富士山
- GPS
- 12:15
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,651m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜間登山をしました。大渋滞でした。気が付いたら高度に順応していました。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
感想
ルートは、新宿から夜行バスで富士山五合目まで直行。五合目はというと夜間登山でご来光を拝む人だらけ。富士山登山といえば、金剛杖を片手に小屋で焼印を押してもらうというのが定番。五合目は、店も24時間営業しているので、心強い。準備完了し、懐中電灯片手に、登山開始。七合目まではなだらかな道をジクザクに登っていく。上を見上げると、ヘッドライトの列が自分と同じように頂上を目指している。下を見ても、次から次へと登り始めている。しばらくすると七合目。小屋が立ち並びご来光登山を楽しみにしている人が、休憩を取っていた。
夏の夜とはいえ、風もありじょじょに寒くなってきた。上着を着込み傾斜が少しずつ増してきた斜面を登る。富士山の特徴は男性で生きている山を実感させます。始めのうちは砂礫質で合ったが、七合目から岩場が連続する。道幅が狭くなり行列しながら一歩一歩登っていくことに。高度は、七合目で既に2800mをゆうに越えている。五合目2300mである。富士山に登ると高山病の心配がありますが、渋滞登山ということもあり、自然と体が高度に慣れていった。高度を増すごとに寒さも増す感じがするが、空気が薄いということはなかった。
富士山登山は、七合目からが本格的。八合目までは、急な斜面を一登り。八合目となると、前夜泊の人たちが、頂上に向け出発する人で大混雑。さらに、ツアー客も重なりとても休んでいられない。さらに登ると本八合目に到着。3200mを越えこの時点でここより高い場所はない。次は、九合目と思ったら、3400m付近に八合五勺というものがある。ここで、若者が裸で写真をとっていた。元気というか・・・。寒さもさらに厳しくなり、風も厳しくなってきた。
気が付くと焼印もたくさん押してもらい記録として一杯のこった。そして、九合目で最後の休憩をして急の岩場を登るとそこは、3600mの河口湖口の頂上である。ここから剣が峰までは、30分ほどであるが、道が暗く分かりにくいので夜があけてからにする。4時前に着いたのでご来光まで時間あり、ラーメンを食べることに。あまりの寒さに体も冷え切り、指も凍傷ぎみ。5時に日の出であるが、いても経ってもいられず外に出て待つことに。岩にはつららがあるのにびっくり。次第に夜が明け始め、あたりがしらみ始めいよいよ5時にご来光。感動のあまり目から光るものが。今までの苦労がすべて報われた瞬間である。そして、願い事を伝え、剣が峰へ。のんびりとハイキング気分。しかし、風もそこそこあり寒い。30分で着くようだが、意外に距離はあるように思える。陽が登るのを確認しながら、富士宮口頂上へ。さらに歩いていくと馬の背へ。時に、お鉢の中を見るとまるでそこは宇宙のような光景である。馬の背は滑りやすく登りにくい。何とか足場を確保しながら登るとそこは剣が峰。日本で一番高いところである。一息入れ展望台へ。すると何と地面に山の影を映す「影富士」を見ることができた。これは、天候と時期により見られるものである。剣が峰は狭いので下山することに。お鉢を回り、吉田口頂上に到着。これから富士山頂上を目指す人は後をたたない。富士山の特色として、登山道と下山道がわかれているのも特色である。ゆっくりと下山開始。下山道は、砂礫の道を突き進む特にアクセントがあるわけでないのでだらだらと時間をかけ下っていく感じ。足元に負担がかからないので降りやすいが長く感じる。特に小屋も多くある道ではない。3時間過ぎで下山。日本一の山を制覇したが、人が多い感じがした。だが、素晴らしい登山であった。
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