ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 538844
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

蓮華岳

2014年05月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
11.3km
登り
1,456m
下り
1,460m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:27
合計
5:55
7:48
41
8:29
8:29
135
10:44
10:46
79
12:05
12:30
40
13:10
13:10
6
大沢出合
13:16
13:16
27
1559m地点(滑走終了)
13:43
扇沢駅駐車場
07:48 扇沢駅 -> 徒歩
08:29 大沢小屋付近 -> シール登行
09:53-10:03 針ノ木峠2252m -> アイゼン登行
12:05-12:32 蓮華岳 -> スキー滑降
13:16 針ノ木雪渓1,559m -> 徒歩
13:43 扇沢駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢無料駐車場。
朝7時の時点で多少の余裕あり。下山時はいっぱいだった。
コース状況/
危険箇所等
この時期にしては残雪は多めで、デブリも少ない。
篭川を左岸に渡る橋の直前まで滑降可能。
その他周辺情報 【風呂】大町温泉郷 薬師の湯 \700
【食事】小川の庄おやき村 ざる蕎麦&焼きおやき \860
針ノ木岳登山口
2014年05月24日 07:47撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 7:47
針ノ木岳登山口
篭川を右岸に渡ったところから雪が繋がる
2014年05月24日 08:04撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 8:04
篭川を右岸に渡ったところから雪が繋がる
針ノ木雪渓の登り(1805m)
2014年05月24日 08:50撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 8:50
針ノ木雪渓の登り(1805m)
針ノ木雪渓の登り(2076m)
2014年05月24日 09:26撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 9:26
針ノ木雪渓の登り(2076m)
マヤクボ沢出合よりマヤクボ沢方面
2014年05月24日 09:49撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 9:49
マヤクボ沢出合よりマヤクボ沢方面
針ノ木峠への登り。急斜面のため板を担ぐ
2014年05月24日 10:12撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 10:12
針ノ木峠への登り。急斜面のため板を担ぐ
針ノ木峠より針ノ木雪渓を見下ろす
2014年05月24日 10:42撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 10:42
針ノ木峠より針ノ木雪渓を見下ろす
蓮華岳への稜線上の登り
2014年05月24日 11:03撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 11:03
蓮華岳への稜線上の登り
稜線上より針ノ木岳を振り返る
2014年05月24日 11:34撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 11:34
稜線上より針ノ木岳を振り返る
蓮華岳からの滑降ルート(登ってきた稜線)
2014年05月24日 12:31撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 12:31
蓮華岳からの滑降ルート(登ってきた稜線)
稜線上を大沢源頭まで戻り、大沢へドロップ
2014年05月24日 12:34撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 12:34
稜線上を大沢源頭まで戻り、大沢へドロップ
こんな感じの急斜面
2014年05月24日 12:37撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 12:37
こんな感じの急斜面
大沢源頭を振り返る。実は立ってるのやっと
2014年05月24日 12:40撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 12:40
大沢源頭を振り返る。実は立ってるのやっと
大沢の滑降(2378m)
2014年05月24日 12:46撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 12:46
大沢の滑降(2378m)
もうすぐ針ノ木雪渓出合(大沢を振り返ったところ)。雪上訓練中のパーティーが大勢
2014年05月24日 13:07撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 13:07
もうすぐ針ノ木雪渓出合(大沢を振り返ったところ)。雪上訓練中のパーティーが大勢
堰堤は右岸斜面をトラバースして抜ける
2014年05月24日 13:10撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
5/24 13:10
堰堤は右岸斜面をトラバースして抜ける
撮影機器:

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/22 Designs:TeleBulldog/Scarpa: T2 '13モデル

感想

7:48 1388m 扇沢駅駐車場発。
登山道入口はトロリーバスのゲートのすぐ左にあり、九十九折りの車道をショートカットする形で登山道が延びている。スキーを背負っていると木の枝に引っかかりところどころ屈んで歩く必要はあるが、車道を大回りして歩くよりはいい。
篭川を右岸に渡ったところからさっそく雪が繋がるが、堰堤をまだ何個か左から巻いていく必要があるので、スキーは背負ったまま歩き続ける。

8:29 1660m 大沢出合。この辺りからすっきりとした雪渓となり、シール登行に切り替える。デブリはなく、雪面もきれいだ。

9:50 2230m マヤクボ沢出合。左の針ノ木峠への雪渓に入る。
この辺りから再びスキーを背負ってアイゼン登行。シールで登れないことはないが、階段状のトーレスがあるのでこの方がよっぽど楽だ。

10:42 2535m 針ノ木峠。
しばし休憩後、蓮華岳に向け出発。出だしは多少急だが、これまでの登りに比べれば何てことない。それも最初だけで、その後は緩やかで広い稜線歩きとなる。
稜線上は雪が融け地表が露出しているかと思われたが、まだ雪はそれなりに付いており、場所によっては新雪も30cmほど積もっている。自分のアイゼンはアルミ製なので、岩稜歩きをあまりせずに済むのは嬉しいところ。

12:05 2798m 蓮華岳山頂。乗鞍、槍・穂から立山・剣を経て鹿島槍・白馬まで、北アルプスの大パノラマが広がる。
ちなみに、先行者は3パーティーほどいたが、1パーティーは大沢を直登してきたらしい。
休憩後、滑降開始。まずは登ってきた稜線上を大沢右俣源頭まで戻る。ところどころ地表が露出しているが、雪は繋がっていて滑って降りられる。
そして大沢右俣へドロップ。ここから大沢左俣出合まで、ところにより40度、平均でも30度を超える急斜面が標高差で900m以上続く。
滑るそばから表面の新雪が崩れ落ちていくが、雪崩の危険を覚えるほどではなく、なかなか滑りやすい。とはいえ、新雪の下にカチカチの硬いバーンを感じることがあったので、コンディションによっては結構怖いことになっていたかもしれない。

しばらく急傾斜ながら滑りやすい斜面が続くが、途中から谷が狭まり、デブリが目立つようになる。谷全体が埋め尽くされているようなところはないが、それでもターンするスペースが限られてくる。
さらに小石も多くなり、目に見える石を避けたつもりでも、隠れた小石に引っかかってしまう。残雪期の雪渓では避けられないこととはいえ、これまでにないくらい板が傷だらけになってしまった。
左俣出合を越え、針ノ木雪渓との出合が近づくと、やっと沢は広く、傾斜も緩やかになる。雪面は荒れていて滑りにくいが、だらだらノンビリと滑っていける。

13:10 1660m 大沢出合。針ノ木雪渓と合流し、すぐに堰堤を避けるべく右斜面をトラバース。そのまま雪を拾いながら半ば強引に滑り続ける。
篭川を左岸に渡る手前で滑降終了。あとは登山道を30分ほど歩いて終了である。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:283人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
針ノ木岳(残雪期・マヤクボ沢経由)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら