越敷岳 《九州百名山》
- GPS
- 05:22
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 875m
- 下り
- 866m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:23
天候 | 曇り一時霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
越敷岳は険しい岩の上、登山道は整備されているが滑りやすい |
写真
感想
緩木神社登山口の駐車場は9時の時点ですでに満車、もう少し詰めて止めてくれればあと1、2台は止められそうなのだが・・・仕方がないので緩木神社の駐車場に置きに行き、林道を歩き始めた。直ぐに緩木山方面の道と分かれ越敷岳方面への道に入った。暫く行くと砂防堰堤に達し林道終点となり登山道が始まった。岩混じりの登山道で、少し進むと“仙人枕”と云う大岩があった。斑状流紋岩の崩壊岩で伝説では、昔越敷岳に住む仙人が枕にして寝たと伝えられている。10分程進むと左手に明神ノ滝が出て来た。落差88mあると云うが見えているのは最下部のみで流量も少なく迫力はなかった。
谷筋の急坂を登って行くと御聖洞と挟み岩の分岐があり御聖洞方面に進んだ。岩の重なる洞窟で高源寺開祖の永壽法印が修行した聖地であると伝わる。上部にも挟み岩方面の分岐があり行ってみると一刀石のように割れた大岩があり隙間を行くそうだが相当細い人でないと無理なようだ。いつしか霧の中に入ってしまいガスっぽい。大分・熊本県境の鞍部に乗り上がり越敷岳に向かった。越敷岳の山容は険しく急斜面に大岩を乗せたイメージで大岩の両側に登山道があり時計回りに進むと岩の割れ目があり、下に回り込んで隙間を登った。山頂大岩の裏側に回り込んで祠が二つ並ぶ展望地に到った。奥の岩場から四辻(1,446m)や筒ヶ岳(1,293m)の展望があり霧が出ていたがガスが飛び見通しが利くようになっていた。
少し先が越敷山(1,065m)山頂で山頂標識が幾つもあり、此処にも祠があった。修験道の山で行者が祈ったのだろう。祠に埴輪が置かれいるのがご愛敬だった。大分のご夫婦が休憩しておられた。奥さんは今日が誕生日と云うことでケーキを持ってきておられた。越敷岳から西にある群山への縦走を目指したが険しい山陵に登山道を見出だすことができず断念した。北側の道を通って直下に下りた。御神水が洞窟の奥に水音を立てていた。
稜線分岐に戻り東側の稜線に踏み出した。直ぐに越敷岳東峰(1,022m)に到り、振り返ると越敷岳の偉容が望めた。登り返して長尾山(1,107m)は、今日の最高峰で4等三角点「長尾」の金属標が置かれていた。展望は得られなかった。登山道には名残のミツバツツジと石楠花が綺麗だった。アケボノツツジもあるようだが既に花期は過ぎていた。次のピークはP1136で山名はないが今日の最高地点となる。南西に進み三ツ尾に達した。祖母山への県境尾根から分かれ緩木山への尾根に踏み出した。なだらかに高度を下げ高城(たかしろ1,060m)に達するはずだが知らないうちに通り過ぎてしまった。小ピークを幾つか越え緩木山(1,046m)直下に到ると山頂への道が分岐していた。山頂には3等三角点「高城」があったが展望は利かない山だった。
分岐に戻り緩木神社に向けて下山に掛かると右手に元宮の分岐が現れた。見上げても何処にあるのか分からずパスした。その先に葉五輪塔展望台の分岐があったがまたガスっているので此方もパスした。谷筋を下って行き堰堤が現れると林道となり登山口駐車場に戻ると3人の登山者がいた。緩木神社に参拝し登山を終えた。
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