奥多摩縦走（槇寄山〜三頭山〜奈良倉山〜鶴寝山）（三頭山避難小屋泊）

2023年05月02日(火) ~ 2023年05月03日(水)

• GPS: 13:40
• 距離: 35.9km
• 登り: 2,748m
• 下り: 2,414m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 8:41
• 合計: 13:27

距離 15.8km 登り 1,596m 下り 581m

8:20 上川乗バス停
9:14 9:24 浅間峠
10:03 10:05 日原峠
10:19 10:27 土俵岳
10:52 10:54 小棡峠
10:58 10:59 入沢山
11:13 11:26 丸山
11:33 笛吹峠
11:51 11:52 藤尾分岐
12:02 笹ヶタワノ峰
12:06 12:19 数馬峠
12:35 12:37 田和峠
12:52 12:55 西原峠
12:57 13:22 槇寄山
13:41 13:43 クメケタワ
14:08 14:19 ハチザス沢ノ頭
14:30 14:46 大沢山
14:49 21:37 三頭山避難小屋
21:40 21:44 大沢山
21:47 三頭山避難小屋

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:54

距離 20.0km 登り 1,163m 下り 1,865m

6:18 三頭山避難小屋
6:19 ムシカリ峠
6:28 6:34 三頭山西峰
7:00 7:02 神楽入ノ峰
7:27 7:33 小焼山
7:37 7:38 1271ｍ向山分岐
8:09 8:13 鶴峠
9:15 9:29 奈良倉山
10:01 10:06 松姫峠
10:24 10:39 鶴寝山
10:56 山沢入りのヌタ(小菅の湯方面分岐)
11:20 11:27 大マテイ山
11:34 11:36 大ダワ
11:50 11:52 山沢入りのコル
12:01 12:05 高指山
12:35 12:36 川久保モロクボ平分岐(旧モロクボ平)
12:41 モロクボ平
12:51 12:55 田元/小菅の湯分岐
13:12 小菅の湯

【水分の消費量】
1日目：飲み物1180ml、水600ml
2日目：飲み物1780ml、水300ml
終了時の残量：飲み物0ml、水1600ml
避難小屋の乾燥で寝ている間に喉が乾いてしまったからか、2日目は序盤から喉の乾きが止まらなかった。

天候

5/2（1日目）快晴
5/3（2日目）快晴
どちらも初夏のような暑さ。
富士山を見るのには抜群の天候だった。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】
05:48 中野駅 - 06:19立川駅06:30 - 07:03武蔵五日市駅
07:21 武蔵五日市駅 - 08:01 上川乗バス停
運賃：736円+838円=1574円

【帰り】
15:25 小菅の湯バス停 - 16:25 奥多摩駅
16:32 奥多摩駅 - 17:10青梅駅17:27 - 18:16 中野駅
運賃：1028円+945円=1973円

コース状況／危険箇所等

【浅間峠〜槇寄山〜三頭山〜鶴峠】
笹尾根（浅間峠〜槇寄山）は、急登もなく登山道の道幅も広くてとても歩きやすい。
ハチザス沢ノ頭の直前だけ急登になる。
小焼山（バリルート）は上りで使った東側ルート（三頭山側）は2回ほど上り下りあり少し難しめ。下りに使った西側ルート（鶴峠側）は緩やかな道。

【鶴峠〜奈良倉山〜松姫峠】
鶴峠〜奈良倉山は、奈良倉山の山頂までなかなかの登り（危険さはない）がずっと続くので息が上がった。
奈良倉山〜松姫峠は林道歩きがメインでとても歩きやすい。ハイキングにぴったり。

【松姫峠〜鶴寝山〜大マテイ山〜小菅の湯】
大マテイ山周辺の登山道は、一人分の道幅としては十分あるけど、万が一でも足を踏み外して滑落してしまったら復帰は難しそうだなと思える片側が切り落ちた急斜面が多い。
高指山（バリルート）は下りに使った北側ルートが木に掴まりながらでないと進めないほどの急斜面でとても危険。南側ルートは普通なので山頂で引き返して登山道に戻るのが賢明。

その他周辺情報

【小菅の湯】
大人：800円
登山ザックは脱衣所のロッカーに入らないので、脱衣所手前にザック用の棚が用意されている。
貴重品だけロッカーに持っていく。

写真

5/2 8:20

上川乗バス停
バス停の後ろにトイレあり

5/2 8:26

浅間峠登山口

5/2 9:15

浅間峠

5/2 10:04

日原峠

5/2 10:20

土俵岳

5/2 10:54

小棡峠

5/2 10:58

入沢山

5/2 11:13

丸山

5/2 11:35

笛吹峠

5/2 12:02

笹ヶタワノ峰

5/2 12:07

数馬峠

5/2 12:18

数馬峠からの眺め
木々の隙間からちょいちょい見えていたけど、ようやくはっきりと富士山が見られた。
ここで長めの休憩を入れる。

5/2 12:36

田和峠

5/2 12:36

田和峠からの眺め

5/2 12:53

西原峠
ここで荷物を降ろして休憩しようとしたけど、すぐ先が槇寄山だと気が付いたのですぐに出発。

5/2 12:58

槇寄山

5/2 13:14

槇寄山からの眺め
ベンチに座ってゆっくり富士山を堪能。

5/2 13:15

槇寄山からの眺め
木の隙間からの富士山。

5/2 13:41

クメケタワ

5/2 14:09

ハチザス沢ノ頭
直前の急登は結構疲れたので、ベンチがあって助かった。

5/2 14:10

ハチザス沢ノ頭からの眺め
ベンチの正面には富士山。

5/2 14:31

大沢山

5/2 14:45

大沢山からの眺め

5/2 14:49

三頭山避難小屋
今日の目的地。予定よりもかなり早く到着した。

5/2 21:43

夜景が見たくて避難小屋近くの大沢山まで登ってみる。
夜景モードで撮影。手ブレもあってこれが限界。
写真では富士山のシルエットもハッキリしてるが、肉眼では街明かりが見えるだけで富士山は視認できなかった。

5/3 4:59

日の出の少しあと

5/3 4:59

朝の富士山

5/3 6:11

2日目の登山開始。大変お世話になりました。
出発タイミングでちょうどトレランの女性2人がやってきた。
ハセツネの試走で武蔵五日市駅から夜通し走ってきたとのこと。

5/3 6:29

三頭山
トレランの方と3人で山頂を独占。

5/3 6:33

三頭山からの眺め

5/3 6:34

三頭山からの眺め
雲取山方面

5/3 6:44

綺麗に富士山が見える場所があった。

5/3 7:01

神楽入ノ峰

5/3 7:31

小焼山
上り（東側）はやや険しめ。下り（西側）は緩やかな道。

5/3 8:11

鶴峠
奈良倉山登山口の目の前にバス停。
トイレは見つけられなかったけど、少し車道を下るとあるらしい。

5/3 8:22

JTの森小菅イベント広場って何？

5/3 8:24

JTの森小菅イベント広場
ステージっぽい舞台と木でできたイスっぽいものがある。

5/3 8:35

少し開けたところに出た。
雲取山方面

5/3 9:09

奈良倉山の最後の登り。

5/3 9:16

奈良倉山山頂
展望良くないじゃん！一体どこが秀麗富岳だよ！！

5/3 9:16

あ、展望所があるのか。

5/3 9:18

奈良倉山展望所からの眺め
これはなかなか、さすがは秀麗富岳（手のひら返し）

5/3 9:35

いったん林道に降りて松姫峠まで緩やかな道になる。
この林道歩きが気持ち良かった。
木漏れ日と朝の心地よい冷たさの風と相まってとても爽やかな気分になる。

5/3 9:41

松姫峠の分岐点
林道ルート（左・南）と歩道ルート（右・北）
余裕もあるので遠回りになる歩道ルートを歩いてみる。

5/3 9:55

林道ルートと歩道ルートの合流地点
こちらには分岐を示す標識がなく落ち葉で道も隠されているので、松姫峠から登ってくる人は気づかないと思う。

5/3 10:01

松姫峠
駐車場は満車。

5/3 10:05

松姫峠のバス停とトイレ
バス停は降車専用。

5/3 10:03

松姫峠からの眺め

5/3 10:38

鶴寝山

5/3 10:24

鶴寝山からの眺め

5/3 10:56

標識に大菩薩峠の字が出てきた。
大菩薩峠まで歩いてみたい赤線繋ぎ欲が少し出てくる。

5/3 11:26

大マテイ山
山頂から富士山が見えるけど、木が邪魔をして写真にうまく撮れなかった。

5/3 11:35

大ダワ（棚倉小屋跡）

5/3 11:43

はっきりした下へ降りる道があるけど、山と高原地図にもみんなの足跡でも全く道が示されていない。

5/3 11:50

木の橋はボロボロなので渡れない。
橋の下は崖になってるので右側を歩く。

5/3 11:52

山沢入りのコル

5/3 12:01

高指山
この先を進んで登山道に合流する場合はそれ相応の覚悟が必要。かなりの急斜面。

5/3 12:22

高指山から降りてくるとこの地点に合流する。
急斜面すぎて木にしがみつきながら時間を掛けて降りた。

5/3 12:35

モロクボ平

5/3 12:52

小菅の湯に向かうには、右の丸太（青字）に従って進む。
このあたりは伐採掘削工事でショベルカー用の道が四方八方に作られていて道に迷う。

5/3 13:05

ようやく下山だけどもう少しだけ歩き。

5/3 13:12

小菅の湯（道の駅）に到着！
汗だくでヘトヘトなのですぐに温泉に駆け込む。

撮影機器：

Pixel 4a Google

装備

個人装備

登山靴 ザック(55L/17.0kg) 飲み物(3000ml) 行動食 地図 ヘッドライト レインウェア ファーストエイドキット 熊鈴 モバイルバッテリー トレッキングポール ドライレイヤー ベースレイヤー(4) ミドルレイヤー(3) 帽子 サングラス マット シュラフ シュラフカバー 枕 ガスコンロ ガスボンベ クッカー マグカップ 食料(3食分) 水(2.5L) ラジオ 耳栓(未使用) トイレットペーパー

感想

nagaoka8283

GWとは思えない人の少なさだった。

1日目は平日とは言え休み取ってる人も多いだろうと思ってたけど10組ぐらいとしかすれ違わず。ほとんどがソロ登山者だった。
三頭山避難小屋を一人で利用できたのは幸運。
以前の御前山避難小屋に泊まったときは、いびきの酷い人と一緒だったから全く寝られず翌日ツラい目にあったけど今回は静かでとても快適。
22時過ぎには寝られた。
薄手のエアマットでしかも穴が開いてるのか、徐々に空気が抜けていくので寝返りをうつたびに床の硬さで身体が痛い。新しいマットを買おうと心に決める。

5時に目覚ましを設定してたけど、それよりも早く自然に目覚める。
2日目はバスもまだ動いてない早朝なので、しばらくは夜通し走ってきたというトレランの女性2人としか会わず。
奈良倉山を過ぎてから少しずつ人とすれ違うようになった。それでも休日とは思えない人の少なさだけど。

午前中で大マテイ山まで登り切ってしまい、思った以上に前倒しで歩けてしまったので大菩薩峠まで足を延ばそうかとも考えたけど、急遽の大幅なルート変更は道迷いの原因になると思い、予定通り小菅に下山する。
温泉に入ってゆっくり昼食を食べても当初予定よりも一つ前のバスで帰れた。