八ヶ岳【富士見高原-編笠山-権現岳-西岳-富士見高原】
- GPS
- 08:13
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 9:07
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北斜面を中心に雪が残っていて、下りの場合はアイゼンがあった方が安心 (アイゼンを使用せず、慎重に歩いて下りました。) |
その他周辺情報 | 八峯苑鹿の湯(900円、サウナが高温で気持ちいい) |
写真
装備
個人装備 |
SCARPA マルモラーダ
|
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感想
ゴールデンウィークで天気が良さそうな日で、八ヶ岳でまだ歩いたことのないルートを探して企画しました。
富士見高原の駐車場からまずは編笠山を目地します。
散策路のような道を登っていき、登山道に入ってもなだらかに登りは変わらず、1時間ほど経ったところで、勾配が急にきつくなります。
ハイ、ここから厳しくなります!と言わんばかりの変わりようは笑っちゃうくらいでした。
高度が上がっていくと、一旦緩やかになり、編笠山の本体に取り付いたことがわかります。
しばらくすると樹林が低くなり、空が大きくなっていき、岩稜帯に飛び出ました。
大きな岩を乗り越えながら、上へ上へと登って行きます。
南アルプス北部の絶景を背中に感じながら、頂上での360度の展望への期待はどんどん高まります。
編笠山の頂上は、期待を裏切らない展望でした。
頂上に着いたとたんに目に飛び込む南八ヶ岳の峰々と、富士山から南アルプス、中央アルプス、北アルプスといった日本の名峰をぐるっと一周で眺められました。
編笠山から青年小屋までの登山道は雪が多く残っていましたが、慎重に足元を選びながら下り、結局、アイゼンは使いませんでした。
青年小屋を過ぎて登り返し、ノロシバ、西ギボシ、東ギボシを越えて、権現岳の頂上に到着するとこちらも素晴らしい絶景が待っていました。
特に、赤岳まで続くキレットを間近に見下ろすことができ、またキレットを越えたくなってしまいました。
権現岳頂上で昼食を摂り、下山を開始しました。ただ、まだ一つピークを残していて、最後のピーク、西岳を目指します。
青年小屋から西岳までは緩やかなアップダウンの道を行きます。乙女ノ水の崩壊地を越える以外は樹林帯の中を黙々と歩きます。残雪がところどころあったり、ぬかるんでいたりして歩きづらい状態でしたが、小一時間で西岳の頂上に到着しました。
最後のピーク、西岳で、今日歩いた、編笠山、権現岳のツーショットを仰ぎ見ながら小休憩をとり、富士見高原までの下山に備えました。
西岳から富士見高原への下山は、ほぼまっすぐの登山路をひたすら下っていきました。
何度か林道を越えていくと、徐々に勾配が緩くなり、不動清水に到着しました。不動清水で喉を潤し、緩やかな登山道を富士見高原まで戻りました。
ゴールデンウィークにしては全体的に登山客が少なく、例年、硫黄岳や天狗岳付近に行っていたときは人が多かったと記憶していましたが、権現岳付近は落ち着いているようでした。
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