大和葛城山〜二上山:リハビリ山歩き卒業検定合格!
- GPS
- 06:23
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 6:22
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はとくになし。 竹内峠の二上山への取りつきでプチ迷い。道標とヤマレコアプリの案内が食い違い、戸惑った。ヤマレコアプリに従ったが、結局、変なところ(古い道?)から登ってしまったらしい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
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感想
長らく山から遠ざかっていましたが、最近になってふたたび山へ行くようになりました。が、いまの自分がどれくらい歩けるのかよくわからないので、“リハビリ山歩き”と称して明神山や二上山、龍王山、信貴山、山の辺の道(これは山歩きじゃないですね)などを歩いて少しずつ足を慣らし、鍛えてきました(つもり)。
今回の葛城山からダイトレ経由二上山までの山行は、その総括です。もし、これが完歩できたら、リハビリ山歩き卒業ということにしようと、いわば「リハビリ山歩き卒業検定」と自分のなかで位置づけてのチャレンジです。
健脚の人から見たら、そんな総括とはぬるいなーと思われるでしょうが、そこはそれ、人それぞれのレベルというものがありますので、どうか広い心で受けとめてくださいね。(#^^#)
ダイトレは途中エスケープを多く取れるので、もし完歩できずギブアップとなった場合でも何とかなるかなと考えての選択でもありました。
さて、ゴールに車をデポ(?)しておいてから電車とバスで葛城山の登山口へ。奈良県人なのに葛城山は自力で登ったことがなく、今回が初めてです(ロープウェイでは行ったことあり)。初級者向けという櫛羅の滝コースで登ってみることにしました。
初級者向けなら大丈夫だろうと思ってのことでしたが――このコース、けっこうハードじゃないすか!?(@_@) 部分的にはかなりの急登があり、関東でいえば高畑山への登りを思い出しました(昨秋まで東京在住につき)。あれがずっと続いている感じでアキレス腱のばし大会となり、けっこうシンドイ。さらに山頂直下の急階段がまたキビシー。山頂に着いたときは、これでホントに二上山まで行けるのかとちょっと心配になりました。
今回、卒業検定を葛城山にしたのは、いうまでもなくツツジ狙いのためでもあります。が、残念ながらピークは過ぎていました。ま、それでも遠目には十分堪能できましたが。
葛城山からはダイトレに突入。いよいよここからが本番。ダイトレも初めてです。やはり山頂直下にかなり急な階段が。葛城山側からは下りとなりますが、逆方向で登ってくると、ここまでさんざん疲れた末にこれが出現とは相当キビシーですね(すれ違ったご婦人が「こんなの信じられない!」と叫んでおられました)。
とはいえ、私は下りの階段が(も)苦手なので、やはりツライ。一段ずつゆっくり確実に下りていきます。もうジジイですから、踏み外したら年寄りの冷や水になっちまいますからね。今回はとにかく完歩することが目標です。
下り階段がひと段落してからは快適な縦走路歩きが続きます。道もよく、気持ちよく歩が進みます。ただ、低山なので眺望がないのが残念。
忍海道分岐、持尾辻、久保辻と順調に通過(持尾辻手前で昼食を軽く食する)。葛城山からは基本下りなので逆方向よりは基本楽と思われます。道は奈良県側を歩いているかと思えば、気がついたら大阪府側を歩いていたりし、いつ変わったのか、ちょい不思議な感じ。
途中ですごく速い女性に抜かれました。二度も(笑)。一度抜かれてから、分岐で行先を確かめておられたところを私が抜き、しばらくしてまた抜かれたのでした。まるで飛ぶように歩いていかれ、大変な健脚とお見受けしました。
どこかの分岐を過ぎると、また階段が。こんどは登りです。しかも、この階段、相当急で、かつ長い。ハンパないぞ、と喘いでいるところに、うしろからトレランの人が追いついてきたので道を譲ったら、「これを登ったら岩橋山ですね」と教えてくださいました。
そうか、これが噂の岩橋山への登りだったのか! 道理でキツイはずだ。ダイトレ3大急登といわれるだけあるわ。ということは、さっきの分岐は岩橋峠だったのか。途中までそうとは知らずに登っていたわけで、結果的には知らぬが仏というやつで、そのほうがよかった気がします。(#^^#)
ハアハアいいながら岩橋山に到達、何人か休憩されていました。私はなんとなくそのままスルー。こんどは急な下り階段です。岩橋山はどっちからアプローチしてもキツそうですね。
岩橋山を過ぎれば、だんだん先が見えてきた感じです。次の目標地点は平石峠。道はずっと下っていくので、そのまま平石峠につくのかと思っていたら、また登りが。やれやれ。ま、縦走路といえども多少の登り下りはありますからしょーがないですね。
平石峠で小休止したのち、さらに歩を進めます(平石峠にベンチがほしかった)。こんどの目標地点は竹内峠です。そこまで行けばもう二上山エリア、完歩が見えてきます。
道がアスファルトになり、下のほうから車が行き交う音が聞こえてきたら竹内峠です。竹内峠ではいったん竹内街道のR166に出ました。が、ここでプチ道迷いしました。道標が示すダイトレルートに向かって歩いていったら、ヤマレコアプリが「ルートから外れたようです」と警告するではありませんか。
「道標はこっちなのにおかしいなぁ」と思いつつも、戻って、ヤマレコのルート図が示す通りに歩いていきます。すると「竹内街道入り口」というゲートがあったので、「ああ、ここか」と進んでいくと、ふたたび「ルートから外れたようです」が。
なんだなんだ、と再度ルート図を見ると、たしかに外れています。どういうこっちゃ?と首をひねりつつ、またしても戻って、ルート図が示す道を探したところ、道標も何もない、ほとんど草むらに隠れた細〜〜い道がようやく見つかりました。どうやらこれか、と登り始めたら「警告解除」とお許しが出ました。
しかし、どうも変な道です。だんだんヤブ漕ぎになってくるし、取りつきが異様に急だし。あとから思えば、これは使われなくなった旧道だった気がします(あるいはバリエーションルートか)。より登りやすいルートが道標の示すほうにあったのではないでしょうか。
(追記:あとで確認したところ、今回登った道より西へ400メートルほど行ったところから登る道が現在のダイトレルートになっていました)
そんなこんなで、ようやく岩屋峠に。一昨日もきたところだし、ここまでくればもうこっちのものです。が、「百里の道を行くに九十九里をもって半ばとせよ」という先人の箴言を思い出して、気を抜かずに歩きます。ここで転倒するなどトラブったら元も子もありませんからね。
祐泉寺を過ぎれば、事実上、山歩き終了です(アスファルト道になるので)。そして傘堂を経て、ついに今朝車を置いた場所へ無事帰着しました。リハビリ山歩き卒業検定合格です!
足のほうも心配された膝横痛やアキレス腱痛、左足首痛などが出ることなく、トラブルフリーで歩き通すことができました。健脚の人からすれば、大したことないのですが、いまの私にとっては大きな自信となる山行でした。山々に合掌。
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