谷川・武能岳 晩秋の谷を行く
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- GPS
- 08:40
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
・帰りは土樽駅から土合駅まで上越線を利用。本数が極端に少ないので注意が必要です。運賃240円。 ・ |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ倉沢で登山指導所の方(?)に、「蓬峠までの道は、崩壊しかけたようなところもありますので気をつけてくださいね。でも、ここらの稜線を歩かれている方なら全然問題無いと思いますよ。」と言われました。適切な説明でした。 雪は薄く付いている場所がありました。 ・一ノ倉沢までは旧道(舗装道路)を使い、その先で新道(登山道)に入りました。 ・JR見張り小屋を越えて、暫く湯檜曽川沿いを歩きます。概ね道はしっかりしています。時折枝沢の渡渉箇所がありますが、この時期は水量も少なく問題なく渡れます。 ・湯檜曽川を離れると長く緩やかな樹林帯の山道が続きます。鉄塔を幾つか越えて、眺望が開け始めると、間もなく白樺小屋が現れます。 ・小屋を越えて、清水峠への分岐を過ぎた辺りから道が狭くなります。ところどころうっすら雪もついていました。トラバース気味に付けられた道が幾つかの沢をまたぎながら続きます。道がなだらかになると間もなく蓬峠に。 ・蓬峠〜武能岳は眺望の良い気持ちのよい道です。道には薄く雪がついていました。 ・蓬ヒュッテ〜土樽の蓬新道の降り始めは細いトラバースが何箇所かあります。雪も残っているので慎重に。東俣沢の渡渉は問題ありませんでした。 ・全般を通してぬかるんだ場所が時折ありました。電車の利用もありましたので、久しぶりにスパッツを使用して正解でした。 |
その他周辺情報 | 温泉は湯テルメ谷川を利用しました。550円。 |
写真
国道291号線。この道が国道とは信じられません^^
感想
今年4回めの谷川エリアです。2年前に馬蹄形を巡り、今年は2回に分けて主稜線を歩きました。主要なコースはほぼ歩いたわけになりますが、以前から気になっていた馬蹄形の中央を貫く湯檜曽川沿いの道が残されています。時間が許せば土合から蓬峠に抜け朝日岳経由で戻る半馬蹄形、厳しそうなら土樽駅に抜けて電車で戻る。ちょっと漠然とした計画で行ってみることにしました。
早朝の一ノ倉沢を見たかったので、スタートは舗装道の旧道から。マチガ沢のあたりでモルゲンロートを迎えましたが、その後の一ノ倉沢の景観の方がやっぱり圧倒的な迫力がありました。ここで朝焼けを見たかったものです。(写真を撮られている方が居ましたが、見事だったらしいです。) 車で入ってきていた指導所の方と思われる人も写真を撮られていましたが、コースを話すと、「蓬峠までの道は、崩壊しかけたようなところもありますので気をつけてくださいね。でも、ここらの稜線を歩かれている方なら全然問題無いと思いますよ。渡渉はこの時期水量が少ないので問題無いです。」と言われました。この説明はとて的確でした。
ここで大事な忘れ物に気が付きました。携帯が無い・・・。普段から時計を持たず時間は携帯だよりなので、時刻が分かりません。よく考えるとカメラの画像情報に撮影時間が残っているので、撮影後に確認すれば(不自由だけど)時刻が判ることに気が付きました(^^ゞ
一ノ倉沢の先で新道に降り、暫くは湯檜曽川沿いを着いたり離れたりしながら進みます。時折川をへつったり、枝沢の渡渉がありますが、概ねしっかりした道でした。やがて川から離れ、ダラダラ登る山道に入ります。樹林帯ですが、葉を落としたこの時期には、幹の間から周りの山々も垣間見られました。谷川側の眺望が開けてくると間もなく白樺避難小屋に出て、その後すぐに清水峠への巻き道(国道291号)との分岐になります。ここでどちらに進むか大分悩みました。朝日岳を周るコースはガイドマップで9時間。既に時間は9時半。ずいぶん予定より遅くなっています。2時間ぐらい短縮できれば明るいうちに下れる計算なのですが、結局無理をせずに土樽に降りるコースを選びました。
分岐からは道も頼りなくなり、ところどころ雪も薄く残っています。時折荒れ気味になる道を登って行くと徐々に斜度も緩くなり、間もなく蓬峠に出ました。このまま土樽に下ると一つもピークに登らない事になってしまうので、せめて武能岳まで足を伸ばすことにしました。蓬峠周辺は笹原の広がるとても優美な尾根が続きます。武能岳の上り道から見ると特に見事な景観です。武能岳まで上がると茂倉方面の景色も現れます。ここで昼食を取りますが、既に11:30。土樽の電車は15時頃だったはず・・・(時刻表のメモは携帯に書き込んでいたのですが・・・) 土樽までのコースタイムは4時間強なので、あまり余裕はありません。早々に下ります。結局、土樽には2時間半程度で着き、1時間程待たされることになりました。もうちょっと景色をゆっくり楽しめば良かった。。。
一ノ倉沢から蓬峠までは誰にも会わず、蓬峠から武能岳の稜線では3名、蓬新道で1組2名と会っただけ。深まる秋の静かな山行でした。
こんばんは 同日に登ってたものです!
タイム的に武能岳のピーク手前ですれ違ってるようです
この日はとにかく絶好の登山日和でしたね、僕も大満足の山行できました。
お疲れ様でした
drunkyさん、はじめまして。
レポ拝見させて頂きました。赤い服の方覚えていますよ。
この日の短い季節に馬蹄形だったんですね。凄いですね。
天気は本当に良かったですね。drunkyさんは雨男?
私は晴れ男なので、私が勝ったんですね
感謝してもらっても良いですよ〜
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