茅ヶ岳・金ヶ岳〜深田公園からクララの湯

2014年11月15日(土) [日帰り]

• GPS: 05:15
• 距離: 11.2km
• 登り: 970m
• 下り: 1,182m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:10

9:13 深田公園
10:08 10:09 女岩
10:43 10:43 深田久弥先生終焉の地
11:02 11:12 茅ヶ岳
11:26 11:28 石門（岩門）
11:51 11:51 観音峠分岐
11:54 11:54 金ヶ岳（南峰）
12:03 12:22 金ヶ岳
13:31 13:31 林道前山大明神線出合
13:41 13:41 金ヶ岳登山口
14:23 ハイジの村クララ館

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「26　金峰山・甲武信」（2012年版）
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド14　山梨県の山　「52　茅ヶ岳・金ヶ岳」

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→八王子→韮崎　(JR横浜線・中央本線)　特急スーパーあずさ　1,944+1,700
韮崎駅→深田公園　(山梨峡北交通)　茅ヶ岳みずがき田園バス（茅ヶ岳ルート）　510


起点：深田公園
終点：ハイジの村　クララ館

ハイジの村クララ館→韮崎駅　(山梨峡北交通)　茅ヶ岳みずがき田園バス（みずがきルート）　510
韮崎→町田　JR中央本線・横浜線　特急はまかいじ　1,944+2,350

※茅ヶ岳みずがき田園バスは、2014年は11/23で終了

コース状況／危険箇所等

○深田公園〜茅ヶ岳
・危険箇所なし。迷うところもなかった。
・女岩から稜線に出るまでの道は、この時期特有だが、たくさんの落葉で道が覆われて道が見えにくくなっている。特に下りは注意。
○茅ヶ岳〜金ヶ岳〜クララ館
・茅ヶ岳から金ヶ岳と、金ヶ岳から明野に下る道の前半は、爆裂火口の縁に沿って歩くので、岩が多く道は細めで、道の脇が切れ落ちている箇所が多い。慎重に。
・道ははっきりしているので迷うところはない。
・明野ふれあいの里からクララ館への案内は見当たらなかった。
　ただ周囲は畑で見晴しは良く、正面に南アルプスを見ながらしばらく下って、広い道を左に曲がればハイジの村が見えてくると思う。

その他周辺情報

○温泉　ハイジの村クララ館　クララの湯　820→720(バス利用でもらえる割引券で100円引)
　旧称：明野ふるさと太陽館

写真

11/15 8:37

茅ヶ岳と金ヶ岳。
中央本線の車窓から。

11/15 8:39

韮崎駅で降りる。
乗ってきたのはスーパーあずさ1号。

11/15 8:46

韮崎駅でバスに乗る。
バス停に長い行列が出来ていたが、ほとんどは瑞牆山方面で、茅ヶ岳行きの人は少なかった。
数週前は茅ヶ岳行きの方が混雑していたらしい。

11/15 8:55

バスの車窓から。
後ろには南アルプス。
撮り損ねたが富士山もよく見える。

11/15 9:08

駅から直行で20分ほど。
深田公園の駐車場に到着。

11/15 9:13

深田公園行きのバスは1日1本のみ。
今年は11/23まで。

11/15 9:13

深田公園の駐車場。
多くの車が停まっている。

11/15 9:17

まずはここへ。
深田記念公園。

11/15 9:17

「百の頂に百の喜びあり」
自分の場合は低山主体で3百近く。
たくさんの山に登れば登るほど、この言葉が実感できます。

11/15 9:29

登山口近くは紅葉真っ盛り。

11/15 9:29

序盤は紅葉を眺めながら緩やかな登り。

11/15 10:01

少し登ると、もう紅葉はすっかり終っている。

11/15 10:08

女岩へは立入禁止。
ここまでコースタイムは90分になっていたが、登りが遅い自分でも1時間かからなかった。

11/15 10:17

女岩を過ぎると、落葉の急坂。
登って着た道を振り返る。
下りだと道がわからなくなりそうなほど、落葉が積もっている。

11/15 10:26

足首まで埋まるほど深く積もった落葉。
先週の雨で散ってしまったのだろうか。

11/15 10:29

時折冷たい風が吹き抜ける、落葉の登り坂。

11/15 10:39

しばらく急坂を登ると、稜線に出る。

11/15 10:43

尾根筋を少し登ると、深田久弥先生終焉の地。

11/15 10:51

尾根筋からは、振り返ると素晴らしい眺め。
すぐ隣には曲岳と黒富士。

11/15 10:52

そして、富士山。

11/15 10:54

南側の眺め。
すぐ下の太刀岡山が目立つ。

11/15 10:54

昨年登った太刀岡山。
すごい傾斜。

11/15 11:02

茅ヶ岳の山頂に到着。

11/15 11:03

おなじみの丸型。
背後には金ヶ岳。

11/15 11:03

新旧並んで山梨百名山。

11/15 11:06

北東側は、金峰山と瑞牆山。

11/15 11:06

瑞牆山。

11/15 11:06

金峰山。

11/15 11:06

これから向かう金ヶ岳。
けっこうな急斜面。

11/15 11:07

八ヶ岳だけは雲の中。

11/15 11:07

南西側は南アルプス、地蔵岳のオベリスクが見える。

11/15 11:08

南側には富士山と甲府盆地。

11/15 11:08

富士山。

11/15 11:12

山頂は広くて休憩するには良さそうだが、霜柱が融けて一面どろんこ。
冷たい風も吹いていて寒いので、少し休んて眺めを楽しんだら、先に進む。

11/15 11:22

山頂付近は霜柱がたくさん。

11/15 11:25

急斜面を下った後、岩だらけの道を登り返す。

11/15 11:26

巨岩の門を通り抜ける。

11/15 11:28

この門はこんな巨岩の下にある。

11/15 11:33

門を潜って少し登った先にある岩の上から。
富士山と茅ヶ岳。

11/15 11:34

これから登る金ヶ岳。
まだ岩だらけの急坂が続く。

11/15 11:35

茅ヶ岳と金ヶ岳の間の谷。

11/15 11:35

隣の曲岳。

11/15 11:51

金ヶ岳の南峰。
三角点、ではなく北杜市と甲斐市の境界標。

11/15 11:54

金ヶ岳の南峰から、茅ヶ岳。

11/15 11:54

富士山と茅ヶ岳が上下に並ぶ。

11/15 12:03

金ヶ岳の山頂に到着。

11/15 12:03

金ヶ岳からの富士山。

11/15 12:17

金ヶ岳からの富士山。

11/15 12:18

展望は南側のみ。
広大な甲府盆地。

11/15 12:22

金ヶ岳の山頂。
そこそこ広い。

11/15 12:25

明野ふれあいの里に向かって下る。
道は細く、道脇は切れ落ちているが、眺めがいい場所が多い。
南アルプスの眺め。

11/15 12:35

金ヶ岳の南峰。

11/15 12:37

滑落注意が滑落している・・・

11/15 12:37

ここが注意箇所。
片側が大きく崩れ落ちている。

11/15 12:38

崩落地のあたりからは、八ヶ岳がよく見える。

11/15 12:38

八ヶ岳。
この日は一日中雲の中だった。

11/15 12:39

金ヶ岳と茅ヶ岳。

11/15 12:40

茅ヶ岳。

11/15 12:46

尾根筋の細めの道には巨岩が点在する。

11/15 13:08

赤い実。

11/15 13:16

下の方に降りてくると、カラマツの紅葉がいい感じ。

11/15 13:19

そういえば、この山はカエデ・モミジを見かけない。
こういう赤は少ない。

11/15 13:23

アカマツ林の木漏れ日の道に、黄色の落葉。
気持ちいい道。

11/15 13:31

林道に飛び出す。

11/15 13:32

明野ふれあいの里へはこのゲートの方へ。
その前に・・・

11/15 13:33

林道の紅葉と茅ヶ岳。

11/15 13:35

途中、何も案内がない広い道があった。
どこに続いているのか。
防火帯かな？

11/15 13:41

明野ふれあいの里の登山口。

11/15 13:41

明野ふれあいの里を過ぎると、富士山が見えてくる。

11/15 13:45

ススキと富士山。

11/15 13:48

道沿いには桜の木。
葉は真っ赤。でもほとんど散ってしまっている。

11/15 13:50

真っ直ぐな道を下っていく。

11/15 13:53

東大宇宙線研究所の前を通り過ぎる。

11/15 13:57

正面の甲斐駒は雲の中。

11/15 14:03

しばらく下ると、右手側も開けてくる。
八ヶ岳の雄大な眺め。

11/15 14:03

明野からの八ヶ岳。

11/15 14:03

甲斐駒と鋸。

11/15 14:06

平地で360度の展望。
こっちは南アルプス。

11/15 14:10

南アルプスの山並。

11/15 14:11

振り返ると、金ヶ岳と茅ヶ岳。

11/15 14:16

しばらく真っ直ぐな道を下った後に左折すると、正面に富士山。

11/15 14:20

ハイジの村。
明野ふれあいの里からここまでの案内は、見当たらなかった。

11/15 14:22

クララの湯へ。
旧称、太陽館。

11/15 14:23

クララ館のクララの湯。

11/15 14:23

中に入るとクララがお出迎え。
・・・クララが立った！

11/15 14:30

クララの湯。
南アルプスと富士山が見える。
女湯からは南アルプスと八ヶ岳が見えるらしい。

11/15 15:17

クララ館は抜群のロケーション。
残念ながら食事処はすでに終了していた。

11/15 15:52

クララ館からバスで韮崎駅に戻る。

11/15 15:55

韮崎駅からの金ヶ岳と茅ヶ岳。

11/15 16:18

韮崎のニーラ。

11/15 16:22

駅の入口にもニーラ。

11/15 16:20

韮崎駅から、夕暮れの富士山。

11/15 16:23

夕暮れの韮崎駅。

11/15 16:27

韮崎駅のホームから、金ヶ岳と茅ヶ岳。

11/15 16:28

韮崎駅のホームから。

11/15 16:29

帰りの特急は「はまかいじ」に乗れた。
松本から横浜に行く、土日のみ1日1本だけの特急。
乗り換えなしで帰れてラクチン。

11/15 16:35

中央本線の車窓から。
久々の快晴の1日だった。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

久々の晴れの週末。
紅葉には少し遅いが、茅ヶ岳・金ヶ岳へ。

車で行くか電車で行くか前日まで迷っていた。
事前に調べたところでは、金ヶ岳から明野方向の火口の縁は是非歩いておきたいし、深田記念公園にも行っておきたい。
深田公園に車を置いて周回すると、明野に下ってから深田公園に戻るまでに2時間近くも長い林道歩きがあるようだ。
かといって、電車だと明野に下ってからのバスが少ないので、時間を気にしながら歩かないといけなくなるし、何より韮崎駅から歩いて行けるところに温泉がないし・・・

と、思っていたら、ハイジの村クララ館のクララの湯（以前の名前は明野ふるさと太陽館の茅の湯）が、明野の登山口から3キロほどのところにある。
これくらいなら歩いて行けそうだし、ここは韮崎駅行きのバスも停まるので、本数が少なくても温泉に入りながら時間を潰せる。
というわけで、電車で行くことにした。

結果的にはこの選択は「当たり」だったと思う。
このコースで一番楽しめるのは、金ヶ岳から明野ふれあいの里への道。
前半は火口の縁の岩が多い細い道だが、展望が素晴らしい道、後半は木漏れ日が心地いい紅葉の樹林帯。

意外だったのは、明野ふれあいの里からクララ館までの道。
ほぼ舗装路歩きだが、眺めが素晴らしい。
民家すらほとんどなく、周囲はひたすらに畑。
正面に南アルプス、右手に八ヶ岳、左手に富士山、振り返ると金ヶ岳と茅ヶ岳。
下山後にほぼ360度の展望というのも珍しい。

久々に一日中いい天気で、とてもスッキリな山行だった。

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/ZYAGvynhRz4GBVAf7