尾瀬:アヤメ平〜尾瀬ヶ原〜至仏山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは鳩待峠にあります。山ノ鼻の至仏山登山口にもありました。 ・鳩待峠〜アヤメ平:横田代まで登り基調の眺望の効かない道です。横田代は傾斜湿原です。霜の着いた木道に注意です^^。アヤメ平からは燧岳がよく見えます。 ・富士見田代〜竜宮(長沢新道):結構下ります。中間ぐらいまで眺望ありませんが、その後尾瀬ヶ原が木々の間から覗きます。 ・竜宮〜見晴〜東電小屋〜牛首〜山ノ鼻:平坦な木道です。この時期、混み具合は左程でもなく、快適に歩けました。 ・山ノ鼻〜至仏山:急斜面が続きます。蛇紋岩はつるつる滑ります。足の置き場に注意です。斜度の強い木道もあります。霜が付いているとかなり手強そうです。なかなか着きそうで着かない山頂です。 ・至仏山〜鳩待峠:小至仏山を過ぎるまで蛇紋岩が続きますが、その後は木道、木の階段となだらかな山道の繰り返しです。快調に下れました。 |
その他周辺情報 | 温泉は白根温泉薬師の湯。800円。「掛け流し」ではなく「お湯は全部使い捨て」って書かれてました^^ |
写真
感想
そろそろ秋山シーズンも終盤。今週も天気良さそうなので、今シーズン最後の北アルプステン泊山行を考えていました。テン泊装備をザックに詰めて準備していたのに金曜日の仕事が長引き、あえなく断念(涙)。日曜日の日帰り山行に変更です。
谷川馬蹄形日帰り、種池〜針ノ木周回日帰りなどなど・・・土曜の昼間にだいそれた事を夢想した挙句、結局は至仏を絡めてまったり尾瀬周回に決めました(^^ゞ
今週から鳩待峠までの交通規制が解除ということなので夜明けの湿原が楽しめそうです。鳩待峠を5時前にヘッデンをつけて出発、天空の湿原と言われるアヤメ平に向かいます。暫く展望の利かない山道。霜の着いた木道に足を滑らせないように気を使いながら進んで行くと横田代手前から明るくなり始め、後ろを振り返ると至仏もどんどん明るくなってきます。至仏にいよいよ陽が当たり始めますが、燧はまだ見えてきません。時々小走りに先を急ぎますが滑る木道に阻まれなかなかペースが上がりません。霜の着いた上に斜めに傾い木道の恐ろしいこと・・。転びこそしなかったものの、何度踊ったことか・・・。
中原山の付近から、樹々の間に神々しく染まる燧が見えてきます。そして漸くアヤメ平につくと、黄金に輝く美しい湿原の上に浮かぶ堂々とした燧が・・・ただ、その燧には最早モルゲンロートの赤さはありませんでした。あと10分早く出てくるべきでした・・。
尾瀬ヶ原への下りは長沢新道か八木沢新道か悩みましたが、長沢新道にして正解だったと思います。竜宮で素敵な光景に出会えました。霜の残る湿原に日差しがあたって朝霧が立ち籠める様子を見ることが出来ました。ぐるっと秋の尾瀬ヶ原を楽しんだ後、至仏山へと向かいます。はじめの1/3ぐらいは眺望の効かない森の中の坂道ですがその後はずっと尾瀬と燧の絶景を背負っての登りです。噂通り、蛇紋岩は滑ります。西黒や八方の蛇紋岩に比べてもここの岩はよく滑るような気がしました。そして、ここにもかなり急峻な木道があります。霜の消えた昼前で良かったと心から思いました。この山、頂上まであと少しかな、と思ってからかなり長いです。何度か騙されながら漸く山頂に着くと、向こう側にも上信越の山々が広がります。至仏の裏側(?)が予想外に険しい顔をしていることに驚きました。山頂はかなり賑わっていたので、隣のピークに移りのんびり休憩。小至仏の上でも休憩。景色をたっぷり堪能しました。
ちなみに恐ろしき蛇紋岩は小至仏をこえてしばらくすると減っていきます。その後は木道と歩きやすい山道で快適に下ることが出来ました。
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