屏風岩山
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 747m
- 下り
- 742m
コースタイム
8:45大滝橋(講習説明)=
大滝沢林道ゲート9:58−
11:31一軒屋避難小屋11:43−
12:39大滝峠上12:50−
13:45屏風岩山14:03−
16:20大滝沢林道ゲート
天候 | 晴れのち曇り(まあまあ暖か) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■読図講習 http://mt-farm.info/ |
写真
感想
西丹沢の屏風岩山へ読図へ行きました。
登りは大滝橋から東海自然歩道を使って大滝峠上、そして屏風岩山へ。
下降は東尾根を要所要所で地図読みながら元へ戻るルート取り。
私はGPSは使いません。
(もちろんガーミンのGPSは所持していますけどね)
細かい地形の読み取りはやはり自分たちで作った地形図とコンパスでないと
できませんし、何より「山を見る」力が養われないからです。
まず地形図に沢線を事細かに入れ、次に残った尾根上のピークおよびピークと
思われるポイント、そしてコル(峠)を書き込みます。
そして「現在位置が確認できそうなポイント」の標高を入れます。
この標高表示がパーティメンバーの「共通言語」となります。
最後に「危険と思わる箇所」と「人工物」(道路や林道、一般登山道、小屋など
すなわち安全圏)にそれぞれ黄色と緑色のラインマーカーを塗り、
あとは縮尺を入れて完成。
これを私は「地形図のカスタマイズ」と言っています。
大事なのは、これを各自バラバラで作って使うのではなく、全員が同じ物を使うこと。
そうしないと共通した会話やコミュニケーションが取れないからです。
山行中、個人だけで納得しないで、「ここ○○じゃない?」
「なぜかって言うとさぁ・・・」などメンバー全体にコミュニケートすることが
とっても大事。
これがないとパーティ登山は成り立たないし、安全率も高まらない。
たとえその意見が間違っていたってよいのです。
そのためのツールがカスタマイズされた地形図なのですから。
単独行の場合はどうするかって?
私も一人で沢登りなどすることが多いので、ついでながら・・・
一人の場合は、自分の中にもう一人の人間を創るのですよ。
「ここは○○だと思うんだけど、どうかなぁ?」
「うーん、そうだねぇ、左尾根は南南東だし、右尾根は東南東だし、その間の沢は
南東方向に落ちているし、その前後に同じような地形はないし、高度計も○○mで
たぶん○○だろうね」
って感じ・・・ちょっと多重人格(笑)。
でもそんなことで地図を、そして山を、見ることができるようになると
「線」を追っかける登山から「面」としての登山ができ
リスク率が偉く低まるものですしね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する