白山(81ヶ月)骨折術後1ヶ月目
- GPS
- 12:33
- 距離
- 41.9km
- 登り
- 2,234m
- 下り
- 2,221m
コースタイム
- 山行
- 11:24
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 12:25
天候 | 晴れ 風は強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大きな怪我なく何十年と山を続けてきた父が骨折して、長期離脱かと思いきや、事故後1ヶ月とちょっとで積雪期白山往復をやってしまうものだから、たまげてしまう。というのも、僕も父の事故のちょうど10年前に山で雪崩に遭い滑落し足を骨折している。当時の僕はGWでも松葉杖を使っていたし、骨折後4ヶ月ほど経ってやっとこさ低山から開始した覚えがある。なので、今回の白山登頂は他人事ではなく、肌で凄さを感じている。
なかなか山に行く機会が減って今回の山行は約1年のブランクがあったので、同行できるか心配だった。それに、フシキくんに、ヤマケくんのスーパー若人も参加となれば恐ろしくて引け目さえ感じてしまう。それでも、白山連続登山がかかっている父をなんとか後押ししたいと思い参加したが、現実は、チャリパートでは足を引っ張り、だた本当に付き添っただけでなんなく?登頂。笑
とにもかくにも無事皆んなで登頂できて、気合い注入してもらって僕も感謝です。
3月12日に山の事故で脛骨・腓骨を骨折して二度の手術を経て術後35日目の本日何とか無事4月のお参りを済ませて81ヶ月連続登頂となった。事故後何とか4月のお参りに間に合わせようとそれこそ血の滲むリハビリ生活を過ごしてきた。
毎日朝3時頃に起きて踏み台昇降、ランニングマシーン、関節の柔軟体操、自転車ローラーなど寝てる時間と仕事時間以外はリハビリに徹した。お参りには多くの祈りがあるが特に今は亡き岳友との約束は絶対に果たさなければならないと思った。
自分の人生を賭けて本気で挑むと誓ったからにはもう逃げることはできない、やるしかないのである。
今日の挑戦に兄ちゃん、伏木君、山K君がサポートにかって出てくれた。山Kは東京から来てくれる。ありがとう絶対一回で決めようと思った。コーエーも前日の下見で白山をピクり貴重な情報を教えてくれた。
深夜0時白峰を出たがチャリは毎日拷問のようなローラーを漕いでいたので1時間28分で無事別当出合に、良い準備運動になった。
中飯場から雪は繋がっていたがカチカチ凸凹で足を捻らないように気を付けた。そこそこのペースで甚之助小屋に着いて防寒を行った。
甚之助からエコーラインのカチカチ急登は辛かった。まだ膝と足首の可動が完全でないため何度も休んで登る。サポーターがすぐ後ろで万が一に備えてバックアップしてくれた。
弥陀ヶ原からは風も強くて寒かった。室堂で休憩して最後の登りは少しずつ近づく奥社に気力を振り絞る。奥社に着いた時白山で初めて涙が吹き出した。
山頂で仲間と固く握手して喜びを分かち合う。感謝しかない。
しかし本当の試練は下りにあった。少しでも斜度が出ると前を向いて歩けないのでずっとバックステップで歩くしかなかった。
エコーラインから甚之助までのカチカチ急斜面は泣きが入ったがサポーターに見守られながら慎重に下った。甚之助小屋に降りて初めて安堵した。
その先は雪も緩み雪の踏み抜きに注意しながら下った。皆で一緒に別当出合に降りた時はこれで終わったと思った。あとは白峰までちゃりるだけである。
無事白峰に帰還して自分との戦いは終わった。今日のサポーターの兄ちゃん・伏木君・山k君には感謝しかない。4月にお参りができるようにとの無茶振りに快く手術を引き受けてくれた済生会金沢病院のYAMASIRO Drにも感謝しかない。事故後救助要請してくれた大魔人そして岐阜県警、救助隊、医療関係者、家族、職場のみんな全ての人のおかげで今日のお参りがある。
本当にありがとうございました。
砂防新道から白山へ。
24時に距離17km標高差900mのチャリリンはきつかった、、、自転車は脚にそれほど負担が掛からないとのことで、先生はめちゃくちゃ強かったです。甚之助避難小屋で防寒装備を整え御前峰へ。思いの外風が強く、体感温度はかなり寒かったです。帰りのチャリリンは皆んな言うまでもなく楽しかったです。
YSHR先生目標の4月白山おめでとうございます。先生のモチベーションの高さやトレーニング量の多さに只々驚かされました。
今週も北アルプスにいくつもりだったけど、できることがあればしたかったのでお参りにお供することにした、先生とは去年の8月から毎週2回一緒に遊ばせてもらっていたけど今日は1ヶ月半ぶり、hayawata さんはじめまして
もう別当までロードで問題なし、久しぶりに乗ったら速くて楽しかった
自転車は調子いいらしく先生はいいアップになったと言っていた。まだ右足の骨は全然くっついていない。。。
雪が出てくるとカチカチなので滑らないように注意、甚之助で防寒を整えてアイゼンを付けてエコーラインへ
登り上げると朝日がきれいだった、今日も素敵な朝だ
室堂で小休止して最後もうちょい、ゆっくり着実に歩いて無事にお参りできた。来れてよかった。なんかよくわかんないけど自分まで泣けてきた。先生のお参りにかける思いは半端ではない、無理そうなことでも努力すれば結果は後からついてくる。
下りの方が負担はかかるのでもっと慎重に、特にエコーラインからの急な谷筋の下りは辛そうだった。その後もゆっくり下って無事に別当出合、チャリをぶっ飛ばして30分ちょいで白峰ゲートに着いた。無事に帰ってこれて本当に良かった。3月3回お参り行っておいて良かった。お手伝いのつもりで行ったけど手伝うことはなにもなくいつものように淡々と登っていた。
人生悪いことも起きるけど、その中でも良いこと考えて最終的にプラスになればいいって朝先生が言ってた、そんなスーパーポジティブマインドで生きていきたい
白山に81ヶ月連続登山おめでとうございます。術後の経過・リバビリはいかがでしょうか?
日頃の鍛錬の積み重ねがあり、驚異的な回復と今回の登頂があると思います。
今回の登頂はYSHR様と共にメンバーも嬉しかった事でしょう。またYSHRファンのヤマレコユーザーも喜んでいます。
いまだに深夜足が痛くて目が覚める日が多いです。骨折が融合するまで最低あと2ヶ月は無理せず慎重にリハビリを進めたいと思います。とりあえず4月のお参りが終わり安堵しています。
私も肋骨を折りながら、足の指を折りながら雪山に登った経験があります。どんな怪我をすれば身体の変化があるのか知りたくて、自分の身体を使ったフィールドテストです。怪我をした場合は単独登山なので死ぬ気になって下山しなければいけません。
YSHR様の強いメンタルは尊敬しますし、こんな最強の父親がいる家庭は安泰です。
ゆっくり休んでください。
骨折ったこと無いですけど、1ヶ月ちょっとで雪の白山登れるものなのですね
お疲れ様でした、来月も無理しすぎず頑張ってください😎
事故後、初めての山行、ご無事のご登頂、本当におめでとうございます。そして、お怪我時、私共への貴重なアドバイス、改めまして、心から感謝申し上げます。山は
元気に出かけて、無事故で帰宅
そして、ザックに素敵な思い出をいっぱい詰めて
だったらハッピーですね。これからもお元気に素敵な山行をお続け下さいませ。
まだまだリハビリ段階で骨癒合もまだ先で本格的な復帰はまだまだ見通せませんがスキーシーズンまでには完全復帰したいと思います。
返信有難うございました。まだ完治されていらっしゃらないとの事、僭越ですが、リハビリ、くれぐれもご無理の無いようお願い申し上げます。今後のご活躍のお時間、まだまだ沢山お有りと存じます。これからのご活躍をお祈り申し上げております。
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