記録ID: 542736
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ハイキング
赤城・榛名・荒船
西上州 毛無岩 笠松ルート↑・尾根コース↓
2014年11月04日(火) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:00
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 8:58
6:55
70分
スタート(林道終点 3度)
8:05
8:10
40分
こんにゃく畑跡 830m
8:50
9:10
13分
1010mピーク ランチ
9:23
9:10
105分
三俣のピーク 1080m
10:55
10:55
23分
笠松の岩を巻き終わる
11:18
11:25
15分
毛無岩 東コル
11:40
12:10
75分
毛無岩
13:25
13:45
60分
相沢越
14:45
15:05
35分
赤松の休み場 870m
15:40
ゴール(林道終点 10度)
テストを兼ねてガーミンとスマホを持参。山旅ロガーゴールドは全編機内モードで使用。なおiphoneと一部アンドロイド端末では機内モードにするとGPSがONにならないようです。スマホは累積標高差が多く出るのでガーミンのGPSファイルをアップ。現在地を見るのには地形図が使えるスマホ、細かくルートを探るにはガーミンが便利かな。
天候 | 晴 3度〜10度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストなし。私はいつも家族と現地登山ポストに提出してます。 地形図には登山道の記載なし。4年以上前の「山と高原地図」には尾根コースのみ破線で記載されてるが、笠松ルートの記載が無いらしい。2013年版には尾根ルートそして笠松ルートも破線で記載されている。よってヤマレコでも笠松ルートのレコが非常に少ない。確認できたのは1件。 危険箇所: 1、笠松ルートの尾根に上がる四足動員するド急登を下りで使う時。 2、笠松のトラバース、ホールドが取れない柔らかい土と落ち葉の急斜面。 3、毛無岩山頂の東陵、西陵の上り下り。土と岩の急斜面、高度感もさほどなく難しくはないですが、崩れやすいので要注意。 核心部は2番の笠松のトラバース(膝が痛くなったせいもあるかも)でした。 *笠松ルート ルート取り付きが分かりにくい。1010mピークまでマーキングはほぼ皆無、踏み跡も薄く、踏み跡消失などで道形の無い所多々あり。1010mピークから上は踏み跡明瞭になるが、マーキングは少ない。岩場の危険箇所は無いが、笠松のトラバース後半がスリップ、足場崩れに注意。柔らかい土の上に落ち葉がのったところで路肩もなくホールドがとりづらいので、ここが核心部でした。慎重に歩けば滑落はしないでしょう。ピッケルがあれば雪の斜面のトラバースと同じで安心して歩けます。雪山ではよくある状況です。 下りでは使いたくないコースです。笠松のトラバースがやや下りになりスリップしやすくなる。沢床から尾根の急斜面(登りで四足歩行した所)の激下り、ここもスリップしやすく注意しないと危険。道も迷いやすい。 道形の無い所も多く、マーキングが少ないためルーファイが必要。 *尾根ルート 少し荒れている一般登山道レベル。マーキングが非常に多く、初めて下りで使用しても道間違えの心配は無いレベル。この尾根ルートの登りで迷いやすいとか、難しいと思った方は絶対に笠松ルートで降ないで往路を戻ったほうがいいです。滑落、道迷いします。 道が良く、マーキングが多いためルーファイは不要。 *山頂の東陵、西陵は木の根、枝をホールドにして通過すれば難しくないです。ただしホールドはよく確認すること。岩はもろく割れたり、土から抜けやすいので、押す形以外は使わない方がいいです。 終日誰にも会わず。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブックのコピー)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 水1.5L+ゼリー1個、水残が0.5L カメラ故障のためスマホ使用、スマホのハードカバーとゴム紐が邪魔で写真撮りにくかった。今後は背面カバーだけにし、紐はカメラ用のに付け替える予定。スマホで200枚の写真を撮るのにかなり時間を取られた。山行中はスマホのパスワード(パターン)を解除したほうがいいな。 |
感想
天気も良く、青空に黄葉が映え、充実したとても楽しい山行でした。西上州、また行きたいです。
尾根に出て、黄葉が一弾と美しくなったところで、想定外のカメラ故障。幸い2ヶ月ほど前にガラケーからスマホ(8ギガのSDカード使用)に変えたので、なんとか凹まずに写真を撮ってこれたので満足。
以前、白山日帰り(往復1000kmオーバー)をしたとき。登山口でデジイチのバッテリー切れに気がつき凹みまくって、ガラケーで写真撮ってたら30枚位で容量オーバー、しかも画質は最悪だったという経験アリ。
バリの斜面のトラバースや斜登りで膝痛が出ました。雪道で同じような状況や、踏み抜きで膝痛が出るのである程度想定してました。斜面のトラバースでも路肩のしっかりした、例えば北アの縦走路などでは重荷でも痛くならない。一般登山道でも速く歩く、特に下りでは痛くなります。なのでゆっくり歩けば一般登山道ならほぼ問題ない。
バリの斜面、雪道、ここで痛くなるのは、いくらトレーニングしても防ぎようがないですね。ただ、怪我しない限り、10〜15分休むと痛みがだいぶ緩和し、また歩けるようになるので、バリルートや雪道の時は斜面のトラバースの過多など考慮したコースタイムで山行計画を立てようと再確認しました。
最後に、笠松ルートのマーキングはあれ以上増やして欲しくないですね。例えば東のコルまで4〜5箇所マーキングするだけでルーファイがほとんど不要になります。過度なマーキングはありがた迷惑です。
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コメント
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20代の頃に西上州に足しげく通った時期があり、mtken さんの西上州岩場シリーズはいつも楽しく拝見しています。
しかし、このエリア平成19年の大水害の影響もあるんでしょうが、25年前の山と高原の地図と直近のものを見比べてもずいぶんルートがなくなっていますねー
壊れたカメラはコンデジでしょうか??
スペックだけ見たらスマホのカメラはそこらのコンデジ以上ですが、使い勝手、特に望遠のフォーカスは使いづらそうですね。
西上州は最近通いだした山域で、昔の状況はわからないんですが、毛無岩も以前は沢コースというのがあったようですが今は、山と高原地図にも道の記載がないです。西上州はアクセスの悪い登山口があったりして、登山者も少なく、登山道が崩壊しても修復されずに廃道になった道も多々あるみたいですね。毛無岩も古びた倒れかけた標識が物語っているように、昔ほど賑わってないようです。
壊れたカメラはコンデジです。デジイチはスローシャッターやバルブを使うとき以外は最近は持っていかないんです。スマホは使い勝手悪いです、片手で持ってシャッター押せないので(両手使うので)、不安定な場所で三点確保しての撮影ができないです。とにかく持ちにくいですね。
望遠のフォーカスは使いづらいだけでなく、デジタルズームのせいか画質も納得のいくものでは無かったです。画素数だけ見たらコンデジ以上かもしれませんが、CCDやレンズの違いからか、やはり写真に関してはコンデジの方がいい感じがします。
コメント有難うございました。
本題に入る前に
〇確好蹈ーゴールドを全編機内モードで使用すると、背景の地図ロイドが更新見難い(というか、分からない)ってことはないですか?
▲好泪曚離メラ機能の使い難さ、全く同感です。拙者も昨日、途中でデジカメが動作しなくなり、スマホに頼らざるを得なくなりましたが、
●いちいち暗証番号を入力は面倒、
●ズーム機能は貧弱、
●照度不足(夕暮・夜間)時は機能せず
と感じました。
⇒帰りの電車の中で、いつの間にかデジカメが復活していたのが分かり、嬉しいやら 悔しいやら
⇒いつ、また、途中でダメになるかと思うと怖い
さて、毛無岩ですが、やはり立岩から見えていた岩ですね(弊レコ14/05/24付より)
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/45/454212/e13e964b046c0a4f0c7a581d310cea4e.jpg
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/45/454212/c09eb2973538d88f6a8f97cd575afc70.jpg
手元に1991年版地図「西上州・妙義」があるのですが、行塚山から黒滝山への縦走路(実線)が引かれてはいます。
が、笠松の地名は印刷されているも、そこからの登山道の印刷は何もありません。
また、縦走路の毛無岩付近は巻き道が実線、ピークを越える尾根道?は破線になっています。
縦走路には「すべてピークを巻くプロムナードコース」との記載がありますが、今でもそうなんでしょうか?
入山者が激減して、バリルートに変貌していませんか?
そうそう、55番写真、拙者も妙に納得してしまします。
洗面所で毎日見ている顔(頭?)にも関わらず、写真で見ると、妙に黒岳から白山への移行の早さにたじろいでしまう自分がいます
隊長
,聾にくいということはないです。ただつい最近もしかしたら国土地理院地形図の更新があったかもしれません。登山前日、念のため自宅で当該山域を地図ロイドで読み込ませ(記憶させ)ていたら地形図の更新がなされ、読み込にかなり時間がかかりました。通常キャッシュをクリアーしない限り、一度読み込ませた、地形図は縮尺が同じなら更新などされずにスっと表示されるんですが。地形図に陰影がつき前より見やすくなった感じです。
∩瓦その通りです、私のはスパイラルのゴムひもをつけていたのでなおさらでした。それでもスマホで200枚位撮りました。今後、山行の時はパスを解除するかも。当日はログをとっていたのでパスを解除する時に再起動とか必要だと嫌だなと思ったので解除しませんでした。
スマホのカメラ機能は今後、今回みたいな緊急時以外は使わないつもりです。15000円位で購入した壊れたコンデジ、修理見積もりがレンズユニット交換で12000円。なので、サイバーショットDSC WX350を買いました。明日あたりに届くと思います。
http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/45/454212/c09eb2973538d88f6a8f97cd575afc70.jpg
よく撮れてますね!確かに毛無岩です。
行塚山へは一応通行止め、急斜面の法面崩壊でかなりヤバイ土のトラバースがあるみたいです。
黒滝山へは完全な廃道で状況が全くわからないですね。毛無岩の衰退は縦走ができなくなったというのが一因かもしれません。
「すべてピークを巻くプロムナードコース」、確かに、その面影は有りました。あの巻き道コースも一部道がわかりにくいと記載していたレコも散見されました。
63番の水が滴る岩壁のところは5m位のV字谷になっていて、谷を越して直進すると分かるまで1分位かかりました。よく見ると対岸にテープがあったような記憶があります。笠松コース以外は巻道も、尾根コースもマーキングがたくさんあり、ごく1部を除き踏み跡もしっかりしています。
55番写真を見ると白髪爺に見えますが、実は白髪は前だけなんです、後ろは黒いそうです
コメント有難うございました。
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