秘境の紅葉と滝巡り大杉谷(大台ケ原〜シシ淵)桃の木山の家泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,567m
- 下り
- 2,567m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:50
天候 | 1日目:小雨のち曇り時々晴れ 2日目:曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この分岐から20km(1箇所工事で交互通行:信号あり) 大台ケ原ビジターセンター前駐車場:約200台 トイレ(寄付:一人一回100円)・売店・自販機あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
大台ケ原駐車場から日出が岳山頂までは危険個所なしのハイキングコース。 日出が岳山頂から堂倉滝までは急傾斜の下りが続き、その先も、渓谷沿いの急な下り&鎖場多数、滑落危険あり、歩行はゆっくり慎重に! 帰りは一気に1000m強を登り返すハードなコースになるので、体力や時間配分をじっくりと考える必要あり。 |
写真
感想
今回は先日、友人のshingo523さんが大台ヶ原の駐車場スタートの大杉谷を下山し、猪ヶ淵を折り返し、大台ヶ原の駐車場に戻るという、驚異的な山行きの報告を受け、おっさんコンビは桃の木山の家に一泊の設定で同コースを体験してきました。
1日目は大台ヶ原ドライブウェーを走行時に小雨が降る、先月の剣山遠征(風雨激しく、最悪登山でも、予報は快晴)を思い出し、若干の不安がよぎる。
でも、駐車場到着すると、小雨も止んでおり、雲海と朝日が見られ、早々に支度を整え、日出ヶ岳に向かう。
朝もやに包まれ、幻想的な登山道を快調に進み山頂に。
雲海と朝日の熊野灘が好天の予感、大杉谷へ下山開始(登山?)。
コンクリート製木道が雨に濡れており、相当滑る、慎重にシャクナゲの群生する急斜面(春は見応えがありそう)を堂倉小屋に向けひたすら下る。
所々にある、鎖場や木の根の崖を無事越え、堂倉小屋到着、若干、タイムロスがあり、12時に桃の木小屋に着くのは厳しいかも!
と、思いつつ、大杉谷に突入する。
堂倉滝までは木の根が張り出した激下りの連続、途中、桃の木小屋からの登山者とすれ違い、登山道状況などを聞きながら、濡れて滑りやすい鎖場なども慎重に降りて行き、堂倉滝到着。
写真撮影もそこそこに、疲れの見え始めた足を気にしながら、桃の木小屋までの下山を急ぐ。
当初は千尋滝を折り返しに考えていましたが、堂倉滝出発時点で無理と判断。
猪ヶ淵の折り返しは死守しようと光抱・大崩落地・七ツ釜滝と順調に下り、予定より1時間遅く桃の木小屋に到着。
昼食を摂り、荷物をデポし、身軽で猪ヶ淵に向かう。
岩場の鎖場が多数ある、危険な個所の連続で気が抜けませんが淵や渓谷、滝と絶景の連続に疲れも癒され、足の疲労がピークにきた頃、猪ヶ淵に到着。
絶景をしばし堪能し、桃の木小屋に登り返しを始める。
ここまで、1300m程、下ってきたせいか、登りの力がなかなか出ず、やっとの思いで桃の木小屋に到着したのは午後4時過ぎでした。
お風呂に入れ、着替えを済ませ、食事前にビールでお疲れ様の乾杯をし、今日の疲れを癒し、夕食で明日の活力を得て、9時前にはぐっすり休んでいました。
2日目は朝食もおいしく頂き、名物のちまき弁当をもらい、山頂に向け登り返しの登山開始。
今日は昨日、急いで下って来た為、写真撮影もあまり出来ずにいたので、ゆっくり景色を堪能しながらの登山になりました。
昨日と同コースですが、下りと登りでは景色見え方が違い、被写体が多すぎてなかなか前に進まない牛歩登山となりましたが、渓谷のエメラルドグリーン、紅葉の赤や黄色、常緑樹の鮮やかな緑と滝の白。
時間はかかりましたが良い山行きができたと喜んでいます。
今回の教訓は『登山はやはり登りから!』でした!
下りからの登山だと足の疲労感が倍増するみたいで、登ってから下る普通の登山がお勧めです。笑
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