奥多摩から秩父へ飛龍山テント泊縦走(丹波山〜丹波天平〜熊倉山〜飛竜山〜将監峠〜和名倉山〜秩父湖)

2023年05月05日(金) ~ 2023年05月06日(土)

• GPS: 15:38
• 距離: 33.1km
• 登り: 2,452m
• 下り: 2,517m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:54

9:33 スタート地点
11:10 11:10 丹波天平
11:45 11:45 丹波山
12:05 12:12 サオラ峠
12:51 12:51 熊倉山
13:52 14:06 露岩
14:10 14:16 前飛竜
14:43 14:45 飛龍権現神社
15:03 15:03 飛龍山
15:07 15:09 三等三角点飛龍山
15:10 15:25 飛龍山
15:36 15:37 飛龍権現神社
15:40 15:45 禿岩
16:12 16:12 大ダル
17:27 将監小屋

2日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:13

5:27 将監小屋
5:35 5:36 将監峠
5:46 5:46 牛王院平
5:53 5:54 山ノ神土
6:22 6:22 リンノ峰
6:38 6:38 西仙波
6:51 6:57 東仙波
7:18 7:18 吹上ノ頭
7:35 7:36 八百平
7:45 7:47 川又分岐
7:58 7:58 二瀬分岐
8:12 8:13 和名倉山
8:27 8:27 二瀬分岐
8:41 8:41 北ノタル
9:10 9:10 ピーク１６８４
9:29 9:29 造林小屋跡
10:03 10:03 反射板
10:20 10:21 ピーク１００７
10:51 10:52 大洞川吊り橋
11:20 11:31 秩父湖バス停
11:40 秩父湖バス停

天候

5日　ほぼ無風快晴
6日　晴れ　稜線は風強め　
夏の陽気でした

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　奥多摩8:35発　丹波山小学校9:30頃着
帰り　秩父湖11:53発西武秩父行き12:55頃着

コース状況／危険箇所等

丹波山〜丹波天平　急登　危険箇所は無し
丹波天平〜サオラ峠　歩きやすい尾根道　天国
サオラ峠〜熊倉山　激しい急登
熊倉山〜飛龍山　途中の岩場は少し危険。展望はサイコー
飛龍山〜将監峠　倒木が多く歩きにくい箇所あり
将監峠〜和名倉山　地形が目まぐるしく変わって退屈しません。
和名倉山〜秩父湖　激下り。不明瞭な箇所が多い。ピンクテープを頼りに進みます。ピンクテープをロストすると遭難のリスクが跳ね上がるので、集中して通過すること

その他周辺情報

将監小屋　テン泊1000円

写真

5/5 8:30

奥多摩駅　大混雑　丹波山方面行きのバスも臨時便が出ました

5/5 9:33

丹波小学校　降りたのは私だけ

5/5 9:36

丹波小学校

5/5 9:37

登山口の取りつきが分からなくてウロウロ。まさか小学校の裏が登山口とは

5/5 9:49

地図の高低差から急なのは分かってました

5/5 10:15

新緑が眩しい

5/5 11:07

尾根に合流

5/5 11:08

丹波天平(たばてんでえろ) 確かに平な地形

5/5 11:11

丹波天平のGPS上でのピーク　手書きの山頂標識のみ

5/5 11:15

山の上にいることを忘れそうになる景色

5/5 11:22

カタクリも咲いていました。(のちにスミレと教えていただきました

5/5 11:50

サオラ峠　今回のルート上唯一通ったことのある場所。　以前は三条方面から丹波山温泉に抜けました。

5/5 12:47

熊倉山　超絶急斜面

5/5 12:52

熊倉山山頂

5/5 13:10

だんだん奥多摩から奥秩父の景色になってきた

5/5 13:31

岩場の急登

5/5 13:36

岩場を登りきると大展望！

5/5 13:36

富士山も見えた。期待していなかったから驚き

5/5 13:50

登り再開。いやーキッツい

5/5 13:53

岩尾根分岐

5/5 13:54

ここも素晴らしい。富士山もばっちり

5/5 13:55

左は奥多摩方面

5/5 13:56

正面は神奈川

5/5 13:56

右は山梨

5/5 13:56

右後方は南アルプス

5/5 13:56

あとは八ヶ岳も

5/5 14:07

富士山見るだけならもう一段上がった方が展望良かったです

5/5 14:11

前飛竜1945m シャクナゲに覆われて展望なし

5/5 14:14

あれが飛竜山

5/5 14:27

もう完全に奥秩父

5/5 14:32

これまた急

5/5 14:43

飛龍山手前の飛竜権現という場所。ここから飛竜山にアプローチします。縦走できそうな気がするので荷物を持って

5/5 14:52

意外と遠い

5/5 15:05

飛龍山山頂到着

5/5 15:08

飛龍山から富士山方面。肉眼だと見えてるんですが写真だと写らないですね。

5/5 15:14

この先にショートカットできそうなログがあるんですけど

5/5 15:21

道がない。どうあがいてもダメだ。諦めて登り返します。

5/5 15:36

飛龍権現まで戻ってきました。これは荷物デポでのピストンが正解でしたね。

5/5 15:38

禿岩なる場所が。行ってみます。

5/5 15:40

さっきの岩場以上の大展望！　これは奥多摩イチかも

5/5 15:41

禿岩からパノラマ

5/5 15:42

当然富士山もばっちり

5/5 15:44

南アルプスも

5/5 16:04

さっきのショートカットの反対側の入口はこの辺のはず。見当たらない。。無理しないで正解でしたね。

5/5 16:05

見えている山も登れますが今回はパスします

5/5 16:06

松ぼっくりも種類が変わった。あまり見ない

5/5 16:25

ルートが崩落している。慎重に。

5/5 16:27

ここは完全崩落。上に迂回します。

5/5 17:09

また地形が変わった　そして日が傾いてきた。

5/5 17:16

小屋へ

5/5 17:25

到着　予定よりきっちり1時間オーバーでした。

5/5 17:55

テント場はこんな感じです。　1泊1000円

5/5 17:56

トイレ

5/5 17:59

水場

5/5 18:02

とりあえず無事到着おつかれさまです。

5/5 19:00

レバニラ炒めを作ったりしてまったり過ごします。

5/6 5:02

2日目。めっちゃ爆睡してしまった。

5/6 5:29

予定より30分遅れてスタート

5/6 5:40

日が登った

5/6 5:46

歩きやすい、理想的な縦走路です。

5/6 5:50

正面は大菩薩　すぐ右に富士山

5/6 5:53

山の紳士？(かと思ったら山の神土でした) ここから白石山（和名倉山）へ

5/6 6:05

延々と笹をかき分けて進みます。これは夏だったら朝露でずぶ濡れだったかも。

5/6 6:11

2日目は天気は下り坂かと思ってたけど。富士山が見えるとは

5/6 6:47

ここも展望

5/6 6:47

富士山、笠雲を被っている。明日はやっぱり雨か

5/6 6:49

5/6 6:53

東仙波

5/6 6:55

ここは東の尾根にも怪しい踏み跡があるけど北上が正解。東に下りると遭難確定コース。行かないように枝でバツしてみる

5/6 7:07

このワイヤーは何だろ？あちこちにある

5/6 7:13

まだある　数100mは続いているか

5/6 7:33

ワイヤー多すぎて良く分からないことになってる

5/6 7:46

川又分岐。とありますが川又方面はほぼノートレース

5/6 7:56

白樺の皮が落ちてる。たき火の着火剤になると聞いたことがある。今度のキャンプで試してみようかな

5/6 7:57

二瀬分岐にやっと到着。ここから和名倉山へ　今回はピストンで

5/6 8:09

景色的に山頂に向かってる気がしない

5/6 8:12

和名倉山到着　日本200名山です。

5/6 8:13

山頂は展望ゼロ。屋久島のような原生林に覆われています。

5/6 8:28

分岐まで戻ってきた。途中にあった二人パーティと長話をしてしまいました。西御殿岩という場所も展望良いとのこと。今度の楽しみにします。

5/6 8:35

北八ヶ岳のように苔むした世界

5/6 10:03

ここから激下り

5/6 10:25

枝尾根が多くて迷い安い。ピンクリボンを頼りに進みます。

5/6 10:44

ダム湖が見えてきた

5/6 10:48

ダム湖を渡るつり橋

5/6 10:50

山から吹き下ろす風が心地良い。

5/6 10:56

やっと登山道終了。かなり嬉しい

5/6 11:06

二瀬ダム

5/6 11:10

ダムの上を歩いて通過。通って良いのか戸惑う

5/6 11:12

ダムを上から。車だと見れない角度で

5/6 11:23

バス停ついたー

5/6 11:24

バスは30分後　着替えたり水分補給したり。あとは散策します。ダムカード貰えるのかな。管理事務所を探しに行きます。

5/6 11:29

なかなかの迫力

5/6 11:42

え、ダムカードはコロナの影響で配付していないの？　と思ったら対面での配付をしていないのね

5/6 11:42

まさかご自由にお持ちください方式とは。（当然1人1枚まで）

5/6 11:43

管理事務所、ダムの近くと思って探し回ったのに、バス停の裏でした。こんな灯台下暗し

5/6 12:55

バスで秩父へ　西武秩父線は5週くらい連続で乗ってる気が

5/6 13:03

おつかれさまでした

感想

MORIZO

ゴールデンウイークだし、せっかくなので子供と出かけようとするも。「見てないドラマが溜まっているから」と振られてしまい、それならと行っていない山ストックから急遽選ぶことに。

遠方は難しいので、近場の奥多摩へ。
基本ソロだと未踏ルートを選択しますが、奥多摩の未踏はあと2か所くらい。
そのうちラスボスとして取っておいた飛龍山についに挑むことにしました。

ゴールデンウイークの山はどこでも混んでると思いましたが、道中で出会ったのは数人。テント泊した将監小屋もキャパの半分以下でした。
飛龍山はなんとなくハードな気がしていましたが、実際その通りで、和名倉山までつなぐルートはテント泊装備ということもあって、最近では一番つらかったです。
その分、展望あり、地形が目まぐるしく変わったり（樹林帯、岩稜帯、シャクナゲ、笹、草原、苔むした樹林帯）、飽きることありませんでした。

下りた後に感じた充足感は北アルプスの大縦走並みですね。
初心者お断りの玄人好みのルートなのでオススメしにくいですが、静かな山歩きをしたい方にはおすすめです。

コメント

ドンソク

モリゾーさん、お疲れ様です。
恐縮ですが気付いてしまったので…。
・写真62:「山の神土」です。確かに「山の紳士」に空目しますね。
・写真69：これは写真68の東仙波の標識の後ろに映っている「カバアノ頭」への踏み跡です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5459046.html
まぁ「×」を置いてもわかっている人は構わず行くでしょうから問題ないと思います。
あと写真11はカタクリではなくスミレ系の花と思いますが、何というスミレかはわからないです。

MORIZO

ドンソクさん

早々のご指摘ありがとうございます。
写真のコメントは修正させていただきます。
残念ですが×で置いてきた枝は修正できないので皆さんに気づきでお願いしたいです。本ルート以外にも色々あるんですね。ホントベテラン向きのルートですね。
改めてありがとうございました。