山頂の桜が映える棒ノ嶺
- GPS
- 03:54
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 741m
- 下り
- 866m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
きちんと整備されている。前日の雨による白谷沢増水はなく、ルート上も問題なし。 |
その他周辺情報 | 川井駅前からの手頃なバス便は7時台のあとは、9:32発のみで、極端に少ないため不便である。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
今回は3名の参加で棒ノ折山登山を行った。棒ノ折山には数年前に登ったことはあるが、記憶があまり残っていない。飯能方面へ出る下りの白谷沢沿いのルートが所々に難所があったことは覚えている。
この日の天気はあまりよくない。午前中は曇りだが、午後は時間が経つにつれて少雨の予報となっていた。早めに下山をすればおそらく雨の影響は受けないだろうという判断で山行出かけることにした。
ルートは前回辿ったものと同じとした。青梅線川井駅で下車、駅から徒歩3分のバス停から清東橋行きのバスに乗り、終点の清東橋で降りる。このバスは7時台に出た後が、今回乗った9:32発(土日)までバスがなく、極端に本数が少ない。この日にバスに乗った登山者は我々3人以外にはなく、このルートはあまり人気がないようである。
清東橋は渓流沿いのキャンプ場になっており、キャンプもよさそうだね、と話しながら、10時前にスタート、舗装道路を少し上がると、右手に橋が見えここからが登山道となる。登山道はいきなり急登で、わさび畑の脇を通りぐいぐいと登っていく。登りはじめは、汗だくだくで息も上がり、この急登に慣れるまではけっこう苦しかった。小一時間ほど登ると尾根伝いに出て、それまでは樹林帯の中を登っていったが、少し開けてくる。ここで小休止の後は、歩みの遅い自分が先に進むことにし、再び樹林帯に入ると、マイペースで山頂まで登っていった。このルートはほとんど急登をただひたすらに登るという感じであった。マイペースで登ったこともあり、山頂には息は上がらず、いい感じで到着できた。時間は11時半前であった。
山頂には先客が数グループいた。飯能方面から登ってきたのだろうか。登りでは、誰一人とも出会うことはなかったので。標高は962mであるが、山頂は少々肌寒い。しかもぽつりぽつりと雨が落ちてきた。それでも山頂にどんと構えている桜の木は満開の花を咲かせ、景色はとても映えていた。頂上で桜が見られるとは予想もしていなかった。
昼食を摂った後は、寒いこともあり、早々に下山を開始した。下山は飯能方面とし、沢沿いを降りる白谷沢登山口へ出るルートである。権次入峠、岩茸石の分岐を過ぎ、一度林道へ降りた後から沢沿いルートが始まる。沢沿いルートは沢を何度も横断し、所々にはほとんど沢上の石、岩伝いに降りるルート、急斜面の岩をロープで介しながら降りる箇所などがあり、なかなかスリルがあっておもしろい。前日に降った雨による沢の増水もなく、慎重に足を運びながらこのルートを降りて行った。
登山口には13時過ぎに到着し、3時間少々の登山時間であったが、上りはひたすらの登り、下りはスリルある沢沿いの降りとなかなか個性のある棒ノ折山である。下山後は、名栗湖のほぼ直下にあるさわらびの湯で汗を流し、最寄りのバス停から飯能駅に出た。
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