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Yamareco

記録ID: 5400582
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

男鹿岳 - 長い林道歩き、藪との格闘の先に絶景

2023年04月23日(日) [日帰り]
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fumaso その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:14
距離
23.3km
登り
1,607m
下り
1,597m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
0:56
合計
8:14
距離 23.3km 登り 1,607m 下り 1,612m
6:25
48
7:13
77
10:34
10:40
10
10:50
11:23
12
11:35
11:36
78
12:54
12:55
62
13:57
42
14:39
0
14:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・高速西那須野塩原で東北道を降りて、国道400号線、国道121号線、黒磯田島線(県道369)を使い滝沢橋手前の(37.14541, 139.7962)のポイントに駐車。
・林道崩落のため、滝沢橋にゲートがあり、それ以上は車では入られない。
コース状況/
危険箇所等
〇滝沢橋〜男鹿岳北西尾根登山口
・釜沢橋までは舗装路、崩落により道が一ヵ所狭くなっているところがあるため、車が通行止めになっているようです。
・釜沢橋からは崩落個所が増えます。滑落危険のある場所はないですが、天気の荒れた日には特に落石に注意。
〇男鹿岳北西尾根登山口〜男鹿岳山頂
・いきなり藪の洗礼を受けます。
ピンクテープがところどころ、踏み跡もうっすら見え、少し藪が刈られているため、
思っていたほど大変ではなく、不安も少なく登ることができた。
残雪がもっと多い時期に設置された藪の上のピンクテープもあるため、
少し巻くなどして適切なルートファインディングをすると体力消費を減らせます。
〇男鹿岳山頂〜女鹿岳
・この区間も藪の中を進みますが、稜線上ということで、決まった場所が多くの人に踏まれているため、通ったほうが楽な道はなんとなくわかります。
・女鹿岳は山頂標識こそないものの、男鹿岳より山頂部周辺の木々が少なく展望はよいです。
その他周辺情報 朝にトイレなどでお世話になった道の駅たじまで、下山後うどんを食べたらすぐに帰路につきました。
滝沢橋先のゲートから長い長い林道歩きが始まります。
2023年04月23日 06:29撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 6:29
滝沢橋先のゲートから長い長い林道歩きが始まります。
少し進むと崩落地点があり、確かに車がぎりぎり通れないくらいの道幅になってました。
2023年04月23日 06:40撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 6:40
少し進むと崩落地点があり、確かに車がぎりぎり通れないくらいの道幅になってました。
釜沢橋。数年前までは普通にここまで車でこれたようです。
2023年04月23日 07:15撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 7:15
釜沢橋。数年前までは普通にここまで車でこれたようです。
大きな岩が上から転がって来たようです。
2023年04月23日 07:39撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 7:39
大きな岩が上から転がって来たようです。
大規模崩落地点。ダム決壊のような崩れ方をしたのでしょう。
2023年04月23日 08:11撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:11
大規模崩落地点。ダム決壊のような崩れ方をしたのでしょう。
ここはロープを使っていったん降ります。
2023年04月23日 08:12撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:12
ここはロープを使っていったん降ります。
沢に出会いました。
水がとても良く澄んでいます。
2023年04月23日 08:18撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:18
沢に出会いました。
水がとても良く澄んでいます。
しばらく進むと北西尾根登山口。
2023年04月23日 08:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:43
しばらく進むと北西尾根登山口。
すぐさまヤブの洗礼。
2023年04月23日 08:49撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:49
すぐさまヤブの洗礼。
ピンクテープとわずなな空間を見つけて突き進むのみです。
2023年04月23日 08:56撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:56
ピンクテープとわずなな空間を見つけて突き進むのみです。
30分ほど登ると残雪がところどころ出てきました。
先週後半の暖かい日に雪融けが一気に進んだようです。
2023年04月23日 09:30撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:30
30分ほど登ると残雪がところどころ出てきました。
先週後半の暖かい日に雪融けが一気に進んだようです。
ときどき広い空間があるとすごく心が落ち着きます。
2023年04月23日 09:35撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:35
ときどき広い空間があるとすごく心が落ち着きます。
てんきとくらすはではずっとC予報とのことでしたが、いい天気に恵まれました。
2023年04月23日 09:59撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:59
てんきとくらすはではずっとC予報とのことでしたが、いい天気に恵まれました。
こうなればアイゼンを効かせてサクサク登ったもん勝ちです。
2023年04月23日 10:02撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:02
こうなればアイゼンを効かせてサクサク登ったもん勝ちです。
なんとなく平らになり、山頂付近を確信。
2023年04月23日 10:33撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:33
なんとなく平らになり、山頂付近を確信。
そして男鹿岳山頂に到着〜🦌
2023年04月23日 10:39撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:39
そして男鹿岳山頂に到着〜🦌
山頂標識の裏側には例の山バカ😂
2023年04月23日 11:38撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 11:38
山頂標識の裏側には例の山バカ😂
東の那須岳側の展望が広がります。
2023年04月23日 10:43撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:43
東の那須岳側の展望が広がります。
さて女鹿岳へと向かいます。
2023年04月23日 10:48撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:48
さて女鹿岳へと向かいます。
日光方面、女峰山・太郎山・日光白根山。
男体山は完全に女峰山に重なって見えません。
2023年04月23日 10:55撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:55
日光方面、女峰山・太郎山・日光白根山。
男体山は完全に女峰山に重なって見えません。
左に燧ケ岳、耳が重なって一つのピークに見えます。
そして右には平ヶ岳と会津駒ケ岳がつながり、巨大な山塊を形成していました。
2023年04月23日 10:55撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:55
左に燧ケ岳、耳が重なって一つのピークに見えます。
そして右には平ヶ岳と会津駒ケ岳がつながり、巨大な山塊を形成していました。
左は無名峰(なのに1872m)、右は日留ヶ岳、中央奥が高原山。
2023年04月23日 10:56撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:56
左は無名峰(なのに1872m)、右は日留ヶ岳、中央奥が高原山。
大パノラマです。
2023年04月23日 10:59撮影 by  SH-M19, SHARP
4/23 10:59
大パノラマです。
中央手前が七ヶ岳、左に会津駒〜会津朝日、右に浅草岳。
2023年04月23日 11:00撮影 by  SH-M19, SHARP
4/23 11:00
中央手前が七ヶ岳、左に会津駒〜会津朝日、右に浅草岳。
会津駒ケ岳アップ。
2023年04月23日 11:23撮影 by  SH-M19, SHARP
4/23 11:23
会津駒ケ岳アップ。
奥に真っ白な飯豊連峰。
2023年04月23日 11:39撮影 by  SH-M19, SHARP
4/23 11:39
奥に真っ白な飯豊連峰。
当然帰りも藪道を選びます。
2023年04月23日 12:17撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 12:17
当然帰りも藪道を選びます。
林道まで下ってきました。
ヤブの伸びる向き的に下りのほうが断然楽でした。
2023年04月23日 12:57撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 12:57
林道まで下ってきました。
ヤブの伸びる向き的に下りのほうが断然楽でした。
名もなき滝。
2023年04月23日 14:12撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 14:12
名もなき滝。
ひたすら歩き続けて無事下山完了です。
2023年04月23日 14:42撮影 by  XZ-10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 14:42
ひたすら歩き続けて無事下山完了です。
何かとお世話になった道の駅たじまで食事して帰りました。
2023年04月23日 15:28撮影 by  SH-M19, SHARP
4/23 15:28
何かとお世話になった道の駅たじまで食事して帰りました。

装備

個人装備
レインジャケット(montbell-トレントフライヤージャケット) レインパンツ(ワークマン) 手袋 軍手 アルコールストーブ ポケットストーブ&固形燃料 チタンマグ450ml フリース Tシャツ インナー長袖(厚手) メリノウールタイツ パンツ ウインドブレーカー 靴下(中厚手) サングラス 帽子 ゲイター 靴(caravan-C1 02S) ザック(osprey-28L) ザックカバー ストック 熊鈴 ファーストエイド 保険証 タオル 地図 コンパス マスク 折り畳み座布団 食料(1食分) 行動食 飲料1L+途中の沢で1L汲む プラティパス 携帯浄水器 チェーンスパイク
備考 ・今回は藪漕ぎメインということで、破れてもいいユニクロのウインドブレーカーや、昔履いてたパンツ、軍手を使用しました。
案の定ウインドブレーカーには穴が開いたため、適当な装備で登るのがおすすめです。
・残雪の山頂部には座る場所がなかったため、折り畳み座布団を持って行って正解でした。

感想

GWを一週間ずらしての東北遠征。
この日の登山客は全部で8組ほどでした。
ひたすら続く8kmの林道を歩き終えて登山口につくと、
登り始めてすぐに藪こぎとなりました。
こんな登山が久しぶりにしたかった!
山頂にはあなたも山バカよの〜の標識もありましたが、
たしかにこんな藪山を好んで登るのは山バカだと思います。
快晴にも恵まれてとても楽しい登山でした。

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