記録ID: 5404800
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積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
【景鶴山】雪解け進む(てか進みすぎ)開山直後早春の尾瀬😁(鳩待峠⇔山ノ鼻⇔竜宮⇔景鶴山)
2023年04月23日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:37
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 998m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:38
5:47
3分
鳩待峠駐車場
17:25
鳩待峠駐車場
天候 | 晴れ 一時、上層の雲が多いタイミングはあるも、終日好天。 ただし冷え込んで、特に朝が寒かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
戸倉で「鳩待峠満車」の看板が・・・ この時期の休前日の鳩待峠は、前日の早い時間に入らないと駐車場が満車になるというのは過去レコで認識していました。 それにしても「この時間でマジか!」と思いつつダメ元で鳩待峠まで登っていったところ、19:30過ぎの駐車場着で10台ちょっとの空き。なんだ、満車の時に備えて準備したあった看板だったのか。 22:00過ぎには空きが3〜4台、0:00過ぎには停められなかった車がうろうろとしていました。 到着時点の車載外気温計は-1℃、朝は-3℃。この2日前の埼玉は30℃近く。2〜3日で30℃の気温差って、体がおかしくなりそう。 尾瀬に入るときに係員の人が駐車場代を徴収。2,500円/日。前日の車中泊は、日数カウントされないみたいでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
東電下の大堀橋でのUターンから竜宮経由の迂回&景鶴山取り付きからしばらくのやぶ漕ぎで、思いのほか時間がかかりました。迂回の結果、30kmオーバーになっているし・・・ 鳩待峠から景鶴山山頂直下まではツボ。景鶴山山頂直下で12本爪アイゼン装着。 下山時は1,650m付近でアイゼンを外して、後は鳩待峠までツボ。 景鶴山でお会いしたのは15名ほど。鳩待峠の車の方の多くは至仏山に向かっていたのか。 ◆鳩待峠〜山ノ鼻〜竜宮〜ヨッピ吊り橋 ・鳩待峠を出てすぐのところは凍結あり。その後は積雪の道で、しばらくすると木道も出ています。半分くらいは木道が出ているかなあ、という印象です。 ・山ノ鼻でのテント泊の方もそれなりに。ざっとの印象だけですが、10張りはあったのではないかと。 ・山ノ鼻から先はしばらく積雪歩き。ただし積雪区間は短く、その先は竜宮までしっかりと木道が出ています。 ・東電下の大堀橋、ヨッピ吊り橋は踏板がかかっていません。東電下の大堀橋は、橋を渡ったというレコもあがっていたり、渡渉したというレコもあがっていたり。東電下の大堀橋までは行ったものの、ロープもないし橋を渡るのはビビり、渡渉点を探したもののよくわからず。行けなくはなさそうだけど・・・と、ちょっと迷った末に時間もあるので竜宮周りを選択。最初から竜宮周りにしときゃ良かった。結果、5kmくらいは余分に歩いています。 ・竜宮からヨッピ吊り橋までは、ほとんどが積雪エリア。木道の上を歩こうとすると、木道を外したときに踏み抜きます。私は木道を少し外す形で歩きました。 ◆ヨッピ吊り橋〜景鶴山 ・東電小屋手前のヨシッ堀田代の適当なところから取り付きます。が、取り付き地点からしばらくは雪がなく、クマザサの激ヤブ。トレースは期待できません。かなり適当に登っています。1,500m付近の鞍部でいったん、雪が出て来てほっとしますが、この先がまた激ヤブの急登。GPS持参推奨。ない場合は、とりあえず尾根を目指しましょう。 ・ヤブを越えていったん、なだらかなところに出ると、そこから先は雪がつながります。一部、雪がないところを歩くところもあり、アイゼンだと引っかかるかもしれません。ところどころ急なところもありますが、全体としては長い距離をなだらかに登ります。 ・景鶴山手前は急登。山頂直下の岩場は、写真からはイメージできませんが、人の背くらいの高さあり。右にトラバースしようとしたものの断念したトレースあり。荷物を岩場の下にデポして、岩場を木をつかんでよじ登ります。小さい方だと大変かも。後ろから登ってきた方がロープをかけてくださっており、下りはラクでした。ありがとうございました。岩場を越えると山頂までは一息ですが、落ちたら下のほうまで滑落間違いなし。ピッケルを持っていた方が安心できるかと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(40ℓ)
長袖シャツ
長袖インナー
レインウェア
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
アイゼン(12本爪)
チェーンアイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
サーモス(お湯)
地図
ヘッドランプ
予備電池
GARMIN
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
サングラス
タオル
ストック
ピッケル
カメラ
携帯バッテリー
|
---|
感想
残雪期限定の300名山のひとつ、景鶴山。登ることができる時期は1ヶ月もない、非常に賞味期限の短い山。
尾瀬の開山直後を狙って行ってきました。
朝はこの時期にしてはかなりの冷え込みにより、なかなか車から(正確にはシュラフから)抜け出せず。予定より遅れての出発。
尾瀬ヶ原は、思っていたよりもかなり雪が少ない状態。
東電下の大堀橋で、Uターン&迂回という思わぬハプニングでの距離&時間ロス(最初からわかってんだろ!という突っ込みもありますが・・・)。まさかの30kmオーバー。
景鶴山の取りつきは雪がなく、まさかの今シーズン初のヤブ漕ぎ!
まあ、いろいろとありました。
一方で、終日天候には非常に恵まれました。
燧ヶ岳、至仏山は一日中姿を見せてくれて、周りの山々もはっきりと。
尾瀬ヶ原歩きも、景鶴山での山登りも、素晴らしい景色を堪能することができました。
結果論ではありますが、終日天気にも恵まれて、陽が長くなってきた時期に丸一日、尾瀬を堪能できたという意味では非常に良かったかも。
とはいえ、またの機会に真っ白な尾瀬ヶ原を歩いてみたいものです。
これで今シーズンの雪山は打ち止め。
しばらくは花粉も飛ばなくなった春山を、めいっぱい楽しみたいと思います😁
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