中倉山 ～ 波平ピーク

2023年04月29日(土) [日帰り]

• GPS: 06:24
• 距離: 11.9km
• 登り: 958m
• 下り: 993m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:18
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:14

距離 11.9km 登り 1,009m 下り 1,009m

6:38 足尾銅親水公園
7:05 井戸沢堰堤ヘアピンカーブ
7:24 7:47 中倉山取付地点
9:46 10:00 尾根・巻き道分岐点
10:23 11:17 中倉山
11:23 11:24 孤高のブナ
12:08 12:10 波平ピーク
12:44 孤高のブナ
12:50 13:12 中倉山
13:25 ローソク岩
14:30 中倉山取付地点
14:39 井戸沢堰堤ヘアピンカーブ
14:52 銅親水公園入口BS

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銅親水公園に駐車
5時頃の到着時で半分以上埋まってました。6時頃で満車。それ以降は路駐でした。

その他周辺情報

銅親水公園の手前1.4キロの公衆トイレを利用しました。
登山道にはトイレはありません。

写真

4/29 6:36

出発時の銅親水公園駐車場の様子。既にラインの引かれたスペースは埋まって転回用のスペースにも数台。この後は路駐するしかなさそう。

4/29 6:38

ピラミッドの様な横手山の奥に重なるように見えているのが中倉山かな。久藏川、松木川を渡り登山道の取り付きまでは仁田元川沿いに長閑な林道を進む。

4/29 7:30

中倉山の取り付きに到着。新緑の美しい舗装林道を自転車で移動。河原から離れ標高を上げるにつれて、シングルギアのキャプスタは立ち漕ぎも苦しくて上りはほぼ押し歩き。すでに汗だく💦

4/29 7:39

中倉山登山道入り口。今日は孤高のブナから取った種子で育てた苗木🌱の植樹の日だったらしく、森びとプロジェクトの方達が鉄筋や鹿避けネットを担ぎ上げる準備をしてた。煙害で荒廃した森を緑豊かな森に再生したいと思いを込め「希望のブナ」と呼ぶそうだ。👍

4/29 7:56

登り始めから尾根の分岐まで長い長い九十九折りの急登。落ち葉やザレの長い急登に脹脛が悲鳴を上げ始める。ヤマツツジやミツバツツジが所々咲いていたが、息も絶え絶えに滑落や落石をしないように歩くのに必死で、唯一撮った写真がこれ。

4/29 9:41

中倉山に向かう尾根筋から、これから向かうピークを捉える。いつもなら、ここでテンションが上がるのだが、まだあんな先なのかと逆にテンションが下がる。

4/29 9:53

フデリンドウにホッコリ♪

4/29 10:07

下ばかり向いて踏み跡を歩いていたら、ヤマレコに警告された。巻道を歩いていたらしく地図と睨めっこ。引き返す途中に予定ルートの手前に中倉山に直登で行けるルートを発見し稜線に出た。

4/29 10:07

本来の予定ルートは、こちらから登って来るはずだったようだ。帰りは、こちらから下山しよう。

4/29 10:11

稜線沿いにアカヤシオが咲いてました♪

4/29 10:11

アカヤシオ間に合いました(^O^)

4/29 10:18

ミツバツチグリかな♪
この一角だけ群生してた。

4/29 10:19

山頂付近は、綺麗に咲いてました。

4/29 10:20

見たかった稜線。長い急登も頑張って良かった。

4/29 10:22

煙害で森の枯れた山肌が痛々しい。

4/29 10:23

中倉山に到着。

4/29 10:24

撮影後、昼食。風もなくポカポカ陽気で、あまりの気持ち良さに爆睡してしまった。

4/29 11:21

孤高のブナ🌿

4/29 11:39

これから向かう稜線。なかなかの迫力。

4/29 11:42

あんなに登るのかと、途方に暮れるツレさん。「孤高のブナも見れたし、もう引き返してもいいんじゃない」を連発！「もう、すぐそこに見えているんだから頑張ろっ！」と無理やり連れて行きました。

4/29 11:43

今日一番鮮やかだったアカヤシオ。

4/29 11:53

結構、高度感がある岩場。ここから見る男体山の急峻な威容が素晴らしい。

4/29 12:02

中倉山から歩いてきた稜線。距離は無いけど急登続きできつかったです。

4/29 12:08

沢入山に到着！！と思ったら、波平ピーク？？。道中見えていたピークがてっきり沢入山だと勘違いしてた。ここで完全に心が折れました。波平ピークなんて命名に気がぬけるだろ！！

4/29 12:10

あちらが沢入山。ちなみに同じ勘違いをしていたハイカーさん二組も心が折れて引き返しました。

4/29 12:21

気を取り直して岩場で記念写真。

4/29 14:20

いつものことながら下りは、ほぼ写真撮影もないままに中倉山の取り付きあたりまでひたすら下山。

4/29 14:47

帰りは爽快に風をきって楽々下山。川の水が綺麗だった。

4/29 14:51

希望のブナだけでなく、道すがら沢山の植樹がされていました。沢山の方たちの森再生への熱い思いに感銘をうけた山行でした。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

防寒着 雨具 グローブ 日よけ帽子 ビーニー帽 ネックゲイター 昼食 行動食 非常食（二日分） 飲料1L レジャーシート 折りたたみクッション 計画書 ヘッドランプ ハンディーライト 予備バッテリー 筆記用具 笛 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 iPhone Garmin サングラス タオル ストック ツェルト二人用 熊鈴 虫除けネット 虫除けスプレー

感想

みなみぃ

当初5月5日に予定していた中倉山の山行を晴天の天気予報で急遽、前倒しして行って来ました。

急な山行予定に慌ただしく準備して夜の9時半に就寝。深夜12時に起床して寝ぼけた身体をシャワーで奮い立たせるも睡眠不足で身体が重いまま出発。

5時に駐車場に到着。が、トイレがないので手前の公衆トイレまでUターン。駐車場に再到着の時点でまだ残り7台位空きが有りました。ホッとすると眠気に襲われツレさん共々30分程ウトウトしてしまいました。万全の体調でないのかなんか体が重い。むしろこんなんで初めての山、登っていいの？って弱気になりながら出発しました。

出発してすぐに、久藏川、松木川の澄んだ流れを渡り、林道を進むうちに明るく美しい新緑に癒され、取付きに到着する頃には、身体の疲れはともかく心の方は来れて良かった～ともうすっかり前向きになっておりました。

取付きの辺りでお話した森びとプロジェクトの方達の「希望のブナ」にかける熱い思いをお聞きし、中倉山までの登りで前に後ろになりながら、何となく励まされて中倉山まで登ることができました。

きつい急登を登りきれば絶景の稜線のご褒美タイムが待っていました。ずっと沢入山だと思って到着したピークが波平ピークだったのは大笑いでした。波平の看板見たら癒されてしまって、足の疲れもそろそろ限界だったので今回は波平ピークを終点に折り返しました。

今回の中倉山は安全の為のピンテやお助けロープが有ったくらいで、トイレもなければベンチもなかった様に思います。石段や木階段などの人工物も殆どなかったと思います。剥き出しの自然を感じられる山歩きもまた面白かったです。ただ人の少ない時期は少々心細いかもしれません。

またいつか孤高のブナと希望のブナに会いに行きたいです。
道中お話させていただいた方達にも感謝！！😊😊