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Yamareco

記録ID: 5447038
全員に公開
ハイキング
東海

大札山 蕎麦粒山 高塚山

2023年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:49
距離
16.9km
登り
1,656m
下り
773m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:26
休憩
0:58
合計
12:24
距離 16.9km 登り 1,681m 下り 773m
3:24
44
スタート地点
4:08
4:10
8
4:19
4:19
75
5:34
5:53
43
7:51
8:17
34
8:51
8:52
30
9:22
9:23
30
9:54
9:54
356
15:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三ツ星天文台駐車場
コース状況/
危険箇所等
全般に登山道明瞭
大札山南北尾根:危険を感じた箇所なし。
山犬段までの林道:落石注意。
山犬段〜蕎麦粒山:快適な稜線。
〜五樽沢コル:危険を感じた箇所なし。
〜三ツ合山:危険を感じた箇所なし。
〜高塚山:超快適な稜線。
蕎麦粒山南尾根(下り):急下降。落葉多い。下りでの利用は避けた方がいいかも。要所に赤ペンキあり。
三ツ星天文台駐車場。久々の暗闇スタート。
2023年05月03日 03:25撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 3:25
三ツ星天文台駐車場。久々の暗闇スタート。
ここからは車輌通行止め。あとは自己責任。
2023年05月03日 03:36撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 3:36
ここからは車輌通行止め。あとは自己責任。
大札山南尾根登山口
2023年05月03日 04:10撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 4:10
大札山南尾根登山口
常用薄明
2023年05月03日 04:40撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 4:40
常用薄明
完全に日が出た。朝焼けも見れた。
2023年05月03日 05:15撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 5:15
完全に日が出た。朝焼けも見れた。
お蔭様で安心して渡れる。
2023年05月03日 05:23撮影 by  SH-02M, SHARP
1
5/3 5:23
お蔭様で安心して渡れる。
ミツバツツジ
2023年05月03日 05:28撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 5:28
ミツバツツジ
シロヤシオ。開花〜。
2023年05月03日 05:33撮影 by  SH-02M, SHARP
1
5/3 5:33
シロヤシオ。開花〜。
大札山登頂
2023年05月03日 05:35撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 5:35
大札山登頂
太陽が2つ「幻日」。初めて見た。
2023年05月03日 05:37撮影 by  SH-02M, SHARP
5
5/3 5:37
太陽が2つ「幻日」。初めて見た。
あのとんがり。いつも気になってたお山。勝手に蕎麦粒山と思い込んでいたけど違うみたい。初めて認識した。
2023年05月03日 05:43撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 5:43
あのとんがり。いつも気になってたお山。勝手に蕎麦粒山と思い込んでいたけど違うみたい。初めて認識した。
美しい 「幻日」「龍雲」「縦の虹」
今日はいいことあるぞ〜
2023年05月03日 05:52撮影 by  SH-02M, SHARP
3
5/3 5:52
美しい 「幻日」「龍雲」「縦の虹」
今日はいいことあるぞ〜
あれは竜馬ヶ岳。高塚山、蕎麦粒山。
2023年05月03日 06:17撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 6:17
あれは竜馬ヶ岳。高塚山、蕎麦粒山。
ピンクのイワカガミちゃん。いいね。
2023年05月03日 06:19撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 6:19
ピンクのイワカガミちゃん。いいね。
ここからは林道歩き。体力温存のためダブルストックを準備。
2023年05月03日 06:43撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 6:43
ここからは林道歩き。体力温存のためダブルストックを準備。
おぉーあれは竜馬ヶ岳。新緑がきれい。
2023年05月03日 06:49撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 6:49
おぉーあれは竜馬ヶ岳。新緑がきれい。
蕎麦粒山登山口を通過
2023年05月03日 06:58撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 6:58
蕎麦粒山登山口を通過
褶曲。ここはかつて海底だった。すごすぎる
2023年05月03日 07:03撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 7:03
褶曲。ここはかつて海底だった。すごすぎる
治山工事用の重機。大自然相手なのでとにかくでかい。牽引力2.5tf。ロープワークは必須だね。
2023年05月03日 07:11撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 7:11
治山工事用の重機。大自然相手なのでとにかくでかい。牽引力2.5tf。ロープワークは必須だね。
大自然と人類の挑戦。共生できるか。
2023年05月03日 07:18撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 7:18
大自然と人類の挑戦。共生できるか。
かみさんに現在地を知らせてみた。
2023年05月03日 07:27撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 7:27
かみさんに現在地を知らせてみた。
くの字の地層。横臥褶曲。すごい。10年位前に神尾にも見にいったな。すごすぎる。
2023年05月03日 07:34撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 7:34
くの字の地層。横臥褶曲。すごい。10年位前に神尾にも見にいったな。すごすぎる。
大札山がずいぶん遠くになった。
2023年05月03日 07:36撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 7:36
大札山がずいぶん遠くになった。
10年前より林道と法面の状態が全般に良くなってる気がする。
2023年05月03日 07:49撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 7:49
10年前より林道と法面の状態が全般に良くなってる気がする。
山犬段
2023年05月03日 07:54撮影 by  SH-02M, SHARP
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山犬段
山犬段休憩舎
2023年05月03日 07:55撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 7:55
山犬段休憩舎
室内はすごくきれい。素晴らしい。
2023年05月03日 07:56撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 7:56
室内はすごくきれい。素晴らしい。
蕎麦粒山へ向かう稜線。
2023年05月03日 08:27撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 8:27
蕎麦粒山へ向かう稜線。
あのとんがりが蕎麦粒山でないことが確定。
2023年05月03日 08:29撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 8:29
あのとんがりが蕎麦粒山でないことが確定。
蕎麦粒山
2023年05月03日 08:50撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 8:50
蕎麦粒山
山頂より。爽快〜。
2023年05月03日 08:52撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 8:52
山頂より。爽快〜。
先を急ぎ五樽沢コルを通過。
2023年05月03日 09:21撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 9:21
先を急ぎ五樽沢コルを通過。
うぉー気持ちいい稜線歩き。
2023年05月03日 09:50撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 9:50
うぉー気持ちいい稜線歩き。
三ツ合山
2023年05月03日 09:53撮影 by  SH-02M, SHARP
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三ツ合山
倒れてる
2023年05月03日 10:05撮影 by  SH-02M, SHARP
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倒れてる
バイケイソウの群生
2023年05月03日 10:07撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 10:07
バイケイソウの群生
無事下山。スマホがクラッシュし途中の記録無し。駐車はこちらではなくヘリポート側が正解。
2023年05月03日 15:43撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 15:43
無事下山。スマホがクラッシュし途中の記録無し。駐車はこちらではなくヘリポート側が正解。
罪滅ぼしではないが、ウッドハウスおろくぼをご紹介。いい感じ。
2023年05月03日 15:43撮影 by  SH-02M, SHARP
5/3 15:43
罪滅ぼしではないが、ウッドハウスおろくぼをご紹介。いい感じ。
スマホクラッシュ後の各地点の通過記録。高塚山へ確かに登頂。久々に脳みそが活性化した。
2023年05月03日 15:50撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 15:50
スマホクラッシュ後の各地点の通過記録。高塚山へ確かに登頂。久々に脳みそが活性化した。
思い出の記録。コンパスよほんと助かった。ありがとう。
2023年05月03日 15:52撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 15:52
思い出の記録。コンパスよほんと助かった。ありがとう。
計画のお蔭だ。いい経験をした。
2023年05月03日 15:53撮影 by  SH-02M, SHARP
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5/3 15:53
計画のお蔭だ。いい経験をした。
撮影機器:

感想

今回は久々に【サバイバルスイッチがオン】した山行きとなった。

元々は先月行った竜馬ヶ岳から見えた高塚山へ行きたくなったのがきっかけ。深南部デビューと、人生初の水平移動距離28km/日オーバーの目的もあった。

私のゴールデンウィーク初日でもあり出発からやる気満々だった。暗闇をひとり歩くのは正直恐いがそれを上回るワクワク感があった。

大札山は歩きやすく気持ちよかった。シロヤシオが開花していた。山頂では太陽が2つ見える珍しい現象「幻日」を初めて見ることができ、その左上に「縦の虹」とさらにその間に「龍雲」まで見えるという幸先いい感じであった。

山犬段へは10年位前に車で妻と幼い子供と来て以来。あのころは登山とは無縁であり、無計画に適当にやって来て、山側の法面工事中の傍や激しい凸凹のダートを車で通過しワクワクしたことをよく覚えている。かみさんはよく一緒に来てくれたなと思う。懐かしい。今は時が流れ登山に巡り合えていることに感謝しかない。

山犬段から蕎麦粒山までの稜線歩きは傾斜も緩やかで快適だった。蕎麦粒山からの眺めは素晴らしく、東側に富士山、安倍奥の山々を臨めた。順調々々。

五樽沢コルを過ぎ、三ツ合山付近からは素晴らしく快適な広々とした笹原の稜線歩きを楽しめた。気持ちいい〜。順調々々〜。

そして遂に高塚山に登頂。さあ記念撮影だぁーとスマホを取り出し操作しようとするも「うんともすんとも言わない」。一瞬でヤバい!!と思った。【スマホがクラッシュ】した。

即下山だ。焦りだす。だがこういう時焦ってはいけないことを思い出す。移動距離は過去最長だがピストンできる。行動時間は12時間越えだが日没までプラス2時間は余裕がある。行動食オンリーに切り換えるだけの備えもある。蕎麦粒山まで戻れれば、山犬段までは間違えようがない。蕎麦粒山南尾根を下るのは諦めよう。大札山は林道をエスケープすればいい。「蕎麦粒山まで確実に戻れるかが勝負!」。地形図もある。コンパスもある。以前はスマホ無しで地形図とコンパスのみで安倍奥の大光山辺りを初めて周回したりもした。あの頃が一番危ない時期で今の自分の方がまだまし。

まずは十分にエネルギーをチャージする。コンパスの使い方はどうだっけ?から思い出す。3年以上振り。地形図上で現在地と次の目標地点の方向にコンパスを合わせダイヤルのNを地形図上の磁北線に合わせる。確か地図上でだったよなあ。そして自分の操作が正しいか実際の目標物とコンパスの向きを見比べ検証してみる。よし大丈夫そう。

ボールペンで地形図に出発時刻を記録。高塚山10:40出発。行動計画から次の目標点までの所要時間を確認する。

コンパスを首にぶら下げて、さあ下山開始。絶対に尾根は外せない。分岐した尾根までの距離と地形を地図で事前に確認しながら進む。コンパスの指す方向も小まめに確認する。よし大丈夫そう。方向が正しいと確認できると安心感が違う。コンパスと地形図の力はすごい。
であれば集中力を切らさず、この状況と深南部の笹原稜線を純粋に楽しもう。最高〜。

いくつかのトラバースも過ぎ、三ツ合山、五樽を通過。時刻を記録する。そして蕎麦粒山についに到着。安堵した。

よし、であればいつもの「山頂ラーメン」を喰らおう。準備開始。蕎麦粒山山頂で堪能した富士山の眺望は行きのときとはまた異なり格別であった。また拉麺の味はとても美味しかった。

元気と自信が戻ってきた。未踏の蕎麦粒山南尾根を下りたくなってきた。コンパスの取扱いの感覚も戻って来てる。正直色んなことを考慮したが、行けると判断し南尾根を下った。(分かってはいるが、この場合に山屋の方々であればどう判断するかまた聞いてみよう。ダメだしをくらうだろうな)

蕎麦粒山南尾根はなかなかの急下降。個人的にはここを下りルートとして使わない方が良いと思った。危険箇所にはロープがあるが、とにかく落葉が多い。ザレてる。登りであれば問題ないと思うが。無事蕎麦粒山登山口に到着。ふぅー、満足。

大札山はパスし林道をエスケープ。とにかく林道は長かった。

そして遂に三ツ星天文台駐車場に到着。今回はとてもいい経験になった。大満足。今回の経験を糧にしたい。

駐車場でスマホが復活した。付いてる。
速攻かみさんに無事下山したことを連絡した。

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コメント

harumasayuuさん、はじめまして。

多分《三ツ合山》で銘板付けていてお目にかかった者です。
《高塚山》でスマホ故障との事で心配してました、《高塚山》登頂は記録無しでも当方が目視しております。何事も無く無事下山出来て何よりです、ではでは(^.^)/~~~
2023/5/14 9:52
C@mC@m.J@p@nさん
その節は初めてお話しでき楽しかったです。あのときはバックアップの地図とコンパスがあったので何とか無事下山することができました。いい経験になりました。
またどこかのお山でお会いできればと思います。
2023/5/14 20:22
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