記録ID: 534193
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
雪の立山室堂から紅葉の旧日電歩道(下ノ廊下)・水平歩道経由で欅平まで
2014年10月18日(土) ~
2014年10月20日(月)
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体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 50:27
- 距離
- 44.0km
- 登り
- 7,995m
- 下り
- 9,825m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:54
距離 8.4km
登り 359m
下り 1,287m
2日目
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:30
距離 25.1km
登り 5,911m
下り 6,548m
3日目
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:14
距離 10.4km
登り 1,722m
下り 1,969m
立山室堂から一の越山荘まではログを取り忘れたので、手描きのルートです。
また、旧日電歩道と水平歩道のGPSデータは精度が落ちてしまっていますが、そのままにしてあります。
想像ですが、深い谷の底を歩くので空が狭いので衛星が見えにくく、また岩壁に電波が反射してしまい、位置がずれやすくなってしまうのではないかと思います。
また、旧日電歩道と水平歩道のGPSデータは精度が落ちてしまっていますが、そのままにしてあります。
想像ですが、深い谷の底を歩くので空が狭いので衛星が見えにくく、また岩壁に電波が反射してしまい、位置がずれやすくなってしまうのではないかと思います。
天候 | 1日目: 快晴 2日目: 快晴 3日目: 曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
http://www.alpen-route.com/ticket/jp/ 立山ケーブルカーを含む、アルペンルートの乗車券は電鉄富山駅でも買えますが、初電で行く場合はまだ窓口が開いていません。立山駅で購入できます。 また、美女平—室堂間の立山高原バスに10kg以上の荷物を持ち込むときは、300円の追加料金がかかります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
立山室堂→一ノ越: 凍結していました。滑りやすいです。 一ノ越→雄山: 途中までしか登りませんでしたが、積雪は多くなく、新雪に近い状態でした。急な岩登りなのでアイゼンが必要です。一ノ越山荘の小屋番さんも「アイゼンがなきゃ登っちゃダメ」とおっしゃっていました。一方で、手ぶらで雄山に登る無鉄砲な人もちらほらと見かけました。ここに書いてもあまり意味はないでしょうが、本当に危険だと思います。 一ノ越→東一ノ越→黒部平: だいたい標高2000m以上は新雪。それより下は雪はありませんが、薮の中を歩きます。 黒部平→ロッジくろよん→黒部ダム: 今回のルートで唯一歩きやすい場所でした。 旧日電歩道: 言うまでもない、断崖絶壁の間をすり抜けるような細い道の連続です。1か所、高巻きの下にあった雪渓がなくなっていました。 水平歩道: 旧日電歩道と同じですが、ワイヤーロープを固定するアンカーが外れている所が数か所ありました。ワイヤーはあくまでも補助手段と考えるべきでしょう。 ※ジャンルは一つしか選べないので「無雪期PH・縦走」としています |
その他周辺情報 | 温泉: 宇奈月ニューオータニ http://www.newotani-resort.co.jp/unazuki/ |
写真
雄山の方へ少し登りました。山頂まで登るつもりは最初からなかったので、途中で引き返します。
ところで、手ぶらの格好で雄山に登る人を何人か見かけました。中にはトラッドシューズみたいな靴で登ってる人も…無雪期ならともかく、今の時期は本当に危険だと思います。
ところで、手ぶらの格好で雄山に登る人を何人か見かけました。中にはトラッドシューズみたいな靴で登ってる人も…無雪期ならともかく、今の時期は本当に危険だと思います。
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
アイゼン
|
---|---|
備考 | ロッジくろよんでテント泊する場合、気温が氷点下まで下がります。3シーズン用の装備の場合、十分な防寒対策が必要です。 阿曽原温泉小屋は、ずっと標高が低くお風呂もあるので、寒さはそれほど心配しなくていいと思います。 |
感想
来年になると北陸新幹線が開業して、関東地方から宇奈月温泉へのアクセスが劇的に改善されます。
そうなってしまうと、ただでさえ人気の下ノ廊下も、ますます混雑するだろう…行くなら今年しかない、と思い、やや無理矢理都合をつけて計画しました。
そのためもあって、室堂からのルートになりました。
時間と体力の都合で雄山、大汝山は断念しましたが、レコであまり見ない東一ノ越ルートの雪景色も楽しめました。
そして下ノ廊下。混雑するであろう土曜日は外したのですが、それでもかなりの人が歩いていました。ツアーも少なくとも2組は見かけました。
しかし、そんな事はどうでもよくなるような圧倒的な黒部峡谷の紅葉の美しさを間近に感じることができました。
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