小津権現山 〜5歳児と2歳児がゆく〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 906m
- 下り
- 900m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
渓流沿いを走ると、小津集落に着きます。 集落内に「登山口」の案内看板あり 杉谷林道終点は駐車場になっており、10台以上駐車可能 登山ポストあり トイレなし ※毎年11月1週の日曜日は「いびがわマラソン」が開催されているようです。 そのため、当日はR303は通行規制されます。ご注意ください。 ※R303から小津集落に続く道は、工事のために通行規制されています。 限られた時間しか通行できないので、事前に役場等に問い合わせすることをお勧めします。(今回は運よく工事がお休みでした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
地元の方々によって、よく整備されています。 山道周辺は笹薮等も切り払われていました。 山頂も藪や低木が切り払われ、広く、展望がよくなっていました。 林道終点〜高屋山までは急登が続き、落ち葉や土で滑りやすくなっています。 5歳児は下りで尻もちをつきまくりでした。 (腐葉土のようになっていて、お尻は痛くないようです・・・) |
その他周辺情報 | R303を徳山ダム方面に北上 道の駅ふじはしに「藤橋の湯」 ¥510/大人 ¥210/子ども (ぎふっこカードで¥100割引) |
写真
感想
忍者さん(5歳児)が初めて登った標高1000m超の山。
それが小津権現山です。
ちょうど1年前の秋、4歳だった忍者さんは8時間かけて歩きました。
4歳児にとって、高屋山までの急登は上りも下りも厳しく、
枯れ葉と土に足を滑らせ、大苦戦。
つるべ落としの秋の日を背に、焦って下山したのは昨日のことのようです。
ごんたさん(当時1歳児)はベビーキャリアからおりることなく、
ずっとおとなしく背負われていました。
子どもの体力や技術をきちんと把握できていなかったこと、
時間の読みが甘かったことを大反省。
それとともに、装備を見直し、様々な山行を経て、
何度も失敗を繰り返し、ちょっとづつ経験を増やして今日に至ります。
だんださん(ベビーキャリア運び屋)や私にとっても、
小津権現山はとても思い出深い山です。
そして1年後。
5歳になった忍者さんは、6時間30分で歩くことができるようになったのでした。
ヨチヨチ歩きだったごんたさんは2歳になり、
剣(木の棒)を振り回して走り回るようになったのでした。
これって、すごい成長です♪
親としては感無量・・・かと思いきや、そうでもありませんでした(笑)。
思うに。
高屋山までの急登で苦労する忍者さんの様子を見ながら
「相変わらずだなあ」「もうちょっと精神的にタフになってほしいなあ」
と感じたからかもしれません。
ペースが上がらず、グズグズ言いながら登っていたこと。
忠告を無視して走り回った挙げ句、バテバテになって号泣したこと。
森のくまさんもビックリな大音量で泣いていました。
感無量などと感じている場合じゃなく・・・。
その後は通りかかったご夫婦の励ましに助けられ、
笑顔で歩き切りましたが・・・。
それに。
「次は・・・」という欲?目標?野望?がどんどん湧いてきて、
「感無量」と浸る気持ちにならないのかもしれません。
山頂からの景色を眺めながら、
「あ〜。はやく花房山まで縦走できるようになりたいな」とか、
「能郷谷からの能郷白山にチャレンジしたいな」とか、
「鍋倉山も貝月山も、あれもこれも、まだ登ってない」とか。
そんなことを考えていると、感無量などと浸っている間はありません。
しかも肝心の忍者さんは「こんなとこ来たっけ〜?全然覚えてない!!」
ああ、そうですか・・・。
でもまあ、小さな頃の山行の記憶なんてそんなものかもしれない。
それでも、忍者さんやごんたさんの記憶に残っていなかったとしても、
きっと体のどこかに刻まれていると信じて・・・
さあ、次はどこへ行こうかな♪
「次は」と考えることができる幸せに感謝!!
追記
山頂は低木や藪が切り払われて、かなり展望がよくなっていました。
天気に恵まれず、あいにく御嶽山や乗鞍岳などは見えませんでしたが、
晴れていれば、かなりの眺望が期待できます。
コメント
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こんにちは、
子供が、尾崎三峰や岐阜権現から見たとき「山腹が開いて合体するとロボになる戦闘機が5機ほど出てきそうな山」それが小津権現です。
子供は「オレは行かないかん!」と思うようです。
登るとさらに(もう倒れているとは思いますが)頂上に「登山口」との看板があり指し示す尾根の先にはバラに似せたパンのような山まであります。
子供は「花弁の中心が開いて何か出撃するんじゃね?」と思います。
すばらしい刈り払いもあり忍者部隊の修行には最適な山域でしょう。
(小津権現頂上からモレ谷分岐へ降下し始める部分は笹の急登で滑ります。特に雪のある時期、子供のためにはロープを出したほうが良いように思います。)
fuararunpuさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
fuararunpuさんや隊長にとっても、小津権現は特別な山、とお見受けしました。
まさに、子どもにとっては格好の秘密基地ですね。
今回は刈り払われた枝がたくさんあって、子どもは剣を選び放題・・・
かと思いましたが、何かこだわりがあるらしく、
忍者さんは「う〜ん、いい剣ないなあ」などとブツブツ言いながら歩いていました。
「今日は武士だから2本。長いのと短いのだからね。」だそうです。
いつもながら、具体的かつ重要なアドバイスありがとうございます!
いつかロープ持って隣の秘密基地にも行くぞ〜!!
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