岩木山（百沢コース）

2014年11月03日(月) [日帰り]

• GPS: 07:36
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,382m
• 下り: 1,374m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 2:07
• 合計: 7:36

2:46 スタート地点
3:04 3:04 七曲
3:22 3:22 カラスの休場
3:28 3:28 鼻コクリ
3:38 3:39 姥石
4:18 5:58 焼止り避難小屋
6:44 6:44 錫杖清水
7:03 7:08 種蒔苗代
7:16 7:17 鳳鳴ヒュッテ
7:24 7:27 長平登山道分岐
7:32 7:37 岩木山
7:47 7:54 長平登山道分岐
8:01 8:05 鳳鳴ヒュッテ
8:10 8:10 種蒔苗代
8:22 8:22 錫杖清水
9:09 9:10 焼止り避難小屋
9:39 9:39 姥石
9:46 9:46 鼻コクリ
9:50 9:50 カラスの休場
10:00 10:00 七曲
10:22 ゴール地点

天候

雨と雪　山頂付近は烈風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

レンタカーにて
青森空港　14:30着
※空港に行くには青森空港有料道路（210円）を通る必要があります
飛行機（ANA1856便）
青森空港　17:50発
大阪伊丹空港　19:45着

コース状況／危険箇所等

・焼止まり避難小屋から鳳鳴ヒュッテまで、急な沢登りが続きます。岩場が雪で凍って滑り易く注意が必要でした。
・鳳鳴ヒュッテから山頂までは、凄まじい風のため、まともに立っていることはできませんでした。

写真

11/3 2:53

雨が小降りになった午前3時前、登山開始です。

11/3 3:38

姥石に到着です。風がビュービュー吹いています。

11/3 4:21

少し吹雪いてきました。

11/3 4:22

焼止まり避難小屋に到着です。こちらで少し休憩します。

11/3 4:23

この後、避難小屋から少し進んだところで、ルートが分からなくなったため、一旦避難小屋に引き返して、夜明けを待ちます。

11/3 5:59

夜明けとともに登山再開です。こちらの沢を登っていくので合っているみたいです。

11/3 6:11

焼止まり避難小屋以降、鳳鳴ヒュッテまで、急な沢登りの連続で、かつ、明け方に降った雪で岩場が滑るので、緊張しました。

11/3 6:36

地上が見えているとなぜかホッとします。

11/3 6:46

山頂まであと1時間10分だそうです。

11/3 7:03

種蒔苗代が見えてきました。

11/3 7:14

ようやく鳳鳴ヒュッテに到着です。風が凄まじいので、山頂を目指すか逡巡しますが、とりあえず行けるところまで行ってみることにします。

11/3 7:36

鳳鳴ヒュッテから這うようにして上り、なんとか山頂に到達することができました。風が凄まじいので、写真を撮ってすぐに退散します。

11/3 7:44

山頂付近から鳳鳴ヒュッテを見下ろします。

11/3 7:49

長平登山道分岐まで下りてきました。鳳鳴ヒュッテまで下りれば、烈風から逃れられるので、もう一頑張りです。

11/3 7:49

長平登山道分岐から山頂を振り返ります。

11/3 8:41

沢に転落しないように慎重に下山します。

11/3 8:54

一瞬太陽が見えました。このまま晴れてくれれば良いのですが、、

11/3 8:56

もう少しで焼止まり避難小屋です。

11/3 9:11

曇天から太陽の光が漏れて街を照らしています。きれいです。

11/3 9:28

もう少しで登山口です。雨脚が強くなって、雷も鳴り出したので下山を急ぎます。

11/3 10:05

登山口が見えてきました。

11/3 10:11

駐車場に到着です。無事に下山できてよかったです。

11/3 10:33

帰り道から岩木山を眺めます。今回は景色を楽しむどころではなかったので、いつかまた好天の時に登りたいです。

11/3 14:38

青森空港から大阪に帰ります。三日間の東北旅行とても楽しかったです。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX300 SONY

装備

個人装備

飲料は１．５Ｌ

感想

hayamaru

三連休を利用して、青森・岩手にある百名山に登ってきました。
最終日は、岩木山に登ってまいりました。

最終日はあいにくの悪天候、しかも風が強いとのことでしたので、登山を決行するか否かを決めかねつつ、とりあえず登山口まで向かいます。しばらく天気の様子を見ますが、午前3時前、雨脚が弱まったので、行けるところまで行ってみようと決めて、登山開始です。最初は緩やかな上り道が続きます。風はゴゴゴーと音を立てて鳴っていますが、登山道は林の中を進んでいくのでほとんど風の影響は受けません。一部急坂もありましたが、焼止まり避難小屋までは順調に歩くことができました。
ところが、避難小屋から少し進んだところで沢にぶつかり、そこから先の登山道が分からなくなってしまいます。いくらさがしても登山道が見つからず、かといって道らしからぬ沢を夜中に上っていくのは危ないと思い、一旦避難小屋に引き返して、小屋の中で夜が明けるのを待つことにします。小屋の中で準備を整え、夜明けとともに再び山頂を目指して出発します。明るくなってみると、やはり沢を上っていくので正しかったようで、沢を上って山頂を目指していきます。昨晩からの大雨で沢の水が多くなっており、また明け方の雪で岩場がとても滑り易くなっていたので、転落しないように慎重に上っていきました。
鳳鳴ヒュッテまでたどり着くと、ものすごい強烈な風が吹き荒れています。ヒュッテの脇に腰を下ろして、山頂を目指すか否か少し考えましたが、幸い雨と雪が止んでいたので、行けるところまで行ってみよう、雨や雪が降り出したらすぐに引き返そうと心に決めて山頂を目指しました。風が強くて、まともに立っていることができなかったので、両手両足を地につけて這うようにして山頂まで上りました。山頂も風がきつくて寒く、またいつ雨や雪が降りだすか分からなかったので、写真だけ撮ってすぐに下山を開始しました。
転倒、転落しないよう慎重に下山し、上りと同じくらい時間をかけて、ようやく焼止まり避難小屋までおりてきてホッとします。その後は晴れ間も見えて、のんびり下山していきますが、登山口手前で、再び雨脚が強くなり、雷も鳴り始めたので、びびりながら急ぎ足で下山しました。

本日は、可能ならば八甲田山にも行く予定でしたが、岩木山登山で予想以上に時間と体力を費やしてしまったため、八甲田山行きは諦めて、下山後は直接、青森空港に向かい、フライト予定時刻まで空港の待合い席で眠りこけてから、帰路に着きました。

この三連休、天候に恵まれたとは言い難いですが、それでも4山に上ることができ、初日の岩手山では眺望を楽しむことができ、最終日の岩木山はとても登り甲斐があって、無事下山したときの達成感も格別なものがあり、全般的に満足のいく山行となりました。

最後に、今回の東北山旅行に行くにあたっては、たくさんの方のレコを参考にさせていただきました。ありがとうございました。