鳥海山中島台
- GPS
- 10:40
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,798m
- 下り
- 1,778m
コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:40
天候 | 快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは開いています |
写真
感想
三度目の正直。一昨年は天気は最高でしたが、最初から途中までの予定で遅く出発、千蛇谷入口まででした。昨年は晴れてはいましたが爆風のために途中撤退、今年は快晴無風でやっと登頂できました。
前日18時に北上出発、駐車場でテント泊して朝3:30起床で出発しました。私の体力では登りだけでも8時間はかかる予定。焦らずゆっくり、途中休憩もこまめに取りながら登りました。登るにつれ暑くなり、シャツ一枚でも汗かきました。雪は最初はアイスバーンでしたが、陽が当たる場所から次第に緩んできました。私はスキーアイゼンがあったので、脱がずに山頂まで行くことができましたが、ない人たちは、千蛇谷手前と山頂手前の2ヵ所で担いでいました。景色は最高、滑走も千蛇谷より下は最高のザラメで超楽しかったです。これほどいい思いをすると、また来年も挑戦してみたくなります。体力落とさないよう頑張ります。付き合ってくれた若者三人に感謝。
岩トレを終えKインターn時出発、(短い距離だがYまで行くと料金が跳ね上がるため)YICで降り各自夕ご飯を食べ、山行当日の朝ごはん、行動食を揃えて中島台レクリエーションの森に21時半着。暗いながらも白くドーンとある鳥海山に対して畏怖感を抱く。既に10台以上の車があった。酒を飲んで寝る。起床は4時。朝晩は冷えるので冬用シュラフでちょうど良かった。隣にKさんの車があった。お湯を沸かすためにプリムスのバーナーを取り出したが分解されていた。点火スイッチと五徳の接続に必要な二つの小さなピンがおそらく振動で外れてたと思われる。寝ぼけた頭でどうにか仮止めをしてお湯を沸かすに至った。5時出発に向けて各自準備を進めるが結局5時半出発になった。
獅子ヶ鼻湿原の方向に進む際、一度橋を渡るのでスキー板を担ぐ(全体を振り返れば板を担いだのはこの橋と千蛇谷手前と神社から山頂にかけてのトラバースぐらいだった)。ブナの巨木帯を進み、co905付近で渡渉。右手から稲倉岳東壁に睨まれつつ千蛇谷を目指す。片道11kmのロングコースの中、雲一つない日光により頭がぐわんぐわんする。判断出来かねるが、おそらく直射日光が頭にあたり何らか悪いことが起きているのだと思いヘルメットを被るとだいぶ落ち着いた。千蛇谷手前の斜面では表面の雪がパックされており、クトー使用のMさん以外はシール登攀は難しそうだったので板を担いでアイゼン着用で進んだ。ここの斜面だけでも眼前に10人以上居てスキー場か何かと思った。
右手にどこまでも続く外輪と空との境界線が曖昧な日本海に見守れながら千蛇谷を進み、神社着。風が吹いてきたのでアウターの手袋を着用。神社から山頂にかけて東にトラバースするのだが、結構鋭く見えたので板を担ぐ。登頂。メンバーの中には数回挑戦し初めての山頂を踏む人もいた。月山、朝日連峰などが見えた。シールを外す。ここから11kmのロングライドだ。千蛇谷は硬い面もあったため太ももの筋肉の消耗が激しくものすごい疲れた。しかし、千蛇谷を抜けると硬い雪が緩んでザラメになっておりとても気持ちの良い滑りを長い間楽しめることができた。これでもかと用意されたザラメ。鳥海山中島台、素晴らしい。
所感。まずKさんとの山スキーができてよかった。シールを忘れてなくてよかった。次に非常食を忘れたことを反省すべきだ。持っていった行動食を全て食べた。そんなことは今までなかったのだが、今回相当カロリー消費が激しかったのだろう。水分は1800mlで余るぐらいだった。最後に、鳥海山は初めてだったが、素晴らしい山だと思う。またいきたい。
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