。
いつも写真で見る風景のなかに自分がいることが、なんか信じられなーい!
次第に急になっていくにつれて、一気に高度があがってきたなーという感じはしたけど、なかなかいいペースで登れました。
次女は体力が落ちてくると、好物のぼんちあげとアーモンドチョコでカロリー補給しては、また頑張って歩いていました。
この2つはもう欠かせません。
乗越浄土まできても、風もさほど冷たくなく、むしろ太陽が昇ってきてあったかいくらいの気温でした。朝から着ていたものをどんどん脱ぎます。
もう頂上小屋がしまっているので、テントの方は宝剣山荘で受付するようでした。
いいなあ、ここのテント場、泊まってみたい。
登ってみたい宝剣岳、でも今日は私が登るといったら次女が絶対ついてくるので、まだ危ないし、諦めました。
見てるだけでも、楽しそう!かっこいい!抱きしめたい、宝剣岳!ぎゅぅ〜♪
(*´∀`*)
潔くお別れをして、中岳を目指します。
30キロ離れているとはいえ、御嶽山がすぐそこに見えました。
もうもうと噴煙をあげる姿に、思わず手を合わせました。怖かった。
どうぞ皆さんがご家族のもとへ帰れますように。
中岳山頂の、ちょっとした岩によじ登って遊んでみました。
高いところは気持ちがいいね。(*´∀`*)
頂上山荘の青い屋根が見えました。一旦中岳を下りますが、このくだりが結構急な感じがしました。
人も多いので、慎重に歩きます。
鞍部を経て、今度は木曽駒山頂を目指して登る。め、めげそう。
でもやっぱり稜線歩きはいいねえ、空がすぐそこにありました。
あっという間に山頂着。
ひろい山頂は、みんな思い思いに座ってましたが、御嶽山方面はみんな一様に厳しい表情でその姿を眺めているのが印象的でした。
私は今日ここで山に登らせてもらったことを、当たり前ではなくてありがたいことなんだなと、いつも以上に感謝しました。
山が好きで、いつものように登って御嶽山で被害に合われた同志が、どうぞ安らかにと、祈りました。
山頂では10時ですが、早めのお昼ごはん〜。
今日はカップラーメンと、ポップコーン!
尾瀬のテント泊のとき、隣のお兄さんが1人でしゃかしゃかしゃかしゃかやっているのが実に楽しそうだったので、まねっこです。
ポップコーンを振りながら、北アルプスも南アルプスも見渡せました。
槍様は、いつみても本当に格好よろしいのですね。
また行きます。絶対。
乗鞍岳も悠然としていてかっこいい。
ぐるっとみて、甲斐駒、北岳の南アルプスの稜線もガチでかっこいい!
ああ、ありがとう。今日来れてよかった。
カップラーメンを食べて、ちょっとこげたけど、ポップコーンも食べて、おなかいっぱい。
御嶽山に黙祷して、下山します。
頂上山荘ではトイレを借りました。作ったばかりっぽい、とてもきれいなトイレ。
洋式水洗、紙があるっていう山小屋、本当に今はたくさんあるんですね。
ありがたいことです。感謝。
テント場を視察して、今日テント持ってこなかったことを次女と地団駄ふんで悔しがる。
私たち、似たもの親子だな。
また来ようって思えるところを残しておいたほうがいいじゃない、
そのほうが、いつもの日常を頑張れるよ、と自分に言い聞かせて、
中岳を登り返します。
中岳でまた岩に登り、なんだか次女がそのまま飛んでいっていしまいそうで、頼もしいやら、不安やら。まあ、頼もしいことにしておこうかな。。
順調に宝剣山荘まで下って、また千畳敷駅まで、どんどん下ります。
ここからは山のぼりというより、大勢の観光客な方々と狭いところですれ違うので、ちょっと大変でした。
私、くだりは超おそいので、後ろにも気を使って道を譲るタイミングを計ったり、体力はまだまだあるんだけど、気持ちが疲れました。
でも〜下ると紅葉がまたすごくきれいで♪
岩肌に映える紅葉の赤や黄色の鮮やかなこと。
贅沢してるなーって、ちょっと申し訳なく思ってしまうくらいでした。
千畳敷駅についてみると、ロープウェイは1時間待ち。
1時間くらいで済んでよかった。。
下山届けを、初めて書いたんだけど、、。
登山届けとリンクしているものではないんですね。
これって意味あるのかなあ。。どこかで付け合せされてるのかなあ。
それにしてもちょっと効率悪そうなシステムで、うーん、、考えさせられました。
天気もいいし、ひなたぼっこして待ちましたが、ここで睡魔が!
眠かったー。実際寝ている方もいましたが、千畳敷駅周辺は人が多くてごった返しているので、なかなか寝るのは大変そうでした。
ベンチに座れただけでも、よかったのかも。
私たちのあとは、ロープウェイは2時間待ちになってました。
午後は覚悟が必要な感じですね。。
そのままスムーズにバスに乗り込み、駐車場へ戻ります。
駐車場は途中のバス停になるので、寝ていて乗り過ごさないかとか心配もつかの間で、ぐっすり眠ってしまいました〜。
無事に菅の台で降りて、ほっと一息。
ロープウェイの切符に割引券のついていたこぶしの湯、さぞかし混んでいるんだろうと思ったけど、そんなに混んでなくて、ゆっくりといいお湯を堪能しました。
露天でとても気持ちよかった〜。
その後は、明治亭登山口店までもどって、長野県民のソウルフード!ソースカツ丼を食べて満足。やっぱりカツ丼はこうじゃなくちゃと、長野県民なわたしは思う!
おまけ。
寝不足のまま車の運転するのも怖いので、伊那に一泊して、
翌日は大鹿村まで行き、念願の「中央構造線博物館」を見学してきました。
地質学、岩石が好きな方にはたまらない博物館だと思います。ぜひ!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する