蓮華岳
- GPS
- 06:02
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝7時の時点で多少の余裕あり。下山時はいっぱいだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期にしては残雪は多めで、デブリも少ない。 篭川を左岸に渡る橋の直前まで滑降可能。 |
その他周辺情報 | 【風呂】大町温泉郷 薬師の湯 \700 【食事】小川の庄おやき村 ざる蕎麦&焼きおやき \860 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/22 Designs:TeleBulldog/Scarpa: T2 '13モデル
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感想
7:48 1388m 扇沢駅駐車場発。
登山道入口はトロリーバスのゲートのすぐ左にあり、九十九折りの車道をショートカットする形で登山道が延びている。スキーを背負っていると木の枝に引っかかりところどころ屈んで歩く必要はあるが、車道を大回りして歩くよりはいい。
篭川を右岸に渡ったところからさっそく雪が繋がるが、堰堤をまだ何個か左から巻いていく必要があるので、スキーは背負ったまま歩き続ける。
8:29 1660m 大沢出合。この辺りからすっきりとした雪渓となり、シール登行に切り替える。デブリはなく、雪面もきれいだ。
9:50 2230m マヤクボ沢出合。左の針ノ木峠への雪渓に入る。
この辺りから再びスキーを背負ってアイゼン登行。シールで登れないことはないが、階段状のトーレスがあるのでこの方がよっぽど楽だ。
10:42 2535m 針ノ木峠。
しばし休憩後、蓮華岳に向け出発。出だしは多少急だが、これまでの登りに比べれば何てことない。それも最初だけで、その後は緩やかで広い稜線歩きとなる。
稜線上は雪が融け地表が露出しているかと思われたが、まだ雪はそれなりに付いており、場所によっては新雪も30cmほど積もっている。自分のアイゼンはアルミ製なので、岩稜歩きをあまりせずに済むのは嬉しいところ。
12:05 2798m 蓮華岳山頂。乗鞍、槍・穂から立山・剣を経て鹿島槍・白馬まで、北アルプスの大パノラマが広がる。
ちなみに、先行者は3パーティーほどいたが、1パーティーは大沢を直登してきたらしい。
休憩後、滑降開始。まずは登ってきた稜線上を大沢右俣源頭まで戻る。ところどころ地表が露出しているが、雪は繋がっていて滑って降りられる。
そして大沢右俣へドロップ。ここから大沢左俣出合まで、ところにより40度、平均でも30度を超える急斜面が標高差で900m以上続く。
滑るそばから表面の新雪が崩れ落ちていくが、雪崩の危険を覚えるほどではなく、なかなか滑りやすい。とはいえ、新雪の下にカチカチの硬いバーンを感じることがあったので、コンディションによっては結構怖いことになっていたかもしれない。
しばらく急傾斜ながら滑りやすい斜面が続くが、途中から谷が狭まり、デブリが目立つようになる。谷全体が埋め尽くされているようなところはないが、それでもターンするスペースが限られてくる。
さらに小石も多くなり、目に見える石を避けたつもりでも、隠れた小石に引っかかってしまう。残雪期の雪渓では避けられないこととはいえ、これまでにないくらい板が傷だらけになってしまった。
左俣出合を越え、針ノ木雪渓との出合が近づくと、やっと沢は広く、傾斜も緩やかになる。雪面は荒れていて滑りにくいが、だらだらノンビリと滑っていける。
13:10 1660m 大沢出合。針ノ木雪渓と合流し、すぐに堰堤を避けるべく右斜面をトラバース。そのまま雪を拾いながら半ば強引に滑り続ける。
篭川を左岸に渡る手前で滑降終了。あとは登山道を30分ほど歩いて終了である。
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