晩秋 富士山御殿庭
- GPS
- 06:18
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 794m
- 下り
- 792m
コースタイム
天候 | 快晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースに危険箇所はありません。 御殿庭の宝永第三火口下は、以前倒木が多くテープやリボンが不明瞭でしたが、現在新しいリボン等が設置され道迷いの恐れは軽減されました。 |
写真
感想
11月3日がらみの連休は毎年好天に恵まれるのが、通年の常識?だったが、今年はあいにくと1日から3日の天気予報はあまりよくない。
しかし、山テンの予報によると、2日の富士山は朝から午後3時くらいまで、晴れ予報。
ということで、ココ3年ほど毎年この時期に行っている富士山御殿庭の黄葉をたのしみながらのハイキングへ行ってきた。
朝方、下界は曇り。だが御殿場市付近にくると、高層の青空がちらっと見えた。高曇りはない。標高をかさね、御殿場口駐車場に到着するころには雲の上。
雲海がすばらしい。
富士山もくっきりだけど、山頂は傘雲ができ始め、風がものすごい勢いで吹いているのが、雲の動きでわかった。
双ツ塚も多分けこう吹いているだろうとこの時思った。
ささっと準備をして、出発。
昨晩の見過ぎで体が重い・・・。
でも下塚頂上に着く頃には、慣れて来て楽になる。
案の定、下塚頂上は風速8〜10m/sくらい吹いている。
宝永山の馬の背付近もやっぱり風の巣。雲も沸き立ち始めていた。
先へ進み、四辻、三辻の平原はオレンジ色の絨毯に黒いスコリアの道がのびている。
ここで今日初めてのハイカーと会う。
黄葉は昨年より進んでいるようで、かなりのカラマツが葉を落していた。
小天狗塚へ登り、御殿庭方向を見ると、かろうじて金色の景色を眺めることができた。御殿庭入口から御殿庭上へは急登。3年前に最初に訪れた時はかなり苦しく参ったのを覚えているが、今はずいぶん楽になった。
御殿庭上に到着すると、かなりの風。空も曇り、宝永山の少し上まで傘雲は成長し、富士山の風下側には、大きな吊るし雲ができていた。突風も時折あり、奥は一回飛ばされるも、転倒には至らずホッとする。
第三火口底へ降り、風がない場所でランチ。
1時間ほど休憩後出発。御殿庭中へ向かう。
ここから先は昨年、リボンや本来のルートに倒木があり迷った覚えがるが、今年はしっかりとリボンやテープが設置されてあり、道迷いの危険性はなくなっていた。
御殿庭中を通過し、御殿庭下では5人くらいの犬を連れたパーテーがランチの準備中。挨拶して御殿庭入口へ。
御殿庭入口から三辻までは往路と同じ。三辻からは幕岩経由の樹林帯。
少しモミジやカエデの紅葉が残っていた。そろそろ雨が来そうなので足場やに歩を進めた。
14時35分駐車場到着。登山者と思われる車はなく、私たちの車を含め3台ほどしか残っていなかった。
晩秋の静かな富士山御殿庭をじっくりと堪能したハイキングだった。
PS. 御殿場口駐車場までの道路は11月下旬には冬期閉鎖になる。
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